KUTVニュース

「労災隠し」問題 高知県建設業協会 会長代行を新たに選任

高知市の建設会社が去年、工事現場で作業員が大けがをした事故の報告を怠っていたことが分かりました。この会社の社長は県建設業協会の会長を辞任していて、7日に会長代行が新たに選任されました。

高知市の建設会社「轟組」によりますと、先月、高知東部自動車道南国安芸道路の工事現場で、クレーンで吊るした重さ100キロの木の型枠が落下。男性作業員に当たりました。男性作業員は下請け会社の社員で、脊髄を損傷し、右足を骨折する大けがをしたにも関わらず、轟組の幹部社員は工事用車両で病院に運び、会社に事故の報告をしなかったということです。この問題を受け轟組は事故調査委員会を立ち上げるとともに、吉村文次社長が「二度と過ちを起こさないよう猛省し、信頼回復に向け業務に取り組む」というコメントを発表しています。

吉村社長は県建設業協会の会長を務めていましたが、今回の責任を取る形で先月24日に辞任しています。県建設業協会は7日に臨時の理事会を開き、香美市の西野建設の西野精晃社長が当面の間、会長代行を務めることを正式に決めました。