KUTVニュース

未来につなぐSDGs 独自宣言で取り組む事業者

誰もが安心して暮らせる社会の実現にむけてからふるでは、「未来につなぐSDGs」と題しシリーズでお伝えしています。今回は、独自に宣言を策定し、SDGsに取り組む企業です。

高知県内でホームセンター事業などを展開する「フタガミ」です。社会貢献活動の一環として、学校や地域での清掃、レジ袋の削減で得られた収益の一部から小学校に間伐材を使った掲示板を贈る取り組みなどを行っています。

「今まで様々な企業活動によって地域社会、高知県民になくてはならない企業になるということで進めてきた。社会貢献活動として例えば学校や公共施設で防災教室をしている。南海地震に備えた啓発活動として約700回。こうしたことがSDGsに通じるもの。」(松岡正憲社長)

去年10月には、これまでの活動を踏まえ、県内企業としていち早く独自の「宣言」を策定したといいます。

「SDGsのゴールを目指していわゆる可視化する。今まで自分達がやってきたことをさらに前に進めるため一丸となってやっていく。このために去年10月SDGsを宣言。」(松岡社長)

高知市東秦泉寺の「PORTA」は、今年5月にオープンしたモデルハウスで「SDGs」の視点が取り入れられています。

「これまで日本の住宅というのが30年とかもっと短いスパンでスクラップ&ビルドが繰り返されている。これじゃだめだということで建てていただいたお客様、お子さん、お孫さんの世代まで住まい続けていただけるような『住み継いでいける家』をコンセプトに掲げた。」(間城さん)

大きな特徴が、「省エネ設計」です。吹き抜けの構造を採用し、24時間の換気と全館空調によって、1台のエアコンで家全体の室温を一定に保てるようになっています。このほか、形が不揃いで、本来なら廃棄されるリサイクルタイル、DIYで重ね塗りができる不織布の壁紙、建物の構造体に使われている梼原町のスギとヒノキなど様々な「SDGs」がいろんなところにちりばめられています。

「高知県の木を使って家を建てるということをずっと貫いてきた。そういったことが高知の森、海を守ることにつながる。SDGSは世界的な課題ではあるけれども、高知からできることをやっていくことが大切。」(間城さん)

フタガミではモデルハウスをはじめ、SDGsの取り組みをこれからも進めていく考えです。

「SDGS宣言を何か変わるわけではなく今までと同じように愚直にこつこつとやっていく。高知県民になくてはならない企業として今までやってきたことを踏襲していきたい。」(松岡社長)