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高知城歴史博物館など中四国の文化施設に傷つけた罪で有罪判決

高知県立高知城歴史博物館や県立坂本龍馬記念館をはじめとする中四国各地の文化施設などに傷をつけた罪に問われていた男に対し、高知地方裁判所は懲役2年・執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、愛知県清須市の無職 加藤丈晴被告(48)です。判決によりますと加藤被告は、高知城歴史博物館や坂本龍馬記念館のほか、岡山、香川、愛媛の歴史建造物や文化施設などに傷をつけた罪が認められました。加藤被告には聴覚障がいがあり、14日の判決公判では手話通訳を介して内容が伝えられました。

吉井広幸裁判官は「犯行の形態は単純だが次々に犯行に及び悪戯や悪ふざけの度を超え悪質である」と指摘。そのうえで「動機も短絡的かつ身勝手で刑罰を受けるのが相当」としました。一方で、自治体などに被害弁償として53万円あまりを送金していることや、当初は惑乱して起訴内容を否認していたものの裁判の途中から全ての罪を認め反省していることから、「社会生活の中で更生の機会を与えるのが相当」として、加藤被告に懲役2年・執行猶予4年の判決を言い渡しました。

判決を受けた後、加藤被告は「控訴はしません。もう2度とこのようなことはしません」と手話で反省の弁を述べました。