KUTVニュース

山北みかん 今年もおいしくできました 高知・香南市

高知県香南市特産の早生の山北みかんが収穫の時期を迎えていてます。今年は寒波や長雨の影響を大きく受け、収穫量は少ない見込みですが、例年どおりおいしいみかんができています。

先月下旬から収穫の時期を迎えている早生の山北みかん。こちらの畑では数人で収穫作業にあたっていました。

「日当たりのいいこの場所で栽培された山北みかん、たわわに実っています。日があたると輝いて見えますね」

きれいに色づいた実がたくさんなっているように見えますが、今年は特に天候に左右されたといいます。

12月にかけてさらにみかんが色付くため、収穫はこれから最盛期を迎えます。

実を傷つけないよう、ていねいに1つ1つ収穫しています。

山北みかんは皮が薄く、むくとさわやかな香りが広がります。

早生の山北みかんは1月いっぱい収穫が行われ、中生と言われる早生のあとの品種は2月まで収穫が続くということです。


未来につなぐSDGs ホテルで進むSDGs

高知市のホテルの環境に配慮したおもてなしをご紹介します。

高知市のホテル日航高知旭ロイヤル。22階建てと、高知県内では最も高さがあるホテルでその見晴らしの良さから、県外客にも愛されています。こちらのホテルで力を入れているのが・・・

「子どもたちの明るい未来のために、環境にやさしい取り組み、『SDGsの取り組み』をできることから取り組んでいます。」(ホテル日航高知旭ロイヤル 管理部CS課 浜田直美チーフ)

その取り組みの1つが、「脱・プラスチック」です!

「こちらは、ホテルの客室に備えてある『アメニティー』。なるべくプラスチックの使用量を減らした環境にやさしいアメニティーを使っているんです。」

ホテルで年間10万本以上使用するという歯ブラシ。去年から、プラスチックの使用量をおよそ50%削減した環境にやさしい歯ブラシの使用を始めました。ほかにも、食用には適さないトウモロコシを配合したシャワーキャップを備えたり、希望する人にだけシェーバーを提供するなど、積極的な取り組みを進めていますが・・・

おもてなしのクオリティと環境への配慮を両立させるむずかしさも感じていると言います。

「こういった環境にやさしい取り組みもしてるんだねという声もいただきます。ただ、そうした取り組みによってご不便をかけているところもあると思うんですけれども、ご協力いただきながら、やはり今後も環境にやさしい取り組みを続けていきたいと思います。」(ホテル日航高知旭ロイヤル 管理部CS課 浜田直美チーフ)

ホテルで年間およそ5000本使用するというストロー。おととしから廃止し、燃えるゴミとして処理できる紙ストローに切り替えました。またウェディングサロンや一部の客室で提供しているのがこちらのコーヒー。公平・公正な貿易に対する国際的な認証=「フェアトレード」の商品です。発展途上国の製品を適正な価格で購入することで、生産者や労働者の生活を支えることにつながります。

さらにこんな取り組みも。子どもたちに、地元の食材をおいしく楽しく食べることで「食品ロス」への意識を高めてもらおうと行っているのが「仁淀川レストラン」です。ホテルのシェフが講師となり、生産者への感謝の気持ちを育くもうと毎年開催しています。

ホテルとして、さまざまなSDGsに取り組む背景には、「未来ある子どもたちに明るい未来をつないでいきたい」という思いがあります。

「皆さまと共に歩んでいく子どもたちの未来のために、ホテルとしてもできることから続けていきたいと思っています。また(地域の)清掃活動なども取り組んでいますが、地域の方と協力しながら今後もきれいな街づくりに取り組んでいきたい。」(ホテル日航高知旭ロイヤル 管理部CS課 浜田直美チーフ)


高知県立のいち動物公園 開園30周年 愛され続ける動物公園に

高知県香南市の県立のいち動物公園が開園30周年を迎え、きのうイベントを開催しました。

1991年に開園した香南市の県立のいち動物公園。きのう開園30周年を迎え、来園者に楽しんでもらおうと感謝の思いを込めたイベントを開催しました。イベントでは、日ごろから動物たちを詳しく観察している動物園の従業員が考えた「どうぶつ体操」を野市幼稚園の園児が披露しました。

去年12月には開園以来500万人の来園者を達成しました。一度は訪れたことがあるという県民も多いスポットとなっています。

「こども1歳半と大きくなったので、動物を楽しめるかなと思ってきた。何回か来たことはあるんですけれど、自然がいっぱいで動物ものびのびしているので楽しそうでいいかなと思う。」(来園者)

「最近、子どもがものすごく動物に興味を持ち始めたところに、開園記念30周年ということで無料もあって訪れた。継続的に利用したい。子どもが産まれたら今の子どもと一緒に触れ合いながら利用したい」(来園者)

園では、動物が過ごす環境に配慮しています。檻や柵を使用せず、動物が本来生息している自然豊かな環境をできるだけ再現することで、動物の自然な姿や表情を楽しむことができます。

「本当にきょうもたくさんの人が朝早くからお越しいただいてとてもうれしく思う。コロナ禍の中で自然の中で楽しんでいただける施設ということを実感することができ、ありがたく思う。みなさんに愛される動物園にしていきたいと思う。」(県立のいち動物公園 塚本愛子 園長)

のいち動物公園は今月いっぱい30周年を記念したイベントを行う予定です。


急死した創業者の夢叶えたい しんじょう君サイトでヤギ商品販売

ヤギとカワウソが強力なタッグを組みます!高知県内の特産品を取り扱う須崎市のキャラクター、しんじょう君の通販サイトで南国市のヤギ牧場の商品が新たに販売されることになりました。ヤギ牧場は、販売によって今年7月に急死した創業者の夢を叶えようとしています。

真っ白なヒゲをたくわえて登場した須崎市のマスコットキャラクター=しんじょう君!店長を務める通販サイト=「高知かわうそ市場」で、南国市の川添ヤギ牧場の商品を販売すると発表しました。

「ヤギっぽくなってプロモーションを手伝いますのでよろしくお願いします。」(パンクチュアル 守時健社長)

川添ヤギ牧場は、650頭のヤギを飼育する国内最大級のヤギ牧場です。創業者の川添建太郎さんが、自家製のエサを与えるなど飼育方法にこだわり、臭みのないミルクと上質な肉を目指してきました。その品質の高さは全国的に認められ、県内外のレストランとの取引もスタート。さらなる事業拡大に向け順調に進んでいたところを新型コロナが襲います。売り上げは激減しましたが、川添さんはコロナ禍をなんとか乗り越えようと奮闘していました。

その矢先。今年7月、川添さんはくも膜下出血で、41歳という若さで帰らぬ人ととなってしまいました。

「私もきっと大大丈夫だと信じてこれまでやってきました。川添さんがつくりあげたものを私をはじめ従業員一同引き継いで頑張っていきたいと思い牧場を続けています。」(川添ヤギ牧場 鈴木理紗社長)

コロナ禍と、創業者=川添さんの死。川添さんとともにヤギを飼育し、後を継いだ鈴木理紗社長は、あるところに助けを求めます。それが、コロナで打撃を受けた県産品を販売し、年間8億円を売り上げたしんじょう君の通販サイト=「高知かわうそ市場」でした。

「コロナの影響でカンパチが売れなくなっていて困っている漁師さんを救ったという話を聞きました。今回高知かわうそ市場にお願いして協力してもらってこうして皆さんのもとに届けることができるようになりました。」(川添ヤギ牧場 鈴木理紗社長)

今回「高知かわうそ市場」では、ヤギの肉やソーセージのほか、ミルクやジェラートなどを取り扱います。現在、キャンペーンとして、数量限定ですべての商品が割引価格で販売されています。牧場では、これまで一般客へのヤギ肉の販売はしておらず、今回が初の試みです。鈴木社長はこれを機に亡くなった川添さんの夢に近づくと胸を張ります。

「『ヤギの食文化を高知から日本の食文化に』という夢の実現に少しでも近づけたらな良いなと思う。なんて言ってくれるでしょうね、喜んでくれたら良いなと思う。ヤギ牧場の継続を目指して頑張りますが、川添建太郎が目指していた夢を目指して私も頑張っていきたいと思います。」(川添ヤギ牧場 鈴木理紗社長)

川添さんが目指していたのは2千頭のヤギを飼育する世界一のヤギ牧場。鈴木社長は牧場とともに川添さんの夢も引き継ぎ、新たなスタートを切りました。