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高知県三原村農業公社 400万円の不明金

高知県三原村農業公社で今年5月までの7年間、およそ400万円の使途不明金が出ていることが分かりました。公社は会計を担当していた理事をすでに解雇していて、警察に被害届を出す方針です。

三原村農業公社は1999年に村の出資で設立され、雇用を生み出そうと耕作放棄地を活用してユズの栽培などに取り組んでいます。理事長を務める矢野龍幸副村長によりますと公社の経営状態の改善を図るため今年5月に副理事長を選出して内部調査を行いました。その結果、発行した領収書に比べて金融口座への入金記録が少ないことが判明。5月までの7年間で農機具の貸し出しなど現金でやりとりした収入の不足分がおよそ400万円に上ったということです。会計を担当していた男性理事に事情を聞いたところ、「入金前に農薬や肥料を購入した」と説明がありましたが、その際の領収書など現金の流れを裏づける記録は確認されなかったということです。

公社は不適切な会計処理で信用を失墜させたとしてこの男性理事を6月に解雇しました。警察に被害届けを出す方針です。矢野副村長は「迷惑をかけて申し訳ない。複数での会計管理に業務を改め、再発防止に取り組む。」とコメントしています。