KUTVニュース

建設会社と商店街が協力 子どもたちに安全なまちづくりを

全国地域安全運動がきのうから始まりました。子どもたちにとって安全なまちづくりを進めようと、高知市の建設会社と商店街が協力して地域安全運動に取り組むことになりました。

高知市の建設会社ミタニ建設工業は、2008年から通学路などで防犯パトロールを行うなど子どもたちにとって安全なまちづくりを進めています。テレビやSNSなどでミタニ建設工業の取り組みを知った高知市の帯屋町筋が、協力して地域の安全を守る活動を進めることになりました。きょうはセレモニーが開かれ、帯屋町筋の小林和子理事が「こども見守り宣言」を行い、加盟する28店舗が「こども110番の家」に指定されました。

「子どもたちが通学して、何かあった時に今まで入りたくても躊躇してた部分が、シールを張っていることで、迷わずに入ることができる。子どもたちにとっても保護者にとっても嬉しいことだと思う」(ミタニ建設工業 三谷剛平社長)

「町に来た時に少しでも安心して逃げ込めるような場所が増えることはすごくありがたい。僕たちが子どもの頃のように気楽に遊びに行きやすい、子どもだけで来ても大丈夫と思える町ができてほしい」(帯屋町筋一番街青年部 小林紀一郎 会長)

全国地域安全運動は今月20日までの日程で行われ、ミタニ建設工業は今後も「安全な社会の実現」のために地域の子どもたちを見守る活動を続けることにしています。


ラッピング列車集結 「予土線FunFun祭り」にぎわう

愛媛と高知を結び観光列車も多く走るJR予土線。そんな地元の路線を盛り上げようと今月9日、沿線の住民も参加するイベントが開かれました。

予土線3兄弟の長男「しまんトロッコ」に、新幹線に似せた車体が特徴の「鉄道ホビートレイン」。今月9日、JR宇和島駅に予土線を走る6両のラッピング列車が大集合しました。

「普段来られないからいろいろな(列車)を見られるから来た」(松山から)

「こういうトロッコ型の列車に子どもが乗ってみたいと言っていたので乗せてあげようかなと」(西条から)

「予土線FunFun祭り」と銘打ったこのイベントは予土線の利用促進につなげようとJR四国が企画。午前9時のスタートから大勢の人が訪れました。

「きょうのこの予土線FunFun祭りが大きな起爆剤となって地域と四国、そしてJRが元気になればと祈っている」(JR四国 長戸正二鉄道事業本部長)

イベントはJR窪川駅でも。宇和島駅からやって来たのは黄色い車体が特徴の観光列車、「しまんトロッコ」です。

「すごく気持ち良かって楽しかったです。」(愛媛から)

窪川駅の隣にある四万十町役場西庁舎の広場では「しまんとワイワイ広場」と題したイベントが開かれました。町の商工会などでつくる「四万十町賑わい街づくり委員会」が年に数回開いていて、今回は「予土線FunFun祭り」に合わせて開きました。広場の隅には仮設の動物園も登場。子ども達はヒツジやヤギ、地鶏の仲間、「土佐九斤」との触れ合いを楽しんでいました。

また、窪川駅前にはJR四国のイメージキャラクター、「すまいるえきちゃん」が登場。頭の上に乗る「れっちゃくん」と併せ、その愛くるしい姿に子どもたちの人気を集めていました。


「自分らしく」に込められた思い

高知県南国市出身の女性が、東京で、特徴のあるデイサービスを展開し、コロナ禍でも順調に業績を伸ばしています。そこには、彼女の「ある思い」がありました。

東京・杉並区にあるデイサービス施設「咲くよひまわり亭」です。経営しているのは、南国市出身の葛目奈々さん。2010年に「株式会社セブンスカイ」を立ち上げ、デイサービス事業などを始めました。大きな特徴は・・・

昼食を利用者とスタッフが一緒に作っています。利用者に日常に近い生活を送ってもらいたいと考えているからです。

「うちでやっていたことをやっているだけだと思います。みんなでワイワイ言いながらが楽しいです」(利用者)

(お上手ですね)
「そんなことない。長いことしてないから」
(久しぶりですか?)
「目が悪いからお料理したら危ないからって家庭ではね。久しぶりだから楽しかった」(利用者)

自宅では包丁や火を使うことに不安を感じなかなか調理ができませんが、ここではスタッフが見守っているので安心です。

「私達の大きな方針として自分らしくある環境の提供だったりとか、ご家族も、ご利用者さんも自分らしくいて欲しい」(葛目奈々さん)

繰り返される「自分らしく」という言葉。そこには葛目さんのある思いが込められているのです。

実は葛目さん、男性として生まれました。

中学生のころから違和感を覚え始め、高校生の時、男性に初恋をしたことから、心の性が女性だと気付きました。県内のバーで働いた後、東京・新宿へ。お金を貯めるために夜の世界で働き、24歳の時には性別を変更する手術を受けました。そして一念発起し看護学校に入ろうとしますが、患者を混乱させることなどを理由に何校も断られました。

「最初は衝撃だった。自分自身、履歴書も、男性女性っていう、それだけで、やりたいことがやれない社会ながやなって、非常に挫折感。自分は何のために生まれてきたのかとか、男性に生まれて女性になるっていうだけでも結構大変。手術したり注射打ったりそれだけでも大変なのにやりたいこともできないとなると自分は何のために生まれてきたのか」(葛目奈々さん)

それでも葛目さんは人をケアしたいという思いを諦めきれず、介護の道へ。資格を取り、自ら会社を起こしました。葛目さんのこうした生き方が「自分らしく」という言葉につながっていたのです。

2015年、葛目さんは取材をきっかけに自分がトランスジェンダーであることをオープンにしました。周りの反応に怖さがあったものの、返ってきたのは温かい言葉でした。

「だから葛目さんは相手のことを知ろうとしているとか、求めていることを探ろうという姿勢だったんだねとか、そこに自分らしくということだったんですね、とか、これからもがんばってほしいという声をすごくいただけたので、安心しました」(葛目奈々さん)

利用者もスタッフも含め多様性を大切にする施設。そんな職場を増やすため、葛目さんは、最近マネージメントの仕事に力を入れています。2016年度にはおよそ8500万円だった売り上げも年々増加し、昨年度はおよそ1億4500万円に。コロナの影響で一時は売り上げが落ちたものの持ち直し、今年6月には原点ともいえる新宿に施設をオープンさせたのです。2023年度までに6拠点・24店舗の開設を目指しています。

「きっかけは自分らしくいたい、ということだったんですが、次は誰もが、LGBTに限らず、どんなところでも個性が輝けるようなそんな場所を作っていきたい。そんな社会をつくっていきたいと考えています。」(葛目奈々さん)


高知からアニメ・漫画の発信へ 制作会社が知事に会社設立を報告

今年7月に高知で初めて設立されたアニメ制作会社が、濵田知事に会社の設立を報告しました。「高知からアニメ・漫画の発信を」と意気込んでいます。

県庁を訪れたのは、高知で初となるアニメ制作会社「スタジオエイトカラーズ」です。高知のクリエイターが地元で活躍できる環境を目指そうと、高知市帯屋町にあるシェアオフィスで、今年7月に事業をスタートしました。きょうは、エイトカラーズの社長らが県庁を訪れ、濵田知事に会社の設立を報告しました。アニメ業界は、制作会社のおよそ9割が東京にあるため、地方で業界に就職する機会が少ないのが現状です。県では、大勢の若い人たちが就職を希望するIT・コンテンツ関連企業の誘致活動に力を入れていて、県の支援により高知に進出した企業は、これで25社目となります。

エイトカラーズは、今月から順次、社員の採用を行っていて、すでに高知市内に制作拠点を検討しています。来月19日には、採用説明会を開くことにしています。


高知県内ワクチン接種率 若い世代が伸び悩み

新型コロナワクチンについて高知県内での最新の接種率が発表されました。1回目2回目ともに全国を上回っていますが、若い世代の接種率が伸び悩んでいます。

県が一週間おきに公表している県内のワクチン接種率。最新の調査によりますと1回目の接種を終えた人は82.41%、2回の接種を終えた人は74.32%でいずれも全国平均を上回っています。

2回の接種を終えた人を年代別に見ると、40代が7割近くにのぼり30代が5割を超えたことがわかりました。1回目の接種率は30代・20代・10代ともに6割を超えていて、20代については先週に比べおよそ6パーセント増えています。しかし30代までの若い世代の接種率が先週までと比べ伸び悩んでいるといい、県は「接種を受けるか悩んでいる方はぜひ早めに済ませてほしい」と呼びかけています。