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メディア芸術祭 13日に開幕 テーマは「つながり」

文化庁が認めた優れたアートやアニメーションを展示する「メディア芸術祭」の巡回展が、13日から初めて高知県内で開かれます。

「文化庁メディア芸術祭」は文化庁が認めた優れたアート作品などを展示する催しで、今回、巡回展が高知で初めて開催されます。巡回展では開催する地域に合わせたテーマが決められています。高知展では「つながり」をテーマに、42点の作品が展示されています。

会場ではアニメーションの資料などの展示のほか、デジタル技術を駆使した作品を実際に体験することもできます。

紙にペンで描いたイラストにタブレットをかざすと・・・

イラストが飛び出して動き始めました!

こちらは高知会場の特別展示で、大量の植物図データを取り込んだAIが、新たな植物を描いていく作品です。隣には牧野富太郎博士の植物図も展示されていて、過去と未来の植物図を対比して見ることができます。

高知ならではのテーマとして、特に「食」と「踊り」、「植物」を取り上げた今回の展示。このうちの「食」については、アイヌ文化を取り上げた人気マンガ=「ゴールデンカムイ」の、「食」にまつわる複製原画や資料も展示されています。

「高知だからこそ思いついた、繋げたテーマなのでぜひそういった高知だからこそ生まれたメディア芸術という観点で、皆さんにも親しみを持ってもらえるような入り口を作っているので、ぜひ高知の皆さんに見てほしい」(文化庁メディア芸術祭高知展 李明喜キュレーター)

展示は今月25日まで、高知市のかるぽーとで開かれます。16日(日)には、展示に関するトークイベントも行われます。


ハガキで「ごめんなさい」 コロナ禍の心温まるエピソードも

相手の顔をみるとなかなか口に出せない「ごめんなさい」。そんな気持ちを込めた言葉をつづったハガキのコンクールが高知県南国市で開かれました。

今回で18回目となる「ハガキでごめんなさいコンクール」は南国市の後免町を全国にPRしようと漫画家・やなせたかしさんの発案で始まりました。今年は全国から1849通の応募があり、事前に選ばれたおよそ300通の中から大賞や優秀賞を選びました。

相手の顔を見るとなかなか素直に口に出せない「ごめんなさい」の気持ちが込められたハガキ。イラストが描かれた色鮮やかな作品も並び、思わずくすっと笑ってしまうような内容のものもありました。

「だんな様へ、あなたが『この牛肉いいね!』と食べているお肉・・・実は『豚肉』なんです。約7年間訂正せずにあなたは牛肉だと思い込み食べています。心の中で『ごめんね』とつぶやいている私です。」

「今もふわふわの動物が欲しい私はおじいちゃんのふわふわの毛をさわって我慢しています。おじいちゃんはそのたびに『毛が抜けるやいか。おねがいやきやめて』といいます。おじいちゃん、毛を少なくしてしまってごめんなさい。」

今年はコロナに関する作品が多かったということで、こんなグッとくるものも・・・

「お母さんへ、働き出してから一度も帰省できていなくてごめんなさい。実はコロナ業務に従事しています。うつしたくなくて帰れていませんでした。私はお母さんに『あなたは看護師に向いているよ」』と言われた言葉を胸に誇りを持って働いています。面と向かって言えなくてごめんなさい。」

「ごめんなさいを言うことは素直な気持ちにならないと言えないので、こんな世情ですが素直な気持ちで前向きに生きていく、そういう気持ちになってもらえたらうれしいです。」(ハガキでごめんなさい実行委員会 徳久衛 副委員長)

大賞に選ばれたのは埼玉県さいたま市の木野田博彦さんの作品です。

受賞作品は南国市役所や南国市観光協会のホームページで明日から掲載される予定です。


高校生と量販店の弁当が全国最優秀賞に

食の地産地消にむけて高知市の高校生と県内量販店が共同開発した弁当が、全国大会で最優秀賞に輝きました。

高知商業高校は、サンプラザ塚ノ原店と商品を共同開発しています。去年は、タイ料理の「ガパオライス」をベースに、県産のコシヒカリに「有機グァバ茶」を加えて炊きこみ、四万十鶏を乗せた「土佐ガパオ」を開発。このほど、弁当や総菜を評価する全国大会の「タイ・ベトナム料理部門」で最優秀賞に選ばれました。

12日は店頭で生徒が商品の販売実習を行いました。

「土佐ガパオ」は今月15日、16日にも県内のサンプラザで販売されます。


国土交通省が冬用タイヤの着用呼びかけ

寒さが厳しいこの時期、積雪などによる交通障害を防ぐため、国土交通省が県トラック協会に冬用タイヤの着用を呼びかけました。

呼びかけを行ったのは国土交通省四国地方整備局です。12日に高知市の県トラック協会を訪れ、冬用タイヤの着用と早めのチェーン装着を呼びかけました。全国ではこの冬も積雪や道路の凍結で車が長時間にわたって立ち往生する事態が発生しています。四国では2014年、徳島県三好市と愛媛県四国中央市を結ぶ国道192号で、大雪のためおよそ130台の車が立ち往生。放置された車を持ち主の了解なしに撤去できるようにする改正災害対策基本法が初めて適用されました。

特に今週末は大学入学共通テストがあり、交通トラブルが起こると受験生に大きな影響を及ぼすおそれがあります。高知は比較的積雪が少なく県トラック協会では毎年11月にチェーンを装着する講習会を行っていますが、12日の啓発を受け「引き続き冬の運転時の安全確保に努める」としています。

「(トラック協会のドライバーは)冬用装備をして頂いているプロのドライバー。そういう方々でも天候の急変時には危険を伴うのがこの季節。通行不能を起こさないようにして頂いたら」(国土交通省 四国地方整備局 片岡浩史 道路情報管理官)

四国地方整備局は、ホームページやSNSで四国にある21か所の道路の最新の画像を公開していて、一般のドライバーにも呼び掛けています。


高知県警の警察官 現金窃盗で懲戒処分

高知県警の警察官が職場で現金を盗んだとして先月、懲戒処分を受けていたことがわかりました。

懲戒処分を受けたのは、県警の警部補です。県警の調べによりますと、警部補は去年11月、職場にあった料金箱から現金およそ2000円を盗んだということです。料金箱には、カップ麺などの食料品を買うための現金が入っていて、鍵のかからない場所で保管されていました。同じ部署の職員が現金が少ないことに気づき、聞き取りなどの結果警部補が盗んだことを認めたということです。警部補は「現金がほしかった」と話していて、盗んだ金の一部で生活用品を購入していましたが、全額弁償したということです。

警部補は先月24日、減給の懲戒処分を受け、その後依願退職しています。

県警監察課は「警察官としてあるまじき行為で誠に遺憾。職務倫理や現金の管理に関する指導を徹底し、信頼回復に努める」とコメントしています。