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「日本一早い」新酒の仕込み始まる 高知・香美市

高知県香美市の酒蔵で、日本一早いとされる新酒の仕込み作業が始まりました。新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない中、蔵元は家でおいしく味わえる酒を作ると意気込んでいます。

香美市にある1873年創業の松尾酒造では、毎年この時期に日本一早いとされる新酒の仕込み作業を行っています。通常の酒造会社では主に冬に酒を作りますが、松尾酒造では県産の早場米を使用したにごり酒を夏に作っています。けさは蔵元らが高知市産の早場米「フクヒカリ」を蒸した後、麹や水と一緒にタンクの中で混ぜていきました。室戸の海洋深層水を使用することで、まろやかで香り高い味に仕上がるといいます。

松尾酒造では、毎年9月に地元の商工会と新酒会を開きますが、新型コロナの影響で2年連続で中止となりました。県内の感染確認に歯止めがかからないなか、蔵元は自宅でおいしく味わえる酒を作ると意気込んでいます。

松尾酒造では今後新酒を750キロ、一升瓶に換算するとおよそ1500本分を仕込みます。完成した酒は、来月10日頃から県内の量販店や酒店に並びます。