南国市にある十市小学校の6年生は、5年生の時に「土佐の食1(しょくわん)グランプリ」に参加。ごめんシャモ研究会とコラボして開発した料理『十菜(てんさい)シャモあんバリかた麺』が準優勝に輝いている。今年度は料理名にも使われた【十菜】の名称のブランド化を計画。レストランの協力で新メニューの開発や接客などを体験してきた。そうした活動を県が実施する「対話と実行座談会」で発表し、より多くの人たちに自分たちの思いを広めようとした。これらの取り組みから地域と連携した「食育」を通して成長を続ける子どもたちの姿を紹介する。
eco応援団
フェアトレードを選ぶ
オーガニックや環境に配慮したフェアトレードの衣類や雑貨、食料品などを扱っている佐川町の雑貨店でフェアトレードについて考える「映画とお話し&チョコ試食会」が開催された。
「フェアトレード」とは、その材料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、開発途上国の生産者をサポートに繋がるしくみのこと。
ドキュメンタリー映画やフェアトレードのチョコレートやコーヒーを通して環境や児童労働について考える。
木育で森も人も元気に
高知市で木育を推進するセミナー「赤ちゃんから始める生涯木育」が開催された。
セミナーの講師は、2011年に「ウッドスタート事業」を始めた、東京おもちゃ美術館 館長の多田千尋氏。県内では2016年に越知町、2018年に佐川町が「ウッドスタート宣言」を行っている。
木育の理念や、東京おもちゃ美術館をはじめ全国で行われている取り組みの事例を学び、木育と森林活用、自然保護について考えた様子を紹介する。
食で育む感謝の心
南国市にある十市小学校の5年生が、保護者や日頃からの学習などでお世話になっている人たちを招いて感謝祭を開催した。
自分たちでレシピを考え、地元の量販店での販売を計画している惣菜を実際に調理し、振る舞うとともにに、栽培に関わったお米の販売も行った。
この取り組みと併せ、4年生による「しらす」の釜あげ体験の模様や全国学校給食週間の期間中、給食のすべての食材を南国市産でまかなう『まるごと南国の日』を紹介する。