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津波被害を軽減へ 浦戸湾「三重防護」船から見学

南海トラフ地震の津波への対策事業として進められている浦戸湾の「三重防護」について、船の上から見学するイベントが行われました。

このイベントは、浦戸湾の「三重防護事業」について理解を深めてもらおうと、女性経営者のグループ=「高知つつみの会」がきのうときょうの2日間行いました。

「三重防護」は、高知新港沖の防波堤、浦戸湾入り口付近の堤防、浦戸湾内の堤防の3つの防護柵で津波の勢いを弱め、被害を軽減させる事業です。2日間のイベントには地元の住民や事業者らあわせて22人が参加し、普段は港湾業務に使われる船「とさかぜ」に乗り込み、海の上から堤防などを見学しました。浦戸湾の「三重防護」は、国や県などが2016年から総事業費600億円をかけて工事を進めていますが、現時点で全体の2割ほどしか工事が進んでおらず、工期の遅れが指摘されています。

「『三重防護がいかに大切か、早く完成させなければいけないか』ということを感じていただき、この見学会で体験したことを周りの皆さんに伝えていっていただければ」(高知つつみ「堤」の会 古谷純代 代表)

イベントを主催した「高知つつみの会」は今後も継続的に早期の工事完了を要望したいとしています。