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高知県香南市議会 市発注工事めぐり議員が追及

公共工事をめぐる官製談合事件に揺れる高知県香南市で、きょう9月市議会の一般質問が行われ、議員が市に対し厳しく追及する場面もありました。

香南市では去年12月に行われた市営住宅の解体工事をめぐって、入札に関する情報を漏らした疑いで市の住宅管財課長=村山敦容疑者(58)が。その情報を元に不正に工事を落札した疑いで元市議会議員の志磨村公夫容疑者(61)と建設会社の元社長北代達也容疑者(53)が、それぞれ逮捕・送検されています。

きょうは9月定例会の一般質問が行われ、公共工事の入札に関連して去年2月に完成した現在の市役所庁舎の建設工事の入札について議論が交わされました。

現在の庁舎は2018年5月から建設工事が始まりましたが、市の担当者の説明では、この入札の際も「建築主体」「電気設備」「機械設備」の3つの工事で最低制限価格と落札価格が「同じ」か「近い金額」となっています。この点について議員が市に対し、厳しく追及する場面がありました。

「機械設備・電気工事で同額・近似する額での落札は非常に難しいと聞いているが、これらを含めておかしいとは思いませんか?」(上田瀧雄議員)

「県内の他の自治体の入札経過をみても、最低制限価格と同額・比較的近い金額で落札された事例も見受けられる。入札した業者の積算能力の向上などにより、最低制限価格に近い金額での落札が可能となっているのではないか、という考え方もしている」(田内修二副市長)

また、職員の不祥事について清藤真司市長は「任命責任・監督責任能力に力不足を感じている。あらゆる角度から再発防止に取り組んでいかなければならない」と話しました。