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高知県津野町「せいらんの里」リニューアル

緑豊かな自然を通じた観光振興と、地域住民の憩いの場。二つの役割を担う宿泊施設が高知県津野町にリニューアルオープンしました。

津野町は、天狗高原や四万十川の源流に位置していることを強みに観光振興策を進めています。こんななか、建築から40年以上が経つ自然体験宿泊施設の「せいらんの里」については、老朽化や地域住民の高齢化による担い手不足が課題となっていたことから町のアンテナショップ「満天の星」の隣に移転。2億円近い総工費をかけて、「遊山四万十 せいらんの里」としてリニューアルオープンしました。

「宿泊棟は、6室整備されました。こちらはシングルタイプの部屋です。木がふんだんに使われていて、洗練されたシンプルなデザインですね。窓の外には緑が広がっていて、癒やされますね。宿泊棟に整備された石垣ですが、この野山の風景を隠してしまわない絶妙な高さに設計されています。緑がほんとうにきれいです。」(久保田アナウンサー)

「さぁこちらが、一番広い部屋です。畳ですね、広い!家族みんなで過ごせそうです。窓も大きくて、開放感があります。こちらは浴槽です、深くて広い、脚が伸ばせます。あぁ、泊まりたい。」(久保田アナウンサー)

建物の木材は県産材を使用しています。面積の9割が森林の津野町ならではの、豊かな自然を楽しめる施設に住民の皆さんは期待を寄せています。

「これはデートするのにいいね」
「いい!彼氏はいないが」
「えいやか!いいですね~ちょっと贅沢な気持ちになれる」
「川があって、山があって青い」
「木を使っているでしょ、やさしいわね」
「なにもない本当の自然。部屋にテレビもない。『テレビが無くていいのかしら』と思ったんだけど、かえってそれがいいのかな。来た人と一緒のおしゃべりを楽しんでもらうことがかえっていい」

「せいらんの里」は、きょうから宿泊可能ですが、7月は、ほぼ満室となっていて来月後半から予約に余裕があるといいます。

また、せいらんの里には、広いスペースがあるロビー棟が併設されました。こちらでは、モーニングやランチビュッフェ、こんにゃく作り体験のほか、住民を対象に総菜を販売します。キッチンと客席の仕切りも必要最小限となり、町内外の様々な人々が交流できる施設に生まれ変わりました。

「以前は地区から離れていたので、地区の人も来るのになかなか大変だったんですけど、地区の中にあるということで、いつでも来てもらえる施設になったと思います。玄関入ってきたら、すぐに台所が見えるような珍しいかたちになっています。スタッフがすぐ見えますので、ぜひ声をかけてあげてください。夜でも開いている施設として、みなさんにいつでも顔を見に来ていただきたい。」(遊山四万十せいらんの里 谷脇良枝代表理事)

美しい自然が楽しめる宿泊施設であり、地域の住民が集える場所。せいらんの里には、町の観光振興と、地域の憩いの場、二つの役割が期待されます。