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高知県 あすにかけて土砂災害に警戒

「午前9時半高知市はりまや橋です。雨が強い風に乗っ真横から吹き付けていて傘があまり役に立たないような降り方となっています」(尾﨑アナウンサー)

県内はきょう、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降りました。

「事故のないように気をつけたい。はやく帰ります。もう帰ります」(観光客)

「こんなに降ると思ってなかった。夕方までこの調子で降り続いたら危ないと思う」

土佐町では、国土交通省が設置した雨量計で午前8時までの1時間に63ミリ、午前10時までの1時間に61ミリの非常に激しい雨を観測しました。

「先の台風9号よりは風が弱かったが(けさは)台風並みに降った」

西日本付近に停滞する前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、県内は大気の状態が非常に不安定となっています。おとといの降り始めからきょう午後5時までの雨量は馬路村魚梁瀬で283ミリ、香美市繁藤で245.5ミリ、室戸市佐喜浜で218.5ミリに達しています。安芸市と馬路村には大雨警報が発表されています。馬路村は馬路地区の338世帯695人に警戒レベル3の高齢者等避難を発表しています。あす予想される1時間雨量はいずれも多いところで、中部・東部で50ミリ、西部で40ミリ。あす午後6時までに予想される24時間雨量は中部・東部で250ミリ、西部で200ミリ、その後、あさって午後6時までの24時間雨量は中部・東部で200~300ミリ、西部で100ミリから200ミリと予想されています。

交通機関にも影響が出ています。

「この先の国道32号高知方面が通行止めとなったため係員らが車のドライバーに説明しています。」(京面アナウンサー)

国道32号は大豊町小川から角茂谷の間で雨量が規制値を超えたため、午後1時半から通行止めとなっています。JR土讃線は特急列車が高知と阿波池田の間、普通列車が土佐山田と大歩危の間で終日、運転を見合わせます。前線は向こう1週間程度、本州付近に停滞し、活動が活発な状態が続く見込みです。気象台は土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。