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入札情報漏えい事件関与改めて否定 高知県香南市・清藤市長が辞職

高知県香南市の入札情報漏えい事件をめぐり、逮捕された業者から商品券を受け取っていたことを理由に辞職する意向を示していた清藤真司市長が、22日、正式に辞職しました。清藤市長は謝罪や感謝の言葉を述べた一方で、事件への関与については改めて否定しました。

香南市では公共工事の入札をめぐり、元市議会議員の志磨村公夫被告(61)と建設会社の元社長北代達也被告(53)が公正な入札を妨害した罪などに問われています。清藤市長は、建設会社の元社長・北代被告から10万円分の商品券を受け取っていたことが明らかになっていて、これを理由に12月議会最終日の22日に辞職する意向を示していました。

そして22日、市長として最後の日を迎えた清藤市長は、12月議会閉会前に議員に挨拶しました。

「皆さんから頂いたご厚情に対し心から感謝と御礼を申し上げご挨拶と代えさせて頂きます」(清藤真司市長)

清藤市長は2012年7月からおよそ9年半にわたり市長をつとめてきましたが、「道義的責任をとる」形での辞職となり、複雑な胸の内を明かしました。

「こういう形で辞職したので志半ばというところもございますけど…まぁ、あの、う~ん…そうですね…致し方ないことかなと思っています。(市民の)期待に十二分に応えることができませんでした。そのことは本当に心からお詫び申し上げたいですし、また今まで頂きましたご支援に対しては本当に心から感謝と御礼を申し上げたいと思っています」(清藤真司市長)

香南市の入札情報漏えい事件をめぐっては、今月17日(金)の初公判で元市議の志磨村被告が「入札の情報を清藤市長から聞き出した」と証言し、動揺が広がっています。清藤市長は、改めて事件への関与を否定した上で、今後、捜査機関の任意の聴取に応じるとともに、潔白を証明したいと話しました。

「自分としては一切の関わりはございません。その、身の潔白の証というのを今後やっていきたいと思います」(清藤真司市長)

清藤市長の辞職に伴う香南市長選挙は、来年1月23日に告示・30日投開票の日程で行われます。