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JA高知県でまた不祥事 佐川支所元職員 4400万円あまりの着服発覚

JA高知県でまた不祥事です。佐川支所で管理職を務めていた元男性職員が、契約者に無断で貸付契約を行った上、貸付金を不正に受け取るなどして4400万円あまりを着服していたことが明らかになりました。

JA高知県によりますと、先月、契約者から「身に覚えのない貸付契約がある」と申し出がありました。調査の結果、佐川支所で管理職を務めていた元男性職員が22人の契約者に対し無断で貸付契約を行ったり共済契約を無断で解約したりして、合わせて4400万円あまりを着服していたことが分かりました。先月19日に行ったJA高知県の聞き取りに対し、元男性職員は着服を認めていたということですが、翌日、死亡しているのが確認されたということです。

また、高知市の春野営農経済センターでは、60代の男性契約社員が複数の組合員から商品の購入代金を受け取ったにもかかわらず、売り上げを取り消したり、手書きの領収書を渡して売上金を計上しなかったりして、およそ570万円を着服していたことも分かりました。男性契約社員は調査に対し着服を認めていて、「生活費に使った」などと話していたということです。

JA高知県は、被害金額が弁済されない場合は刑事告訴する方針です。JA高知県では米の不適切表示で組合長が交代した後も、れいほく柚子加工場で賞味期限切れの原材料を使用していたことが発覚するなど不祥事が相次いでいます。秦泉寺雅一組合長は「他に不正はないか徹底的に調査し、再発防止に努める」とコメントしています。