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突然の「廃藩置県」謎に迫る 高知市で企画展

明治政府が行った「廃藩置県」についてや各県がどのように誕生したのかを詳しく知ることができる企画展が高知市で開かれています。突然の廃藩置県に隠された出来事とは・・・

廃藩置県から150年の節目にあたる今年、県立高知城歴史博物館で企画展「廃藩置県150年藩が消えた日~四国の廃藩置県」が開かれています。廃藩置県は鹿児島藩と山口藩により進められましたが、そこには三藩堤携の合意が成立していた高知藩も加わるはずでした。しかし士農工商の身分制度が廃止された際のスローガン、「四民平等」をうたう高知藩の先進的な藩政改革が全国から注目されると、勢力が拡大。これを危惧した薩長は高知藩を外して極秘に廃藩置県を進めたと考えられています。

こちらは廃藩置県の2日前に政府の岩倉具視が薩摩藩の大久保利通に送った手紙です。

「極秘に行われた廃藩置県ですが、こちらの史料から岩倉具視でさえも決行の2日前に計画を伝えられたということがわかります。」

手紙で岩倉は「廃藩置県の断行の計画をけさ聞いて驚いた」と記していて、廃藩置県が極秘に進められていたことを知ることができます。

他にも、宿毛市の沖の島はもともと東西で愛媛との県境が引かれていたことなど、四国の各県がどのように誕生したのか知ることができます。

「廃藩置県の全国の歴史をたどっているのはもちろんなんですけれども、四国各藩を中心としまして各藩から四国四県にどういうような形で至ったのかを紹介しております。各県の博物館等の施設から史料を借りて展示していますので、ここの展示会場にきたら四国各県の史料が見られると思って来ていただければなと思います。」(県立高知城歴史博物館 髙木翔太学芸員)

この企画展は高知城歴史博物館で11月29日まで開かれています。