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とさでん交通 今年度も厳しい経営状況続く

高知県内公共交通の課題などについて話し合う会議が開かれました。新型コロナの大きな打撃を受けているとさでん交通は今年度は現時点で3億円以上の赤字と厳しい状況が続いています。

とさでん交通は、今年4月から7月までの3か月間の収支について、補助金などを含めても3億2400万円の赤字と報告しました。昨年度、8億円以上の赤字となったとさでん交通は、昨年度から予定していた電車・バスの減便や設備投資の圧縮に加え、高知龍馬空港内のレストランと売店を今月30日に閉店するなど、収支改善策に取り組んでいます。その結果、2019年度と比較して20%近く支出を抑えたものの、今年度の赤字についても避けられない状況となっています。長期的な課題としては、路線バス42系統のうち赤字となっている27系統の見直しが迫られているほか、予算の面で車両の更新ができず、車両不足で運行に支障が出る可能性もあることが報告されました。

とさでん交通は、「公共交通維持の基盤は崩壊している」としていて、今後も収支改善策の効果を検証することにしています。