KUTVニュース

四方竹の収穫盛んに 高知・南国市

高知が誇る秋のタケノコ、「四方竹」の収穫が高知県南国市で最盛期を迎えています。今年は夏場に雨が多かったため、みずみずしい仕上がりとなっています。

南国市白木谷の岩原英幸さんの竹林では、先週から四方竹の収穫が始まり、今、ピークを迎えています。春と夏の2回肥料をまき、世話をしてきたと話す岩原さん。ひざ丈ほどの長さが食べごろだといい、岩原さんは順調に育った四方竹を丁寧に収穫していました。

「8月に雨が多かったので、みずみずしいタケノコというか、おいしいですね。やわらかくて、えぐみも薄れている。」(南国市四方竹生産組合 岩原英幸副組合長)

収穫とともに加工も大忙しです。岩原さんの竹林では、今年も例年並みの3トンほどの収穫を見込んでいて、すべてを自宅の加工場で処理します。収穫された四方竹は作業員がゆでた後、皮をむき、大きさごとに選別していました。

白木谷の四方竹は来月上旬まで収穫が行われ、関東や関西のほか、県内の量販店に出荷されます。


高知県いの町・仁淀川橋 耐震化工事で「命を守る」

高知県いの町の仁淀川にかかる仁淀川橋。みなさん一度は通ったことがあるのではないでしょうか。ゴールデンウイークには紙のこいのぼりが泳ぐスポットとして人気ですよね。この仁淀川橋でいま、大規模な工事が行われています。普段は見ることができない工事の様子に、からふるのカメラが密着しました。

「今私が立っているのは仁淀川橋の上です。今こちらの橋では耐震工事が行われているということで今回特別な許可をいただいて取材しました」

国道33号の仁淀川橋。一級河川、仁淀川にかかる銀色の橋は、景観とともに古くから県民に親しまれています。橋の歴史は古く、大正時代に木造の橋が架けられ、1930年=昭和5年の秋に、現在の橋が完成しました。現存する橋としては全国的にも珍しいといいます。

「昭和初頭において西日本一の大規模な架橋工事であり、大型重機がない当時に橋脚工事は川に潜って人力で穴を掘るなど苦労の連続であったとの記録が残っています」(土佐国道事務所 佐川国道維持出張所 吉田宏樹管理第二係長)

この仁淀川橋がいま、新しく生まれ変わろうとしています。目指すのは、東日本大震災クラスの地震にも耐えられる橋。これまでにも舗装や塗り替えなどの補修工事は行われてきましたが、構造を根本的に強化する工事は今回が初めてです。

「橋の上の部分の既設部材の撤去作業中」(横河ブリッジ大阪工事本部 松下勝彦 課長補佐)

こちらで行われているのは、上横構という橋の天井部分に交差して取り付けられている部材を新しく取り換える作業です。古い部材の切断には電動ノコギリを使用。ガスバーナーを使ってより早く切断する方法もありますが、工事中の橋を通る車や仁淀川の水質に配慮し、火の粉が出ないよう丁寧に1本ずつ切断していきます。幅、厚みともに一回り大きな部材に取り換えることで、耐震性を高めます。

支柱部分ではこんな補強工事が。

「古いリベット構造を撤去し、いま一般的に使われている高力ボルトを取り付ける。(ボルトを)1本ずつ撤去して1本ずつボルトを差し替える作業を行っています」(横河ブリッジ大阪工事本部 松下勝彦 課長補佐)

長年、橋を支え続けてきたボルトの差し替えです。人の手で1本ずつ行っているため、支柱1本のボルトを差し替えるだけでも数日かかります。

「人流、物流の要の橋。いの町にとってはシンボル的な橋。必ず来るであろう南海トラフ地震に対し、輸送路として、避難する橋として非常に大切なもの。より安全に美しくなるということなのでいっそう人流、物流が盛んになることを期待している」(いの町 池田牧子町長)

今年で91歳を迎えた仁淀川橋。仁淀ブルーとともに時代の流れを見守ってきた橋がいま、未来のわたしたちの命を守る橋として生まれ変わろうとしています。


室戸の自然が育む秋の味覚 「西山金時」収穫最盛期

きょう10月13日は「サツマイモの日」です!昔から「栗(九里)より(四里)うまい十三里」というサツマイモの美味しさを伝える言葉があり、江戸から13里離れた埼玉県川越市のサツマイモが美味しかったことから定められたということなんです。

高知県室戸市の西山台地では、秋の味覚「西山金時」が収穫の最盛期を迎えています。西山金時をふんだんに使った注目のスイーツと共にお芋大好きという三上アナウンサー取材しました。

「秋の味覚といえば、『お芋』ですよね。きょうは室戸のブランド芋西山金時の取材に来ました。見て下さい!見晴らしが最高なんです。海が見えます!」(三上萌々アナウンサー)

室戸市の雄大な太平洋に臨む『西山台地』。およそ13万年前は海底でしたが、長い年月をかけて隆起し、今では海抜およそ100メートルに。

およそ210年前に開拓され、農地として活用されています。日当たりと水はけのよさが特長の海岸段丘です。

この台地で収穫の最盛期を迎えているのが『西山金時』!太陽の恵みと潮風のミネラルをたっぷり受けて育った室戸が誇る「秋の味覚」です。

10軒あまりの農家が「西山金時」を栽培していて、このうち細松隆宏さんは4年前に親戚の畑を引き継ぎ、妻の稔枝さんと栽培を始めました。今では息子の卓也さんも加わり、1万8000㎡の畑で年間50トンあまりを生産しています。この時期、毎日サツマイモを食べているという三上アナウンサーが収穫を体験させてもらいました。

10月中旬とはいえきのうの西山台地は夏日を思わせるような暑さで、収穫作業は想像以上に体力との戦いです。

生産者は高齢化で年々減っていますが、細松さんは室戸が誇るブランド芋を大切に守っていきたいと話します。

そして、お芋好き必見!この西山金時を使ったスイーツを国道55号沿いにある「道の駅 キラメッセ室戸」で存分に味わえます。特に人気なのが・・・

「ありがとうございます!みて下さい!西山金時のジェラートです。おいしそう!いただきます!西山金時ってこんなに甘いんですね!つづいては西山金時の大福です!皮がもっちもちです。中から出てきた西山金時のペーストととろっとした生クリームがとてもマッチしています!毎日でも食べたいです。」(三上萌々アナウンサー)

こちらのスイーツはすべて道の駅で手作り!おいものスティックや甘なっとうなども販売されていて、西山金時の甘さとしっとりとした食感を楽しめます!西山金時のスイーツは出荷がおわる来年の春先まで楽しめるということです。室戸が誇る『秋の味覚』、皆さんもぜひ味わってみてはいかがでしょうか?


高知県須崎市安和地区 廃棄物を観光資源に!?

廃棄物を観光資源に!?高知県須崎市安和地区で、「新たな体験型観光」の形を模索するプロジェクトが始まりました。

その名も「須崎残滓プロジェクト」、本来なら廃棄される食材や間伐材などを活用し、観光資源を生み出そうというプロジェクトです。須崎市の「集落活動センターあわ」を拠点に始まり、観光庁の実証事業にも採択されています。そのキックオフとして、きのうは、須崎市の安和海岸に地元の人たちや事業に協力する関係者が集まり、体験プログラムのテストが行われました。

こちらは間伐材を熱源としたサウナが体験できるソロテント!海を見ながら、サウナをゆったり楽しむことができます。

こちらはフレンチBBQ体験です。間伐材を使って火をおこし、仕上げた浦ノ内のジビエのスペアリブにミョウガの茎など本来なら廃棄される野菜などを使ったサラダ!東京から招かれたシェフの指導の下、安和地区の女性グループが中心となり、作りました。

農業や林業など異業種の人たちが集まり、東京から来た専門家たちの知恵を借りながら、地域の新たな魅力を生み出そうとするこの取り組み。地域の人たちは期待を寄せています。

「ほとんど廃棄しているものなのでどんなになっていくかわかりませんが、期待しているところです。1つでも2つでも価値がでるような食材があるのではないか。」(集落活動センターあわ 北澤利文代表)

「共創価値といっているんですが、一緒につくることで価値が上がる。今、ジビエ浦ノ内ができてジビエ肉が出ているが、残滓を使ったソースを使うことで須崎のジビエの価値があがっていく。そうしたことを考えていくと皆さんがアイデアをどんどん出して盛り上がっていくと面白い地域になっていくと考えている。」(地域活性化伝道師 岩崎徹さん)

「集落活動センターあわ」では、海岸近くに完成する新しい拠点の落成に合わせ、来月末にも体験イベントを開くことにしていて、今回の経験を活かしたいとしています。


エビ釣り体験通し 高知県須崎市の中学生 水産資源学ぶ

土佐市の高校で養殖されているエビを通して水産資源に興味を持ってもらおうと、中学生を招いた体験学習が行われました。

高知海洋高校では課題研究の一環として去年6月から東南アジア原産の大型の淡水エビ「オニテナガエビ」を養殖しています。学校ではこのほど水産資源に興味を持ってもらおうと、須崎市の浦ノ内中学校の1年生15人を招き、体験学習を行うことになりました。

「生き物に関心を持ってもらうのが一番。持って帰って食べてもらって味を知ってもらってこういう養殖もあるのかと知ってもらいたい。高知県の養殖の新たな可能性として。」(高知海洋高校航海コース 山越健一教諭)

生徒たちはオニテナガエビの成長が早いことや味が良く高値で販売できることなどを学んだ後、エビ釣りに挑戦しました。日ごろから地域の文化や産業について学んでいるという生徒たち。新たな体験を通して水産資源について理解を深めていました。

「(高校生が)こんなに大きなエビを育てているのが驚きです。エビを調理するのが楽しみ。」

「海のエビとそんなに形が変わらなくて人の手でも育てられるんだと思いました。どんな味なのか楽しみ」

高知海洋高校は今後もオニテナガエビのPRに力を入れていきたいとしています。