KUTVニュース

異物混入問題 高知県内のモデルナワクチンは?

未使用のモデルナ製ワクチンに異物が混入していた問題で、同じ工程で製造されたワクチンが、高知県内で使用されていたことがわかりました。

厚生労働省によりますと、モデルナ製ワクチンで異物の混入が確認されたのは、東京や埼玉など8か所の施設にあったワクチン39本で、いずれも使用される前に見つかったということです。これを受け厚労省は、同じ工程で製造されたワクチンについても異物混入のリスクが否定できないとして、使用の見合わせを決めています。

県によりますと、県内ではこれまでに同じ工程で製造されたモデルナ製ワクチンが「高知新港での大規模接種」や、「職場接種」で使用され、およそ1300人が接種したということです。県は接種前に目視による確認を行っているため、混入の可能性は低いと見ています。

一方、高知市が土曜日と日曜日に市役所の南別館で実施している集団接種では、当該のワクチンは使用されていませんでしたが、在庫の中に、同じ工程で製造されたワクチンがあったということです。今月28日と29日に行われる接種については、別工程で製造されたワクチンを使用し、予定通り行うことにしています。

今後、各自治体には代わりのワクチンが送られることになっていますが、高知市と県が持つモデルナ製ワクチンのほとんどが使用できなくなるため、今後の接種への影響が懸念されます。

ワクチンを供給する武田薬品工業は、当該のワクチンを接種した人について、身体に異変を感じた場合にはすぐに医師に相談するよう呼びかけています。