KUTVニュース

農家にとって“宝物” 「土佐マンゴー」収穫最盛期

とろりとして甘いマンゴーの収穫が高知県いの町で最盛期を迎えています。美味しいのはもちろん、農家の人のこだわりがぎゅっと詰まった宝物です。

いの町八田で「土佐マンゴー」を栽培する山本高裕さんです。2000年に沖縄で購入した苗を植え付け、栽培を始めました。県内でも数少ないマンゴー農家で、本やインターネットを活用し、およそ20年間、ほとんど独学で試行錯誤を続けながら育ててきました。毎年買っているという常連のファンも多く、購入分は今年も予約で埋まっているといいます。大人気の「土佐マンゴー」を試食させてもらいました。

「とろっとした食感で甘味がぎゅっと詰まっています。美味しい!」

農薬をなるべく使わない方法で育て、日々、丁寧に管理しているという山本さん。「土佐マンゴー」は山本さんにとってこだわりが詰まった宝物です。

マンゴーは色が変わったタイミングですぐにネットをかけ、熟れてくると自然に落ちてくると言います。いつ色が変わるか分からないため、山本さんは「一日中、マンゴーのことを考えている」と話します。

「どういう風にすればいっぱい実がなって、ぜんぶ美味しくできるか、そんなことばかり考えています。お客さんに喜んでもらえて、幸せになってもらいたいです」(山本高裕さん)

「土佐マンゴー」の収穫は8月上旬まで続きます。


海外インフラ整備で高知県内企業を表彰 

海外で質の高いインフラを整備し、先駆的に活躍する企業などを表彰する「JAPANコンストラクション国際賞」の授賞式が東京で行われました。今年は高知県内から高知丸高が受賞しました。

国土交通省は海外で日本の強みを発揮した建設プロジェクトを行い、また、先導的に活躍している中堅・中小建設関連企業などを「JAPANコンストラクション国際賞」として表彰しています。今回は全国から、高知市の高知丸高を含む9つの企業・プロジェクトが選ばれました。高知丸高はミャンマーやパキスタン、ウガンダなどで事業を展開しています。道幅が狭く急カーブが多い山岳地帯で、独自の技術を使って橋梁を架設するなどしたほか、高校を寄贈し、事業範囲にとどまらない国際貢献をしたことなどが高く評価されました。

今年は新型コロナのため、表彰式への出席は1企業1人と制限されました。高知丸高は髙野一郎社長が出席し 表彰状を受け取りました。

「コロナが落ち着けばインフラを輸出するチャンスも訪れると思う。色々技術を開発して、人材も育てて高知発の世界に挑戦できる企業にますますなっていきたいと思っています。」(高知丸高 髙野一郎社長)


コロナ収束後の高知観光考える

コロナ収束後、全国から選ばれる観光地になるために。高知観光の今後を考える会議が高知市で開かれ、観光客を呼び込む戦略が議論されました。

高知の観光振興は、「リョーマの休日」として歴史や食、自然体験を売り出す形で進められています。2013年以降、400万人の観光客を維持してきましたが、昨年度は新型コロナの影響で大きく落ち込みました。こうした中、会議では、コロナ禍での旅行ニーズの変化を分析。例えば、旅行先を選ぶのに「感染防止対策」のキーワードがあることや、「自然」への関心の高まり、また、「行き先より宿泊場所を先に決める」という声もあるということです。こうした点を踏まえ、出席した観光関係者は、感染防止対策の情報発信や、SDGsを観光に取り込む展開方法など、コロナ収束後に「高知観光」が選ばれるための戦略について意見を交わしました。

また、今年度の「リョーマの休日」では高知が舞台の映画のPRや、10月からJRグループと自治体が協力して展開する「四国デスティネーション キャンペーン」との連携などを行っていく方針です。


高知ユナイテッドSC 雷雨延期のホーム再戦 勝利ならず

先月、雷の影響で中断した高知ユナイテッドSCのホーム戦の再試合が行われ、2-0で敗れました。選手たちはホーム戦で勝つことの重要性を改めて感じていました。

春野陸上競技場で行われた高知ユナイテッドSC対奈良クラブの一戦。先月1日に行われた試合が雷の影響で中断となり、きょう高知ユナイテッドSCが1点ビハインドの前半10分から再開されました。

同点に追いつきたい高知ユナイテッドSCはサイドからの攻撃を中心にゴールに迫りますが、得点に結びつけられません。黒潮町出身のゴールキーパー、井上が好セーブで危ない場面をしのぐなど、1-0のまま前半を折り返します。

しかし後半35分。

追加点を許してしまいます。

チームは今シーズン初出場の大卒ルーキー2人を投入するなど、巻き返しを図りましたが、このまま試合終了。高知ユナイテッドSC、リーグ戦連勝とはなりませんでした。西村昭宏監督が退場による出場停止期間中だったため、吉本岳史コーチがチームの指揮を取りました。

「今までにないくらいサイド攻撃が多かった。新しい攻撃のオプションになった。サッカー文化を作るためにはホームで絶対勝たないといけない。」(吉本岳史コーチ)

高知ユナイテッドSCの次の試合は今月26日、アウェイ=静岡でHonda FCと対戦します。


高知市の老舗料亭を○○でライトアップ

高知市の老舗料亭であるものを使ったライトアップイベントが開催されます。デザインを担当したのは専門学校生たち。幻想的にライトアップされているものとは?

梅をモチーフにした鮮やかな色合いや、疫病退散の妖怪として知られるかわいらしい「アマビエ」。これらが描かれているのは・・・和傘なんです。創業150年を超える高知市の老舗料亭「得月楼」では今月30日から、およそ90本の和傘を使ったライトアップイベントが開かれます。

「別世界にいるような幻想的な空間が広がっています。1つ1つ個性豊かで、思わず見入ってしまいます。」

和傘をデザインしたのは国際デザイン・ビューティカレッジの3つの学科の87人です。学校と得月楼では去年もライトアップイベントを行っていて、今年で2回目。4月末に下見をし、「古風でおしゃれ」、「昔ながらの重厚感」など、一人ひとりが得月楼のイメージを和傘に表現しました。一か月かけて制作し、きのうライトアップの準備を終えました。

「老舗でレトロというイメージが強かったので、こういう花もモチーフに手書きで描きたいなとイメージが湧いてきました。1つ1つすごく時間もかけてみんな一生懸命作ったので、じっくりと見ていただきたいと思う。」(デザインした生徒)

「この傘を見てもらって、料理も食べてもらって、癒やしと元気を感じてもらいたいと思う。」(得月楼 松岡祐司 番頭)

幻想的な空間が広がる、和傘のライトアップイベントは、今月30日(水)から来月18日(日)まで行われます。