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急死した創業者の夢叶えたい しんじょう君サイトでヤギ商品販売

ヤギとカワウソが強力なタッグを組みます!高知県内の特産品を取り扱う須崎市のキャラクター、しんじょう君の通販サイトで南国市のヤギ牧場の商品が新たに販売されることになりました。ヤギ牧場は、販売によって今年7月に急死した創業者の夢を叶えようとしています。

真っ白なヒゲをたくわえて登場した須崎市のマスコットキャラクター=しんじょう君!店長を務める通販サイト=「高知かわうそ市場」で、南国市の川添ヤギ牧場の商品を販売すると発表しました。

「ヤギっぽくなってプロモーションを手伝いますのでよろしくお願いします。」(パンクチュアル 守時健社長)

川添ヤギ牧場は、650頭のヤギを飼育する国内最大級のヤギ牧場です。創業者の川添建太郎さんが、自家製のエサを与えるなど飼育方法にこだわり、臭みのないミルクと上質な肉を目指してきました。その品質の高さは全国的に認められ、県内外のレストランとの取引もスタート。さらなる事業拡大に向け順調に進んでいたところを新型コロナが襲います。売り上げは激減しましたが、川添さんはコロナ禍をなんとか乗り越えようと奮闘していました。

その矢先。今年7月、川添さんはくも膜下出血で、41歳という若さで帰らぬ人ととなってしまいました。

「私もきっと大大丈夫だと信じてこれまでやってきました。川添さんがつくりあげたものを私をはじめ従業員一同引き継いで頑張っていきたいと思い牧場を続けています。」(川添ヤギ牧場 鈴木理紗社長)

コロナ禍と、創業者=川添さんの死。川添さんとともにヤギを飼育し、後を継いだ鈴木理紗社長は、あるところに助けを求めます。それが、コロナで打撃を受けた県産品を販売し、年間8億円を売り上げたしんじょう君の通販サイト=「高知かわうそ市場」でした。

「コロナの影響でカンパチが売れなくなっていて困っている漁師さんを救ったという話を聞きました。今回高知かわうそ市場にお願いして協力してもらってこうして皆さんのもとに届けることができるようになりました。」(川添ヤギ牧場 鈴木理紗社長)

今回「高知かわうそ市場」では、ヤギの肉やソーセージのほか、ミルクやジェラートなどを取り扱います。現在、キャンペーンとして、数量限定ですべての商品が割引価格で販売されています。牧場では、これまで一般客へのヤギ肉の販売はしておらず、今回が初の試みです。鈴木社長はこれを機に亡くなった川添さんの夢に近づくと胸を張ります。

「『ヤギの食文化を高知から日本の食文化に』という夢の実現に少しでも近づけたらな良いなと思う。なんて言ってくれるでしょうね、喜んでくれたら良いなと思う。ヤギ牧場の継続を目指して頑張りますが、川添建太郎が目指していた夢を目指して私も頑張っていきたいと思います。」(川添ヤギ牧場 鈴木理紗社長)

川添さんが目指していたのは2千頭のヤギを飼育する世界一のヤギ牧場。鈴木社長は牧場とともに川添さんの夢も引き継ぎ、新たなスタートを切りました。