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千葉県の飲酒事故受け 「飲酒運転ゼロ」モデル企業誕生

今年6月、千葉県で飲酒運転の車が児童5人を死傷させた事故を受け、高知県警は飲酒運転をなくすため、『飲酒運転ゼロ』を目指すモデル企業を指定しました。

今年6月、千葉県八街市で、小学生の列にトラックが突っ込み児童5人が死傷しました。運転していた男は酒を飲んで運転し事故を起こしたとして、危険運転致死傷の罪に問われ、現在裁判が行われています。この事故を受け高知南警察署では、高知市内の企業3社を『飲酒運転ゼロ』を目指すモデル企業に指定。7日、指定式が行われました。式では、室津康博署長が企業の代表3人に指定書などを手渡した後、高知南地区安全運転管理者協議会の吉村保利会長が飲酒運転をなくすと宣言しました。

「自動車の乗車前後におけるアルコール検知器を活用した酒気帯びの有無の確認を促進し、安全運転管理業務内容の充実を図り、『飲酒運転の根絶』に向けた」気運の醸成に努めます」

また、今回は車を運転する前に呼気を測定し、アルコールが検知されるとエンジンが動かないようにする「アルコールインターロック」という装置の説明も行われました。県警によりますと県内では、ことし9月末までに飲酒運転の事故や摘発が117件発生していて、15人がけがをしています。県内の企業ではアルコールチェッカーを設置しているところも増えていますが、自動車に搭載する「アルコールインターロック」は価格が高いことなどから導入が進んでいません。四国内では「アルコールインターロック」が搭載された車は2018年時点でおよそ240台ありますが、県内は『0台』と、意識の低さが問題となっています。

「事業者の方々を含めて、職場・地域で通学路の安全確保や飲酒運転の撲滅に強い気持ちを持ってほしい。本日、物理的に飲酒運転ができない装置を紹介させていただいた。このような機器を導入していただいてできるだけ多くの事業者に飲酒運転撲滅の取り組みをしていただきたい」(高知南警察署 畠中健二副署長)

県警は今後、『飲酒運転ゼロ』を目指して、関係機関と連携し徹底した取り組みを行う方針です。