KUTVニュース

高校生に郷土料理を伝承 地域の魅力や食の伝統を再確認

地元の農産物を使った郷土料理を広めようと高知県南国市の高校が生産者グループを招いて調理実習を行いました。生徒たちは地域の魅力や食の伝統をいまにつないできた人々の存在を再確認していました。

高知農業高校では、生徒に地元の伝統的な郷土料理を伝えていこうと、毎年、生産者グループを講師に実習を行っていて、今年で33回目になります。

先生役を務めたのは郷土料理の伝承活動を行っている、「南国地区農漁村女性グループ研究会」のメンバーです。生徒たちは、普段から調理を学んでいますが、今回、初めて扱う食材もたくさんあり、研究会のメンバーに農産物の下処理の仕方から教わりました。

実習で作るのは、大葉が入ったアジの香味揚げや田舎寿司など、およそ10品です。メンバーは、作り方だけでなく、どのように食べられてきたのかという点についても触れ、「郷土料理」の大切さを伝えていました。

完成した料理は皿鉢に盛り付けていきました。

調理を始めてから1時間半。長らく伝えられてきた、郷土料理の皿鉢が完成しました。

感染防止対策のため対面では座らず、大きな声も出せない生徒たちでしたが・・・

食べてみると、この表情。「初めて食べた」という生徒も少なくない中、郷土料理の歴史や地域の魅力、食の伝統をいまにつないできた人々の存在を再確認していました。

生徒たちにとって、郷土料理との出会いの日。これからは笑顔いっぱいになった味を次の時代に伝えていくことが期待されます。


通称「小松の沼」工事事件 残土引き取りで収益疑い

高知市の通称「小松の沼」の工事をめぐる事件で、逮捕された業者ら3人が高知県内各地の建設残土とみられる土砂を引き取り収益を得ていた疑いがあることがわかりました。

この事件をめぐっては、不動産会社社長の竹田勝博容疑者(73)と、無職の杉本秀司容疑者(46)、ダンプカー運転手の西村守正容疑者(67)が、高知市春野町にある通称「小松の沼」に届け出た量を上回る土砂を搬入するなど違法な工事を行った疑いで29日に逮捕されています。

県警の調べによりますと、竹田容疑者は工事の方針を決定するなど業務全般の統括役を、杉本容疑者は竹田容疑者の補佐役を、西村容疑者は現場責任者の役割をそれぞれ担っていたとみられています。3人は県内の10数の業者から建設残土とみられる土砂を引き取り収益を得ていた疑いがあるということです。県警は1日朝、3人の身柄を高知地方検察庁に送り収益に関する詳しい流れなどを調べています。「小松の沼」には当初の届け出の3倍を超える量の土砂が積み上げられていて、市が何度も工事をやめるよう指導してきましたが応じなかったということです。

地元住民からは、「これまでの業者に対する市の対応が甘すぎた」と苦言を呈する声や、「土砂の山を取り除き元の状態に戻してほしい」という声が挙がっています。


ミニサンタたち ツリーに願い事 JR高知駅で園児が飾り付け

JR高知駅に集まった小さなサンタクロースたち。

こちらの駅では毎年、乗客にクリスマス気分を味わってもらおうと、高知市の認定こども園 「丑之助学園」の園児たちによるツリーの飾りつけを行っています。

今年は年長・年中の園児たちが、高さおよそ3.5メートルのもみの木にサンタクロースへの願い事を書いた色紙を飾り付けました。

(Q.サンタさんに何をお願いした?)
「エルサの服。楽しかったです。」

「Nintendo Switchi(Q.どうしてほしい?)お姉ちゃんが持っちゅうき。」

「プリンセスのドレスがほしい。かわいいプリンセスになりたいき。(Q.好きなプリンセスは?)ラプンツェルです。」

園によりますとコロナ禍で発表の機会が少なくなっているということです。それだけに、園児たちが2か月かけて練習してきた歌や演奏を精一杯披露すると、駅の構内は華やかなクリスマスムードに包まれました。


国道・高速道路の雪氷トラブル防止へ

積雪や路面凍結に向けた対応も始まりました。国土交通省土佐国道事務所では毎年冬に管内の国道で除雪作業を行ったり、凍結防止剤を散布したりしています。

1日は職員と道路工事の業者が、凍結防止剤を積み込み、車両を実際に動かす訓練を行いました。

新潟県では去年12月に日本海側を中心とした大雪の影響で、1000台以上の車が高速道路で立往生しました。そのことを教訓に、県内でも大規模な立往生の発生を防ごうと、計画的に通行止めにすることを決めている高速道路と国道の「規制区間」の周知に努める方針です。

「これまで雪が降っていなかったところでも雪が降るかもしれませんし、想定外を想定することがとても大事になってくる。」(土佐国道事務所 岡本雅之所長)


年末年始は夜間の交通事故に注意 街頭指導で呼びかけ

「おはようございます。気をつけていってらっしゃい。」(交通安全指導員)

高知市では、交通安全指導員が、通勤・通学する人たちに街頭指導を行いました。1日朝はおよそ80人の指導員が26か所の交差点に立ち、歩行者には安全な横断を自転車に乗る人たちには、自転車横断帯の走行などを呼びかけていました。

県警の調べによりますと県内では今年934件の事故で22人が死亡していて、このうち19人が高齢者です。夜の時間帯が長い今の時期、特に年末年始にかけては夜間の事故が増える傾向にあり、車を運転する際や自転車に乗る際などは特に注意するよう呼びかけています。

「中高生は条例でヘルメット着用が努力義務になっていますが、まだまだ着用する人は少ない。少しずつみなさんが意識して交通安全を心がけてくれたら尊い命が守られるので、1人でも(死者が)少なくなるよう頑張りたい」(高知市交通安全指導員協議会 中尾幸二郎会長)

指導員は今後も、学校の近くなどで定期的に街頭指導を行うことにしています。