KUTVニュース

二十四節季「夏至」 ハンゲショウの葉白く

きょうは二十四節気の1つ、1年で最も昼間の時間が長い「夏至」です。高知県四万十市のトンボ自然公園では池の周りにハンゲショウという植物が群生しています。

ドクダミ科の多年草で緑の葉が一部分で白くなっていることから別名、カタシログサとも呼ばれます。夏至から数えて11日目を“半夏生”と呼び、この頃に花を咲かせて葉が白く変わることや『半分だけ化粧をしている』ように見えることが名前の由来と言われ、葉が白くなった光景は夏の訪れを告げるとされています。きょうの県内は午前中から強い日差しが降り注ぎ、最高気温は四万十市の江川崎で31.9℃、本山で31.8℃など県内4か所で真夏日となりました。きょう午前中、池にはトンボやチョウも姿を見せていました。

白くなった葉は花が終わる8月上旬ごろ再び緑色に戻るということです。


コロナ禍で地域の魅力再発見 県内自慢の特産品が並ぶマーケット

高知県内の自慢の特産品がずらりと並ぶマーケットが高知市で開かれ、大勢の人で賑わいました。

週末、高知市のイオンモール高知で開かれた「れんけいこうちTSUNAGUマーケット」。県内の観光地では新型コロナによる外出自粛の影響で、観光客や特産品の売り上げが減少し、苦しい状況が続いています。こうした中、県内の人たちに各市町村の観光スポットや特産品の魅力を再発見してもらおうと、高知市が開きました。

こちらは四万十市でベーグルなどを販売する「てづくり工房はらっぱ」です。かぼちゃ味や牛皮が入ったこしあん味など、50種類の中から日ごとに変わるメニューの豊富さが人気を集めています。この日は午前2時から焼き上げたベーグル180個が販売され、開店と同時に大勢の人が買い求めていました。

「(Q.何個買いましたか?)10個ですかね。なかなかこういう状況なので(観光地に)行くというのも難しい中で、こういうのが小さくても来てくれたら街のアピールにもなるし、地場のものも食べられるのでどんどんやってくれたらいいなと思いました。」(買い物客)

コロナ禍で県外観光客が増加する見通しが立たない中、高知市は今後もイベントを通じて県内の人たちに地域の魅力を発信していきたいとしています。


海洋堂スペースファクトリー 来館3万人達成

今年3月に開館した「海洋堂SpaceFactoryなんこく」の来館者が3万人を超えました。当初の計画を大幅に上回る3か月での達成です。

高知県南国市の「海洋堂SpaceFactoryなんこく」は、世界的フィギュアメーカー海洋堂高知が運営する施設で、今年3月にオープン。きのうは、来館者が3万人を超えました。3万人目となったのは近くの親戚の家を訪れた際、立ち寄ったという高知市の籏さん一家4人で、花束や、海洋堂製のフィギュアなどが贈られました。

「建物ができたということは知っていたので、一度来てみたいと思って来ました。観光名所のひとつになればいいなと思います。」(3万人目の来館者 籏律代さん)

施設の当初の来館者目標は、年間3万3000人ですが、予想を大きく上回りオープンから3か月ほどでの達成となりました。施設は、南国市の観光拠点となれるようアピールを続ける方針です。


今年も警察官採用で高校生起用へ 楽曲の募集も

高知県警は今年も警察官を募集するコマーシャル動画に出演する高校生を募集しています。今年は出演者だけでなく、動画で使う楽曲も募集します。

ノスタルジックな雰囲気のおしゃれな動画。県警が制作する警察官採用コマーシャルの出演者を募集する動画です。コマーシャルには県内の高校生を起用していて、取り組みは今年で3回目です。動画を制作する県警の担当者も手ごたえを感じているといいます。

「警察官の“かっこいい姿”にフューチャーしてお送りしているつもりだがその映像を見て『警察っていいな』と思ってくれた方がアンケートでも見受けられるので採用の方にも通じているのでは」(県警 警務課 採用係 西森達也 警部補)

去年、PR動画に出演した安岡ちひろさんと瀧下はなさん。「何かに挑戦したい」という思いで応募したということですが、出演が決まった時は不安だったと話します。

「表情を作ったことがなかったので、自分がカメラにどう映るのかがわからなかったので、緊張と不安しかなかった。」(高知丸の内高校3年 安岡ちひろさん)

「家に色のついた紙が封筒に入って送られてきて、『まさか』と思って開けたら受かっててびっくりした気持ちと『自分で大丈夫かな』という不安な気持ちがあった」(高知追手前高校2年 瀧下はなさん)

こちらが去年のPR動画です。撮影の時にそれぞれ思い出に残っていることがあるといいます。

「すっごく朝が早くて、『他の芸能人の方もこうやって朝早くから収録しているのかな』って思ったのと、カメラに映った時の自分を初めて見て『こういう一面もあるんだな』と改めて自分で気づくことができた」(安岡ちひろさん)

「プロのカメラマンに撮ってもらって自分を客観視したことがなかったので撮影をする時に『表情を作るのがこんなに難しいんだな』と改めて思いました」(瀧下はなさん)

PR動画に出演できたことは「貴重な経験だった」と話す2人。まだ応募を検討している高校生に向けてエールを送ります。

「今まで『挑戦してみたい』と思ってもなかなか踏み出せなかったが、去年オーディションを受けて合格したときに何でも『挑戦してみないとわからないな』と思ったのが一番大きかった」(安岡ちひろさん)

「『誰かに見てもらいたい』、『新しい経験をしてみたい』など ちょっとした思いでも『やりたい』という思いがあれば自分を客観視できるいい経験になると思うし色んな人に見てもらえるいい機会になると思うのでぜひ挑戦してみてください」(瀧下はなさん)

県警では今年、出演者だけでなくPR動画で使う楽曲も募集しています。

「コロナ禍であまり活動ができていない部門、ライブ活動も数が少なくなっているので、楽曲活動しているバンド、吹奏楽、個人、そんな方達にも活動の場を与えたいと思って今回、楽曲募集に踏み切った。『高知の高校生にできるだけ活躍の場を与えたい』と思って企画しているので、『自分が目立ちたい』という思いだけでも結構ですし『高知を盛り上げたい』気持ちの強い方、ぜひ、出演者や楽曲提供ということでお申込みいただければ」(県警 警務課 採用係 西森達也 警部補)

出演者の募集は今月28日(月)まで、楽曲の募集は来月20日(火)までで、詳細は県警の特設ページに掲載されています。


セキレイ 〇〇で子育て中! 高知・四万十町

野鳥のセキレイの仲間が高知県四万十町の漁港のちょっと変わった場所で子育てに励んでいます。視聴者から情報を頂き6月17日に取材しました。

元気に鳴いている3羽のひな。エサを運ぶ親鳥の特徴からセグロセキレイかハクセキレイではないかと見られますが、子育てをする場所がちょっと変わっています。四万十町興津の浦分漁港です。巣があるのは係留されている漁船の操舵席前の棚の中。所有者の松川光二さんによりますと、事の始まりはシイラ漁が始まった先月20日過ぎだったといいます。

「漁に行くためにエンジンかけに来ると4時ごろに操舵のところを飛んでいた。ピーピー、ピーピーと小さな声が聞こえて調べてみたら子どもがいてびっくりした」(船を所有する松川光二さん)

午前10時から昼前にかけて漁船が港に帰ってくると、親鳥が待ちかねたようにエサをくわえて漁船の元へ。操舵席の上に張ってある線などに止まり、辺りを警戒します。この日も2羽の親鳥が姿を見せ、1羽が棚に近づき、ひなにエサを与えていました。

「漁に出て海で巣立つと心配ですね。海へ飛んだらいかんよね(船が)戻ってきてから巣立ってくれたらいいんだけど無事に巣立ってくれたらいいなと思う」(松川光二さん)

3羽のひなのうち2羽はきょう昼までに巣立ったといい、残る1羽も巣立ちの日が近づいているということです。