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トンボ自然公園 「ツリフネソウ」ほぼ満開に 高知・四万十市

高知県四万十市のトンボ自然公園ではツリフネソウの花がしっとりと咲いています。

赤紫色の可憐な花を咲かせる「ツリフネソウ」です。四万十市のトンボ自然公園では池の辺に植えられています。今月中旬から花が咲き始めたといい、きのうの朝はほぼ満開でした。降った雨で花びらや茎には水滴がつき、しっとりとした風情です。ツリフネソウは花の形が吊るして使う“花挿し”に似ていることや、帆掛け舟をぶら下げたように見えることからその名が付いたとされています。水辺など自然の中で自生している光景はほとんど見られなくなりました。

トンボ自然公園のツリフネソウは来月中旬まで楽しめそうだということです。


突然の「廃藩置県」謎に迫る 高知市で企画展

明治政府が行った「廃藩置県」についてや各県がどのように誕生したのかを詳しく知ることができる企画展が高知市で開かれています。突然の廃藩置県に隠された出来事とは・・・

廃藩置県から150年の節目にあたる今年、県立高知城歴史博物館で企画展「廃藩置県150年藩が消えた日~四国の廃藩置県」が開かれています。廃藩置県は鹿児島藩と山口藩により進められましたが、そこには三藩堤携の合意が成立していた高知藩も加わるはずでした。しかし士農工商の身分制度が廃止された際のスローガン、「四民平等」をうたう高知藩の先進的な藩政改革が全国から注目されると、勢力が拡大。これを危惧した薩長は高知藩を外して極秘に廃藩置県を進めたと考えられています。

こちらは廃藩置県の2日前に政府の岩倉具視が薩摩藩の大久保利通に送った手紙です。

「極秘に行われた廃藩置県ですが、こちらの史料から岩倉具視でさえも決行の2日前に計画を伝えられたということがわかります。」

手紙で岩倉は「廃藩置県の断行の計画をけさ聞いて驚いた」と記していて、廃藩置県が極秘に進められていたことを知ることができます。

他にも、宿毛市の沖の島はもともと東西で愛媛との県境が引かれていたことなど、四国の各県がどのように誕生したのか知ることができます。

「廃藩置県の全国の歴史をたどっているのはもちろんなんですけれども、四国各藩を中心としまして各藩から四国四県にどういうような形で至ったのかを紹介しております。各県の博物館等の施設から史料を借りて展示していますので、ここの展示会場にきたら四国各県の史料が見られると思って来ていただければなと思います。」(県立高知城歴史博物館 髙木翔太学芸員)

この企画展は高知城歴史博物館で11月29日まで開かれています。


家計を直撃!? あすから相次ぎ値上げ

あすから10月です。私たちの暮らしに関わる身近な食料品など、さまざまなものが値上がりし、家計に影響が出てきそうです。

まずは小麦。政府は、輸入した小麦を製粉会社に売り渡す価格について、小麦の国際価格が上昇していることなどを理由に、4月に比べ19%引き上げることを発表しています。

続いてはマーガリンなどです。雪印メグミルクは、あすの出荷分から、バターやマーガリンなどの家庭用商品14品を最大で12.2%値上げ、明治は、市販用のマーガリン類など合わせて9品を、最大12.8%値上げします。

山崎製パンは、あす出荷分から、一部の和菓子・洋菓子製品の価格を改定。平均で7%引き上げます。いずれも原材料費や物流費が高騰していることが要因です。

そしてコーヒーです。味の素AGFは、家庭用レギュラーコーヒー14品種などの価格を改定します。対象商品の店頭価格は、およそ20%上昇すると見込まれています。

愛煙家にとって悩ましいのがたばこの値上げ。こちらもあすからです。

こちらの高知市のたばこ販売店では、きょうまでの価格が書かれた値札の裏に新しい価格の値札を準備するなど、対応に追われていました。

たばこはほとんどの銘柄で、一箱あたり30円前後の値上げとなります。また低い税率となっていた外国産のたばこなどについても、税率が見直され、こちらのたばこは、一箱140円の値上げです。

「先週から予約している人がいて、引き取りも先週から順調に進んでいます」(ホワイトマジック 田島明代表)

売り上げにして2倍以上になるほどの駆け込み需要があり、中には13万円分のたばこを予約した人も。事前の買い込みで4万円お得になるといいます。

財布を直撃する愛煙家は。

「100円違ったら1日に一箱でも月なら3000円。1日一箱で足らなかったら(月に)5000円は変わるね。5000円あったらうまいもの食えるぜ」

なお食用油については11月、日清オイリオグループが、家庭用・業務用などの価格を改定します。今年度4度目の改定で、家庭用で1キログラムあたり30円以上の値上げとなります。

家計への影響は、しばらく続きそうですね。


国民宿舎「桂浜荘」 あすから休館

高知市の国民宿舎「桂浜荘」があすから休館することが市議会9月定例会で正式に決まりました。

1964年5月、長曾我部元親の居城=浦戸城の跡地に誕生した高知市の国民宿舎「桂浜荘」。1995年にリニューアルオープンし、客室から雄大な太平洋を望むことができる、高知らしさを前面に押し出した宿泊施設となりました。

翌1996年には、宿泊者100万人を達成。高知観光の拠点として人気を博します。

桂浜荘自体は市が所有する施設ですが、運営については開業以来一般財団法人「高知市桂浜公園 観光開発公社」が行い、2012年度からは、「公社が売り上げの中から高知市に利用料金を支払う」という形をとっていました。しかし、去年新型コロナの影響で利用客が激減。公社が利用料金を支払うことが難しくなり、高知市は支援金を出すなどして運営を続けてきました。しかし市は「これ以上、税金を使って事業を続けるのは難しい」として、あすから休館することが市議会9月定例会で正式に決まりました。休館に伴い公社と高知市は従業員に対し再就職に向けた相談を行うこと、支援金を出すことを決めています。

高知市は今後、調査・研究を行いながら、桂浜荘再開に向けた検討を進めるとしています。


とさでん交通 空港レストラン・売店を閉店 別れを惜しむ客も

とさでん交通が高知龍馬空港で営業するレストランと売店がきょうで閉店しました。店には別れを惜しむ客の姿も見られました。

高知龍馬空港2階にあるレストラン・チャオと、売店のとさでんショップ。レストランは1983年から。売店は1959年から営業を続けてきました。しかし去年、新型コロナウイルスの影響で空港の利用者が激減。2020年の2店舗の合計売り上げはコロナ禍前の2019年と比べ、2億円以上減少しました。2店舗を営業するとさでん交通は、昨年度決算で8億2400万円の赤字に。本業の電車やバスの運行を維持するため、赤字となっていた2店舗を9月末で閉店することを決めていました。

「高知の食を噛みしめて頑張って仕事行くぞとそんな気持ちでご飯を食べていたので、すてきな思い出とおいしい料理をありがとうと言いたい」(高知市から)

「誠に残念ではございますが本日が最後となります。改めましてありがとうございました。」(とさでん交通空港販売課 梅原琢磨課長)

そして午後4時、通常営業終了をもってレストラン・売店共に歴史に幕を下ろしました。この一角は11月にアンテナショップとラウンジとして生まれ変わる予定です。