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台風14号 今夜遅くに高知県へ最接近か

台風14号は、午後7時に福岡県に上陸し、高知県内全域が強風域に入っています。今夜遅くから、あす明け方にかけて最も接近する見込みです。

気象庁によりますと、台風14号は、午後7時前に、福岡県福津市付近に上陸しました。1951年の統計開始以来、初めてのことです。県内全域が強風域に入っていて今夜遅くからあす明け方にかけて最も接近する見込みです。

県内ではきのうの降り始めからきょう午後10時までに四万十町窪川で377.5ミリ、四万十市中村で301.5ミリ、黒潮町佐賀で288ミリの雨を観測。四万十町窪川はきょう午前8時半までの6時間に観測史上最大となる302ミリの雨となりました。

現在、県内の広い範囲で、大雨や洪水、暴風の警報が出されています。また四万十市、中土佐町、
四万十町、黒潮町には土砂災害警戒情報が発表されていて、黒潮町の2242世帯4608人、中土佐町の733世帯1413人に避難指示が出ています。

中土佐町上ノ加江地区では県道の一部が冠水したほか、床上浸水の被害もでています。この場所に30年ほど暮らしているというこちらの男性は、初めての経験だと話します。
 
中土佐町では3棟が床上浸水、11棟が床下浸水。四万十町では3棟が床上浸水、8棟が床下浸水の被害を受けたということです。

交通機関にも影響が出ています。JR土讃線は高知ー窪川間の特急列車と、須崎ー窪川間の普通列車で始発から運転を見合わせ。JR予土線も、窪川ー江川崎間で始発から運転を見合わせました。いずれも、あす昼ごろに再開する予定です。空の便は、きょう日本航空が福岡便と羽田便の合わせて3便。全日空が午後4時以降の東京、大阪を結ぶ全便で欠航となりました。あすは日本航空の福岡発高知行きの1便と、全日空の始発便2便の欠航が決まっています。

台風はこの後、あす朝にかけて四国を横断するとみられます。明け方にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みで、あすは多いところで一時間に50ミリから70ミリの雨が予想されています。また、最大風速は海上で23メートル、陸上で18メートルから20メートルとなる見込みです。

気象台はあす朝にかけて、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水やはん濫、暴風に警戒するよう呼び掛けています。