KUTVニュース

とさでん交通 今年度も厳しい経営状況続く

高知県内公共交通の課題などについて話し合う会議が開かれました。新型コロナの大きな打撃を受けているとさでん交通は今年度は現時点で3億円以上の赤字と厳しい状況が続いています。

とさでん交通は、今年4月から7月までの3か月間の収支について、補助金などを含めても3億2400万円の赤字と報告しました。昨年度、8億円以上の赤字となったとさでん交通は、昨年度から予定していた電車・バスの減便や設備投資の圧縮に加え、高知龍馬空港内のレストランと売店を今月30日に閉店するなど、収支改善策に取り組んでいます。その結果、2019年度と比較して20%近く支出を抑えたものの、今年度の赤字についても避けられない状況となっています。長期的な課題としては、路線バス42系統のうち赤字となっている27系統の見直しが迫られているほか、予算の面で車両の更新ができず、車両不足で運行に支障が出る可能性もあることが報告されました。

とさでん交通は、「公共交通維持の基盤は崩壊している」としていて、今後も収支改善策の効果を検証することにしています。


高知市土佐山の棚田 ヒガンバナが満開

あすは秋分の日です。日中はまだ暑いですが、朝晩は涼しくなりましたね。高知市土佐山では棚田を彩るヒガンバナが満開となっていて、訪れた人たちの目を楽しませています。

「棚田を縁取るようにヒガンバナが咲いています。緑と赤のコントラストが見事。日が当たると一層鮮やかになります。」

高知市土佐山の中川地区では、毎年この時期にヒガンバナが棚田を彩ります。地元住民が景観を保とうとおよそ20年前からヒガンバナの手入れをしていて、9月上旬に草刈りを行っています。住民によりますと今年は10日ほど前から花が咲き始め、今が満開だということです。毎年開かれる棚田を巡るツアーやフォトコンテストは、コロナ禍のため中止に。それでも美しい景色を一目見ようと朝から写真愛好家が訪れていました。

ヒガンバナは今週末まで楽しめそうだということです。


高知県香南市官製談合事件 元市議会議員ら3人を起訴

高知県香南市発注の工事をめぐる官製談合事件で、高知地方検察庁は逮捕・送検されていた香南市の元市議会議員ら3人を起訴しました。

起訴されたのは香南市住宅管財課・課長の村山敦被告(58)、香南市の元市議会議員志磨村公夫被告(61)香南建設の元社長北代達也被告(53)の3人です。起訴内容によりますと、3人は共謀。香南市が去年12月に行った市営住宅の解体工事の一般競争入札をめぐり、香南市役所のなかで、村山被告が公表されていない最低制限価格に近い金額が2900万円であることを志磨村被告に伝達。その後、志磨村被告が北代被告に電話で価格を伝え、香南建設に落札させた、官製談合防止法違反などの罪に問われています。

県警は今月1日に3人を逮捕。村山被告は送検後、準抗告が認められ一旦釈放されたものの、今月11日、高知地検が同じ容疑で再逮捕していました。高知地検は「公判に支障がある」として3人の認否を明らかにしていませんが、捜査関係者などへの取材によりますと村山被告は、「やっていない」と容疑を否認。志磨村被告と北代被告は大筋で認めているということです。

県警は金銭のやりとりがあった可能性も視野に引き続き、捜査しています。


高知県議会開会 知事「次の感染拡大に備え全力」

高知県議会9月定例会が開会しました。濵田知事は8月中旬からの感染拡大を踏まえ「次なる拡大局面に備え全力で取り組む」と述べました。

県議会9月定例会には新型コロナの対策費を中心に161億円の補正予算案が提出されました。医療提供体制を充実させるため、病床や宿泊療養施設を確保する費用として87億5000万円、ワクチン職域接種の補助費用として900万円などが計上されています。濵田知事は提案理由説明で8月中旬からの感染拡大を踏まえ、感染拡大防止と事業者への支援に「全力で取り組む」と述べました。

「次なる感染拡大局面に備え、医療提供体制の強化やワクチン接種の推進に、全力で取り組んでまいります。これまで以上に事業者に寄り添い、精一杯汗をかきながら、何としてでもこの難局を乗り越えていけるよう、必要な対策を講じてまいります」(濵田知事)

県議会9月定例会は10月14日までで、今月29日から一般質問が行われます。


高知県 新型コロナ対応ステージ「警戒」に引き下げ

高知県内では今月16日から22日までの1週間の感染確認が50人と前の週に比べ100人ほど減少しています。これを受け県は対策本部会議を開き、対応ステージを「特別警戒」から「警戒」に引き下げました。

高知市の飲食店などに出している営業時短要請は今月26日で終了します。また、高知市で実施する県主催の集客イベントの原則中止・延期、高知城・坂本龍馬記念館など県立の屋内施設などの休館も今月26日で終了します。県立学校の部活動については平日は2時間程度まで、休日は3時間程度までとします。一方、会食については4人以下のグループで2時間以内とするよう求めています。

「今回の第5波に対応した感染の収束に向けた道筋がようやく見えつつある状況にあると考えます。ただ、県内の感染状況は文字通り『警戒』を要するレベルであり、まだまだ予断を許さない訳であります。県民の皆様には感染が拡大している地域との往来は極力控えていただくように改めてお願いしたいと思いますし、基本的な感染防止対策の徹底も引き続きお願いいたしまして私からのメッセージとさせていただきます。」(濵田知事)