KUTVニュース

「ぞんぞん」する話の数々

朝晩すっかり涼しくなり、暦の上では秋なんですが、日中はまだまだ暑い日が続いていますよね。残暑が本当に厳しい・・・えっ!?(スタジオが暗くなり、青白く浮かび上がる平賀アナウンサー、それに驚く藤崎・尾崎アナウンサー)

「お二人、今『ぞんぞん』しませんでしたか?」驚かせてすみません。新人アナウンサーの平賀吏桜です。「ぞんぞん」、土佐弁で「寒気がする」という意味ですよね。先ほどとは比べ物にならないくらい「ぞんぞん」する話が、高知県立歴史民俗資料館に集まっているんです。

「こちらに『ぞんぞん』する史料が集まっているんです。少し怖いですが楽しみです。」(平賀アナウンサー)

南国市の県立歴史民族資料館が30周年を記念して開いている「ぞんコレ!~知れば知るほどゾンゾンするれきみんコレクション~」です。展示されているのは、一見何の変哲もない人形や手紙なんですが、これらの史料の背景には、ぞんぞんする話があるんです。15万点ある歴史民俗資料館の中でも選りすぐりの14点を展示しているんです。案内してくださるのは学芸員の那須さんです。

史料を見るだけでは分からない世界。ぞんぞんしてきませんか?ここで、ぞんぞんするお話を。

こちらは、坂本龍馬とも信仰の深かった幕末の志士、平井収二郎の辞世の句です。どこが文字が飛び飛びで書かれていますね。実はこの紙に光をあててみると、文字が浮かびあがります。実は、爪で紙にあとをつけて辞世の句を書いているんです。獄中では墨も、筆も与えられなかったので爪で自分の気持ちを残すしか方法がなかったのです。土佐勤王党の志士として活躍していた平井収二郎ですが、土佐藩主山内容堂の怒りを買い、切腹を命じられます。29歳(諸説あり)の若さでこの世を去った平井収二郎の無念の思いが伝わってきます。

ほかにもぞんぞんする話はまだまだありますよ。

いかがでしたか?他にも一見可愛らしい人形なのに、その裏には鳥肌が立つようなぞんぞんする話が隠れているものなど、まだまだぞんぞんする史料がありました。史料の背景に隠されたストーリーを知り、謎の先を自分なりに考えられることで史料に対する興味が深まり、ほかの史料にはどんなエピソードが隠されているのかも気になってくるな、と感じました。

「ぞんコレ!~知れば知るほどゾンゾンするれきみんコレクション~」は、11月23日まで開かれています。


作家も来高 伝統の博多人形展示会

高知市のデパートで博多の伝統「博多人形」を集めた展示会が高知で初めて開かれています。

繊細な色使いに、何かを訴えるかのような豊かな表情。高知大丸では伝統工芸品の「博多人形」およそ30点を集めた展示会が23日から開かれています。「博多人形」を代々製作する「中村人形」の3代目・中村信喬さんがつくった作品で、高知での展示は初めてです。中村さんは9月から東京で開かれている「日本伝統工芸展」で奨励賞を受賞した人形作家です。中村さんがつくる「中村人形」は、伝統的な博多人形の製法でありながら、「作品に込められたメッセージの独創性」と「モデルにした人物の人生を物語るような豊かな表情」が最大の魅力です。

「希望と夢を与えるのが人形なので、観る人を通り過ごして、『遥か遠くを夢見ている』という目線でつくっている。一つ一つの人形にストーリーがある。帰る時には必ずニコッと笑って『楽しかったね。可愛かったね』と言って帰ってくれる。それが人形の良さだと思う。」(人形作家 中村信喬さん)

中村信喬さんの人形展は高知大丸で28日まで開かれています。同じ会場では陶芸界の巨匠による作品も展示されているということです。


旬の栗を使った商品続々と登場 高知・四万十町

四万十川の中流域でクリの収穫が盛んに行われています。クリを使ったランチやスイーツが高知県四万十町の道の駅やカフェに続々と登場しています。

四万十市西土佐半家の土居隆夫さんのクリ畑では、遅い時期に実る品種のクリの収穫が盛んに行われています。土居さんは割れて落ちたイガの中のクリを拾い集めていました。今年は例年より10日ほど早く実り始めたといい、収穫は9月末まで続くということです。

四万十町の道の駅「四万十とおわ」には、旬のクリを使った商品が続々と登場。売り場には地元産を中心に国内産のクリを使った“キントン”や“まんじゅう”などが並んでいます。また食堂では栗ご飯と味噌汁に川や山の幸の小鉢8品が添えられた「十和かご膳」を数量限定で提供。隣の「おちゃくりカフェ」では、地元のクリを使った「しぼりたてモンブラン」が人気です。

四万十町で旬のクリを使ったランチやスイーツを味わってみてはいかがでしょうか。


新型コロナ 高知県内で新たに10人感染確認

新型コロナウイルスについて高知県内で新たに10人の感染が確認されました。須崎市では船員5人の感染が確認され、合わせて9人のクラスターとなっています。

新たに感染が確認されたのは10代から70代までの男女10人です。全員軽症で1人の感染経路が分かっていません。市町村別では須崎市が5人、高知市が3人、いの町が2人です。年代別では20代が6人、10代、40代、50代、70代がそれぞれ1人となっています。須崎市の会社の寮では船員5人の感染が確認され、これまでに感染が確認された4人と合わせ、9人のクラスターとなりました。一度検査で陰性となった他の船員の中にも症状がある人がいるため、15人が再検査を受けています。

県内の感染確認は4078人となりました。25人が医療機関に入院していて、重症が1人、中等症が3人となっています。病床の占有率は8.6%となっています。宿泊療養施設には33人が入っていて、10人が入院調整中です。


ケイトウとヒガンバナが競演 高知・佐川町

高知県佐川町で地元の有志が育てるケイトウが美しく咲きそろっています。今の時期はヒガンバナも花を咲かせ、真っ赤な花の競演が楽しめます。

佐川町西山地区では毎年この時期に道路沿いのケイトウが見ごろを迎え、「けいとう街道」と呼ばれ親しまれています。中でも9月下旬にはヒガンバナが咲きそろい、ケイトウと競演。燃えるような深い赤色で、地区を彩ります。こちらのケイトウは、30年ほど前から地元有志が地域活性化のため、毎年1本1本苗を植えています。今年は長雨の影響で苗がほとんど育たなかったといいますが、同じ佐川町内で育てている住民から苗を提供してもらい、およそ3000本のケイトウが見事に咲きそろいました。

ケイトウとヒガンバナの競演は今週末まで。ケイトウは、10月中ごろまで楽しめそうだということです。