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全国の知事・市町村長 CLTのさらなる利用促進を確認

CLT=クロス・ラミネーティド・ティンバーで地方創生を目指す全国の知事や市町村長が、引き続き国への提言や利用の推進を行っていく方針を確認しました。

CLT=クロス・ラミネーティド・ティンバーは木材の繊維が直角に交わるように接着したパネルのことです。高知県は林業振興などを目的に以前から普及に力を入れていて、11月末現在、県内には33のCLT建築が完成しています。

21日、東京で全国29都道府県・81市町村のトップでつくる「CLTで地方創生を実現する首長連合」の総会が開かれました。高知県知事は2015年の発足時から連合の共同代表を務めています。総会では今年度、全国にあるCLT建築が累計で700件を超えることなど、CLTの普及に一定の成果が表れていることが報告されました。一方で、中高層や大規模な建築物にCLTなどの木材を積極的に使うことに理解が進んでいない部分があることも引き続き課題となっています。

「木造の環境にやさしい建物を環境不動産という位置づけで評価をして、そして税制や都市計画で優遇をしていくような制度を作れないかという提言を始めていてぜひそうした形で木造産業の方の努力だけでなく、建築主、施主の方々にもこりゃいいなと思っていただける社会に変えていくことが大きな取り組みの目標だと思う」(濵田省司知事)

また、濵田知事は森林面積率全国一の県として、今後もCLTをはじめとした木材産業の分野に、全国に先駆けて取り組んでいきたいと話していました。