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高知・土佐市の製紙会社 年間1億枚マスク用フィルター製造へ

日高村に新しく完成した製紙工場が本格的に稼働を始めています。工場では極めて細い繊維を使ったマスクのフィルターの製造が進められています。


本格稼働を始めたのは、従来の紙に新たな機能を付与した紙、機能紙の製造を行う廣瀬製紙の「ナノシア工場」です。廣瀬製紙は細さが髪の毛の1000分の1という繊維、ナノファイバーの特長を生かして、エアフィルターなどを製造してきました。この技術を応用したマスク用フィルターの需要が、コロナ禍で急激に高まったことから、新しい工場を建設しました。細かい繊維を不織布に吹き付けて加工する機械を設置した工場では年間1億枚のマスク用フィルターを製造する予定です。

「ナノファイバーという技術に15年時間を費やしてきているが、この技術を使って近隣の製紙会社を始めいろいろな会社とコラボしていくことで高知を活性化させたい。
(ナノファイバーは)非常に薄くできる、軽くできるとか少ない量で機能を発揮できる環境にも優しい材料になっていて今後はそういった分野にも応用できたら」

(廣瀬製紙 岡田祥司社長)

 

工場は現在平日のみ稼働していて、12月からは毎日24時間体制でフィルターの製造にあたるということです。