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未来につなぐSDGs 酒造会社が包装を廃止

誰もが安心して暮らせる社会の実現にむけてからふるでは、「未来につなぐSDGs」と題し、シリーズでお伝えしています。今回は、包装紙を廃止し「陸の豊かさを守る」活動に取り組む老舗の酒造会社です。

安田町にある酒造会社「土佐鶴」。清流安田川の水を使い、1773年の創業から変わらない伝統の酒を造り続けています。

「こちらの醸造蔵では仕込みタンクがたくさん広がっているんですが、なんと高さ7メートルもあるんです。思わず足がすくんでしまいます」

淡麗辛口ですっきり飲みやすく、長年にわたりファンも多い「土佐鶴」。そんな老舗の会社が始めた取り組みが、包装紙の廃止」です。蛍光灯などから出る紫外線から酒を守り、品質を保つ役割がある包装紙ですが、今では紫外線がほとんど出ないLEDライトの普及により品質への影響も少ないと判断。森林の伐採を少しでも減らそうと今年7月の出荷分から包装紙を廃止しました。ファンも多いお酒だけに馴染みを変えることは勇気のいる決断だったと言います。

「山を守ることによってお酒の原料である大切な水を今後とも守っていきたいという思いから取り組みを始めました。これからも安田川の伏流水や地元の原料を使いながらおいしいお酒をがんばって作っていきたいと思います。」(土佐鶴酒造 総合企画部企画課 広松由貴さん)

土佐鶴酒造はエコバッグなどをプレゼントする「グリーンプロジェクト」を展開していて、今後も豊かな自然を守る取り組みを進めることにしています。