KUTVニュース

「安全に海水浴を」ヤシの木の“枝打ち”

高知県香南市の海水浴場、ヤ・シィパークです。

枝を切り落としている人たちがいました。「枝打ち」と呼ばれる作業です。風で落下する危険のある古い枝を取り除き、安全に海水浴を楽しんでもらおうと海開きを前に毎年、四国電力グループが行っています。

「こんな大きい枝を取ってたんですね。鋭いトゲがあって危ないですね」

去年は新型コロナの影響で枝打ちを中止したため、取り除いた枝は、2年分。ヤシの木はさっぱりとした姿になりました。

「これからのシーズン、海水浴やバーベキューに来る方々が多いと思いますけれども、気持ちよい環境で来てもらえたらと考えています」(四国電力送配電 高知支社 山田事業所 岡村篤 所長)

ヤ・シィパークは来月17日に海開きをする予定です。


あわや大惨事 高速道路“逆走”の瞬間

高速道路での逆走は事故につながる大変危険な運転ですが、高知県内でも実際に、逆走する事例が発生しています。その映像をドライブレコーダーがとらえました。

こちらは高速道路を走る車のドライブレコーダーの映像です。左側が走行車線、右側が追い越し車線ですが、突然、前を走っていた車が、ブレーキをかけました。

次の瞬間…

いきなり現れたオレンジ色の軽自動車。“逆走車”です。映像は今月19日、高知自動車道上り線南国ICから大豊ICの間で撮影されました。

車をよく見ると、ヘッドライトが点いていません。運転していたのは県外に住む90代の男性で、道路交通法違反の疑いで摘発されました。

「動画が撮影されたのはこうしたトンネルの中になります。トンネルに入ると昼間でも暗いのでいきなり逆走車がやってくると気づくのが遅れる可能性もあります」

逆走は、インターチェンジやサービスエリアなど、「本線に合流する際」に起こりやすいといいます。

「行き先を間違えて高速道路に乗ってしまって慌てて引き返す行為、また、SA・PAから本線に戻る際に間違って逆走してしまう事案も報告されている」(県警高速隊 小林顯博 隊長)

高速道路での逆走は県内では毎年数件ペースですが、NEXCO各社によりますと、全国の高速道路では2日に1回の頻度で発生しているということです。

「一般道と違って高速道路はお互いの(車の)速度が速い・衝突までの時間が非常に短い。非常に危険な行為。皆さんが安全で安心して利用できるよう協力をよろしくお願いします」(県警高速隊 小林顯博 隊長)


元妻の頭などを殴打 殺人未遂容疑で元夫を逮捕

昨夜、高知市の公園で、元妻の頭や顔を殴り、殺害しようとした疑いで、20代の元夫が逮捕されました。

逮捕されたのは、高知市平和町の無職 竹内蓮馬容疑者(22)です。高知警察署の調べによりますと、竹内容疑者は昨夜7時ごろ、高知市三谷の公園で、10代の元妻の頭や顔を、何らかの凶器で殴って殺害しようとした疑いが持たれています。竹内容疑者は事件前、元妻に、「会いたい」と連絡し元妻を車に乗せて公園に向かったと見られています。事件の後、元妻は病院に搬送されていて、命に別状は無いということです。ケガの状況から、ある程度硬い凶器で、何度か殴られたと見られています。

調べに対し、竹内容疑者は黙秘をしているということで、警察は、凶器の特定を進めると共に、動機や経緯などを詳しく調べています。


1日500万円の赤字計算 とさでん交通 収支改善に向けて

コロナ禍で昨年度の収支が8億円あまりの大幅な赤字となったとさでん交通は今年度、収支改善に向けた11の取り組みを進めています。

とさでん交通の収支は昨年度、新型コロナによる人の移動の減少から8億2400万円の赤字となりました。補助金などを差し引く前の営業利益全体では、18億6000万円の大幅な赤字で、毎日510万円ずつ赤字が積みあがる計算です。会社側は公共交通を維持していくための基盤が消滅している状態だといいます。このため、とさでん交通は人件費の削減や電車・バスのダイヤ改正などに加え、はりまや橋での乗り継ぎ割引サービスを来月から減額するなど、今年度、11の収支改善策に取り組んでいます。

改善策などが報告されたきょうの会議には関係自治体の職員らが出席。コロナをきっかけに運賃の見直しや、バス路線の構造を見直したらどうかなどの意見が出されました。

「コロナ禍で経営状況が非常に厳しい中ですので、われわれも事業者として最大限の努力はしていきますが、皆様の支援なしでは成り立たないと考えておりますので、(協力を)お願いしたいと思います。」(とさでん交通経営企画室 水田正彦次長)

とさでん交通は来年度から、「会社を存続させ、公共交通を持続!」をビジョンに掲げ、5年間の中期経営計画に取り組む方針です。具体的な計画案はコロナの状況を見ながら今後、策定する考えです。


営業時短要請終了 人まばら 飲食店からは“期待”と“不安”

高知県が求めていた飲食店に対する営業時間の短縮要請が解除されて初めての夜となったきのう、繁華街では期待と不安の声が聞かれました。

県は、5月26日からおとといまで、高知市の飲食店に営業時間を午後8時までに短縮するよう要請していました。

「居酒屋へ行きます。いつでも飲めるなと思って仕事終わりにすぐ行かないとしまっているので、ゆっくりできるなといううれしさはあります。」

要請が終わって初めての夜となったきのう、多くの飲食店は通常営業に。こちら、1953年創業の「土佐っ子」では要請の期間中、売り上げは通常の半分に落ち込んだといいます。

「夜の人出は一層少なくなっていた。新型コロナに対する意識が変わった、危機感が増した印象を受けた。不安は皆さんが外食しない生活に慣れてしまっているのではないかというところ。ワクチンの普及にともなって今後状況はいい方向に変わっていくのではないかと予想している。夏以降、年末の盛り返しに期待している。」(若女将 島井貴久子さん)

一方、こちらのカラオケバー「キントンウン」は、期間中、通常営業をしました。「生活のため」という選択でした。

「私はあすのお金がない貯えが全くない、あすの生活に困るから何週間か先、何か月か先の協力金を待てない。(通常の)営業に踏み切るしか生活のためになかった。(しかし時短期間中の)客も売り上げも8割か9割減だった。きょうの夜は私も楽しみにしている。きょうから以前のように街が元気になってくれたらうれしい。今夜の街に期待している。」(石元啓晴マスター)

こうした期待とはうらはらに、午後8時を過ぎても、人の姿はほとんどありませんでした。

「時短は仕方のないことなのかと思う気持ちが大半。ただ、さみしい気持ちの方が大きい。早く(コロナ禍が)明けることを祈ってます。」(大阪から出張)

営業時間の短縮要請は終了しましたが、県内では依然として感染確認が続いていて、病床の占有率も踏まえ、県は「特別警戒」を維持しています。会食についても「4人以下2時間以内で」と呼びかけていて繁華街にこれまでの人出が戻るにはまだ時間がかかりそうです。