KUTVニュース

保護犬から学ぶ命の大切さ 認定こども園で特別授業

保護された犬を通じて、園児たちに命の大切さを知ってもらおうと、高知県南国市の認定こども園で特別授業が行われました。

講師を務めるのは、愛犬と一緒に参加できる料理教室を開いている、wanbinoの水野雪絵さんです。犬猫の殺処分ゼロを目標に2014年から活動しています。きょうは未来を担う子どもたちに「いのち」の大切さを感じてほしいと、南国市の認定こども園ひまわりの園児105人に特別授業を行いました。授業では飼い犬が捨てられ、殺処分されるまでを描いたアニメーションが上映されたほか、保護犬を引き取った人が犬との生活について話し、園児たちは熱心に耳を傾けていました。

「可愛かったです。飼ってみたいです。お散歩とかさせたいです。」(園児)

授業中、園児からこんな質問が。

「犬は何で捨てられたり、殺されたりするんですか?」

「先生も、そこが一番の悩みです。どうしてワンちゃんが殺されたり、捨てられたりするのかそういった事が一つも起こらないようにするために、今こうして、皆さんのところで、『いのちの授業』というのをお話しています。」(水野さん)

2013年、県内では殺処分された犬猫の数が、人口1万人あたり全国ワースト1位になりました。県や動物愛護団体の取り組みによって徐々に減っていますが、いまだに処分される命があります。水野さんは、コロナ禍でペットを飼う人が増えたことで、ペットを手放す人も増えるのではないかと心配しています。

「最後まで本当に大切に育てていただきたいなと、気持ちを込めてお話させていただきました。」(wanbino 主宰 水野雪絵さん)

水野さんは、今後も犬猫の殺処分ゼロを目標に活動を行っていく方針です。


高知県内の小中学校 不登校「全国最多」に

昨年度、高知県内の小中学校で不登校の児童生徒が1000人あたり25.2人と全国で最も多かったことが文部科学省の調査でわかりました。

これは、文部科学省が昨年度実施した全国調査で明らかになりました。県内の調査対象は、小中学校と高校、特別支援学校合わせて371校の6万7800人あまりです。調査の結果、不登校の児童生徒は前の年度より121人増え、1238人となっています。1000人あたりでは、25.2人で、全国平均の20.5人を上回り、全国最多です。県教育委員会は昨年度から小中学校に「不登校担当教員」を配置するなど不登校対策に取り組んでいます。

調査の結果を受けて「未然防止・初期対応・個別自立支援の3つの観点で様々な取り組みを進めている。今回の調査を通して明らかになった課題を踏まえさらに取り組みの充実を図る」としています。


いまこそ笑いと音楽を 高知県内で活動するお笑い芸人が初の主催ライブ

新型コロナウイルスはエンターテインメント業界にも大きな打撃を与えました。アーティストやお笑い芸人が舞台に立つことが難しい状況の中、コロナ禍でも笑いと音楽を届けたいと高知県内で活動するお笑い芸人ツーライスが初の主催ライブに挑戦します。

高知のお笑い芸人=ツーライス。コロナ禍で仕事が思うようにできない状況が続いています。

2人は、今の状況を自分たちの手でなんとかしようと、あさって、高知市でお笑いと音楽のライブを開くことにしました。ライブを主催するのは今回が初めてです。

土佐清水市出身の大ちゃんは高校卒業後、上京し、幼なじみとお笑いを始めました。1998年には、当時組んでいたトリオが売れっ子芸人のスタートラインともいえるNHK新人演芸大賞を受賞。しかし相方が病に倒れ、トリオは解散してしまいます。一方、埼玉県出身のヤスさんは劇団に所属し、 舞台役者として活動していました。アルバイト先が一緒だった2人。大ちゃんがヤスさんに声をかけたことで2006年、コンビ=「ツーライス」を結成。東京で9年間活動した後、2015年に活動拠点を高知に移しました。

初めて主催するライブに呼んだのは、駆け出しのころ一緒に汗をかいた仲間たちでした。

今回のライブのテーマは「音楽とお笑い」。ともに高知を盛り上げてきたミュージシャン「スーパーバンド。」にも声を掛けました。

「スーパーバンド。」の2人は、ライブを開催することに対して喜びと不安が入り混じっているといいます。

コロナ禍のいまだからこそ、笑いと音楽を。エンターテインメントの力を高知から発信したいと意気込んでいます。


甘味がギュッ!極早生の山北みかん 高知・香南市

きょうの高知県内は四万十市江川崎と四万十市中村で最高気温が30℃を超える真夏日を観測するなど、各地で厳しい残暑となりました。汗ばむ陽気の中、香南市香我美町山北では甘みがぎゅっと詰まった『極早生みかん』の収穫が行われています。

「夏を感じさせるような強い日差しで、すこし汗ばむくらいの暑さです。さわやかな青空の下で色鮮やかに実っているのは今しか味わえない『極早生みかん』です!」

「山北みかん」で有名な香我美町山北。およそ1.5ヘクタールの畑で露地栽培を行うのは、公文一宏さんです。妻のあやさんとともに、7年前実家の畑を引き継ぎ、極早生みかんの栽培を始めました。

「実がなり始めるまではすごく大変で・・・子どもと一緒で手がかかるので。たくさん実がなるようになったのはうれしいです。」(山北みかん農家 公文一宏さん)

いま収穫しているのは「由良」という品種。極早生みかんの中でも特に糖度が高く、去年から県内の量販店などでブランドみかん「極み」として販売しています。

「特長はですね、若干酸味があり、濃い甘さですね!」(山北みかん農家 公文一宏さん)

ブランドみかん「極み」は1年のうち、10月上旬からの1か月間しか出荷されないというまさに旬の味覚!一度食べるとリピーターになるファンも多いといいます。太陽の恵みをたっぷり受けて育ったみかんを試食させてもらいました。

「こんなに甘いんですね!ほどよい酸味があって、みずみずしい果汁が口いっぱいに溢れ出てきます」

「消費者の皆さんに食べていただいて、おいしい!と思ってもらえるみかんをつくっていきたいと思うし、そう言ってもらえるようにずっと頑張っていきたい。」(山北みかん農家 公文一宏さん)

公文さんの極早生みかんの収穫は来月上旬まで行われるということです。ブランドみかん「極み」は、今月22日(金)から24日(日)まで「とさのさとアグリコレット」で行われる山北みかんのイベントで購入できるということです。


9月高知県議会閉会 コロナ対策 161億円補正予算案可決

高知県議会9月定例会が閉会し、新型コロナ対策を軸とした161億円の補正予算案が可決されました。

県議会9月定例会には、病床や宿泊療養施設を確保する費用や、ワクチンの職域接種の補助費用などを盛り込んだ161億円の補正予算案が提出されていました。きょうは採決が行われ、補正予算案は全会一致で可決されました。閉会のあいさつの中で濵田知事は、社会経済活動の再開を支えていく考えを示しました。

「感染状況は一定の落ち着きを見せております。今後は感染再拡大に向けた備えを固める一方で、社会経済活動の段階的な再開に向けて必要な施策を進めていく必要がある」(濵田省司知事)

具体的には、県内の観光組織に対して補助金を支給し、観光客の誘致を進めていく方針です。