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高校生に郷土料理を伝承 地域の魅力や食の伝統を再確認

地元の農産物を使った郷土料理を広めようと高知県南国市の高校が生産者グループを招いて調理実習を行いました。生徒たちは地域の魅力や食の伝統をいまにつないできた人々の存在を再確認していました。

高知農業高校では、生徒に地元の伝統的な郷土料理を伝えていこうと、毎年、生産者グループを講師に実習を行っていて、今年で33回目になります。

先生役を務めたのは郷土料理の伝承活動を行っている、「南国地区農漁村女性グループ研究会」のメンバーです。生徒たちは、普段から調理を学んでいますが、今回、初めて扱う食材もたくさんあり、研究会のメンバーに農産物の下処理の仕方から教わりました。

実習で作るのは、大葉が入ったアジの香味揚げや田舎寿司など、およそ10品です。メンバーは、作り方だけでなく、どのように食べられてきたのかという点についても触れ、「郷土料理」の大切さを伝えていました。

完成した料理は皿鉢に盛り付けていきました。

調理を始めてから1時間半。長らく伝えられてきた、郷土料理の皿鉢が完成しました。

感染防止対策のため対面では座らず、大きな声も出せない生徒たちでしたが・・・

食べてみると、この表情。「初めて食べた」という生徒も少なくない中、郷土料理の歴史や地域の魅力、食の伝統をいまにつないできた人々の存在を再確認していました。

生徒たちにとって、郷土料理との出会いの日。これからは笑顔いっぱいになった味を次の時代に伝えていくことが期待されます。