KUTVニュース

冬の青春!大学生のよさこい

大学生が中心のよさこいイベントが先週の土曜日に高知市で開かれました。新型コロナの影響で苦しい時期が続いた学生チーム。ようやく訪れた発表の場で、冬の青春を謳歌しました。

先週土曜日に開かれた、「土佐学生よさこい交流祭2021」。参加、企画、運営は大学生が中心となって行います。初めて開かれたおととしはよさこい祭り前夜祭の昼間に演舞ができたものの、去年と今年はよさこい祭りの中止に伴い、冬のこの時期に開かれました。参加したのは、高知大や県立大を中心に活動する4チーム、およそ140人の踊り子です。まずは女性が9割を占める「叢雲」。モットーは「ゆるく楽しく」です。

「テーマは『凛蝶(あげは)』、『凛とした蝶』と書くが踊り子が蝶のように舞ってお客さんが花のようににこにこと見てもらえる踊りを目指そうという目標。キレキレした踊りではなくなめらかな踊りが多い曲なので、ちょうちょが羽ばたいて花の上で休んだりするというイメージに注目」(森澤あかりさん)

「踊り子に声をかけるとき『本祭があるかわからないけど一緒にやってみませんか』と声をかけて、踊り子さんにはすごく申し訳ないと思ったが、こうやって演舞する機会があったので踊り子にも感想を聞いたら『楽しく踊れました』と言われたので嬉しかった」(森澤あかりさん)

「熱く激しく楽しく」をテーマに今年21年目を迎えた「炎」。

「一瞬という意味の刹那に雪の字をあてて雪那という名前にした。雪は一瞬ではかなく溶けてしまうが積もった銀世界の景色は人々の心に永遠にのこるというコンセプト」(松原光 前代表)

「曲の中盤と終盤にある『早振り』炎はずっと曲ごとにとても激しくめちゃくちゃ動く所があるのでそこが見どころ」(松原光 前代表)

大会には、先日引退した3回生も参加しました。それにはある理由が・・・。

「2回生が1人しかいなくてコロナ禍で全然入ってくれなくて1人しかいないのでサポートという形で来ている。来年の本祭、夏の曲が結構しんどいかなと思うけど、自分たちが楽しめるようにがんばってほしい」

練習はいつもにぎやか!元気なメンバーが集まった「粋恋」。

「きょうは2019年に披露した『漣』、名前の通り波を1人1人がイメージして全員で大きな波を作る風になっていて曲の中にある波をイメージするところや『漣』というセリフとともに決めポーズをする所が特徴」(津野茉央 代表)

「風車をイメージ、4つの列が2列に組み合わさったときに1人1人が風車の羽をイメージして、2つの列で風車を作るのがポイント」(津野茉央 代表)

「大きな舞台で演舞をするのが初めてで、とても緊張したんですけど、実際踊ってみてよさこいの楽しさを実感することができてとても楽しかった」

参加人数は今大会最多の80人、「旅鯨人」!

「今年のテーマは蒼い琥珀と書いて『蒼珀』、『蒼』には夏の空や風鈴をふかす風など爽やかな情景が込められていて、『琥珀』には私たちが過ごした練習の日々といった夏の鮮やかな思い出が込められている」(前田琉乃介 代表)

「振付が全体として揃えることを意識していてお客さんから見たときに踊り子全員が揃っている踊り、いわゆる『全体美』が魅力になるようにというのを目標にしている」(前田琉乃介 代表)

「1つ上の先輩の代が2年間メインでやり続けたが、2年間連続でよさこい祭りが中止になっちゃったのでその先輩の思いも乗せて、ぜひ来年こそはよさこい祭りがあることを願っている」(前田琉乃介 代表)

主に1、2年生が所属する学生チームでは、本祭で踊ったことのないメンバーが過半数を超えました。しかし、発表する機会が少ないからこそ1つ1つの演舞を大切に踊ります。

「練習も真面目に頑張ってきたので・・・よかったです。楽しかったです」

「私たち踊り子にとっても本当に貴重な機会になったのですごく感謝しています、ありがとうございます」

「なかなか披露の機会がなかったので皆さんに今年の『雪那』を披露出来てうれしかったし、皆で一緒に踊れて嬉しかったです」

「(大学は)スタートから遠隔(授業)だったのでやっとこういうつながりができだして、超楽しいです。めっちゃ盛り上がってます」

「学生の皆さんにスポットをあてて高知県でもっと学生チームへの注目が上がってほしいなと思いますし、よさこいを通して出会う学生がもっともっと増えて、大学を卒業して離れ離れになってもこうやってまた高知に帰ってきてくれる人が増えれば。来年はぜひ高知城で、8月9日の昼間に会えればと思います」(土佐よさこい学生交流祭 大熊理子実行委員長)

苦しいときも前に進み続ければ、光が見える・・・よさこいの精神は学生たちに脈々と受け継がれています。