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起訴業者からの献金受領が理由 高知・香南市長辞職で年明け選挙へ

「本日、斉藤朋子議長に私の辞職願いを提出いたしました」(清藤真司市長)

高知県香南市の清藤真司市長が7日に緊急の記者会見を開き、市長を辞職する考えを示しました。香南市では、市が発注した市営住宅解体工事をめぐって、公正な入札を妨害したなどとして元香南市議会議員の志磨村公夫被告と建設会社の元社長北代達也被告が逮捕・起訴されています。清藤市長は去年8月、北代被告から10万円分の商品券を受け取っていたことが明らかになっていますが、これらの責任をとる形で7日、市議会の斉藤朋子議長に辞職願いを提出したということです。

「個人献金を受領した、そのことについての道義的・倫理的責任が大きい中で今後の市政運営を担っていく任にあらずと決断したところ」(清藤真司市長)

この事件では、今月3日(金)、「事件に関与した」として起訴されていた市の男性課長が、起訴取り消しとなっています。清藤市長は会見で、「9月市議会で、管理・責任能力を問われたこともあり事件の後、何度か辞職を考えた」と話しましたが、「男性課長の起訴取り消しが1つの節目になった」としてこのタイミングでの辞職を決断したということです。

「先週金曜日にうちの職員が起訴取り消しになった。市としては1つの節目・区切りになった。多くの市民の皆様に不信感を抱かせたという現実もある。私の脇の甘さ・認識の甘さもあり、大いに反省している」(清藤真司市長)

香南市では、清藤市長が12月市議会をもって辞職し、年明けの1月に市長選挙が行われる見通しです。