KUTVニュース

バイクと自転車が衝突 女性重体

きょう午後、高知市の市道の交差点でバイクと自転車が出合い頭に衝突する事故がありました。この事故で、自転車に乗っていた80代の女性が重体となっています。

事故があったのは、高知市新屋敷の市道です。高知警察署の調べによりますと、きょう午後2時10分ごろ、福井町方面に西向きに走っていたバイクと、越前町方面に南向きに走っていた自転車が交差点で出会い頭に衝突しました。この事故で、自転車に乗っていた高知市八反町の無職 宮本弘子さん(86)が、頭などを強く打ち重体となっています。現場はJR土讃線の高架下で、東西の道は一方通行となっていますが、交差点付近は橋脚などがあり、見通しが悪くなっています。

警察はバイクを運転していた60代の男性から話を聞くなどして事故の原因を調べています。


牧野植物園保管の植物から抗がん剤に期待の成分

名古屋の大学と共同研究を進めている高知県立牧野植物園は、園が保管している東南アジアの国、ミャンマーの植物の中から、「抗がん剤として期待できる成分が見つかった」と発表しました。今後、研究をもとに、副作用の少ない新たな抗がん剤の開発が期待されます。

県立牧野植物園は、植物を有効に活用するため愛知県の名古屋市立大学と共同研究を行っていて、きょう研究の成果が発表されました。この中で、キョウチクトウ科の植物に含まれる成分=「ぺリプロシン」が、抗がん剤として効果が期待できることがわかりました。

細胞の中でたんぱく質が異常に生産されると、糖尿病やがんなど様々な病気の原因になりますが、研究によりますと、「ぺリプロシン」は細胞内たんぱく質の異常な生産を防ぐ働きがあるということです。「ぺリプロシン」は、東南アジアのミャンマーに自生するキョウチクトウ科の植物=「ぺリプロカ カロフィラ」の茎に含まれているといいます。正常な細胞への影響は少ないため、抗がん剤として開発されれば、副作用が従来より軽減されることが期待されています。

牧野植物園では2000年から、資源保護などを目的にミャンマーで植物の調査を行っていて、現地政府機関の協力のもと植物を高知に持ち帰り、保管しています。2014年からは薬の研究などを行う名古屋市立大学と共同研究を行っていて、植物園はミャンマーで採取した植物の抽出液700種類を大学に提供し続ける中で、今回の発見に  至ったということです。

「我々の持っている植物資源がすごく重要な役割を果たしたということがある。それがすごく我々にとっては大きな点。今後も(研究の)母体になっている植物資源の重要性をアピールしていきたい」(牧野植物園 川原信夫 園長)

植物園は今年3月に名古屋市立大学と連携協定を結び、これまで以上に互いの研究データを活用できたことなども、今回の発見に至った1つの要因だといいます。

「植物園での研究活動には限度がある。今回のように私たちが素材を提供し4段階のステップを経て今回の成果を得られた。このことは本当に嬉しく思う」(牧野植物園 松野倫代 研究員)

植物園では今後、新薬開発の研究とともに、県内企業との商品開発などにも力を入れていきたいとしています。


JR高知駅でテロ対策訓練

テロが起きた場合に備え、駅職員と警察官が連携し迅速に対応しようとJR高知駅で訓練が行われました。

訓練を行ったのは、JR四国の職員と警察官らおよそ20人です。高知駅でのテロ対策訓練は今回で5回目です。

駅の職員はマイクロバスで高知駅に乗り込んできたテロリストを確認した後、刃物を持っているなど犯人に関する詳細な情報を警察に通報します。同時に通行人らを危険から避けるため、駅職員がさすまたを使ってテロリストを確保します。

その後、通報を受け現場に駆けつけた警察官が、テロリストを逮捕しました。

また、警察はマイクロバスの中に液体の入った不審物が確認されたことを受け、核兵器や生物科学兵器を使ったテロに対応できる県警機動隊の対策部隊が、不審物の確認や、車内の消毒を行いました。訓練を通して駅職員と警察官は、現場の状況を詳細に通報することや、テロリストへの対処法など連携を確認していました。

「駅員や乗降客などの安全管理が大事。」(高知警察署 仲野誠 警備課長)

県警は万が一テロに遭遇した場合は、まず自分の身の安全を確保すること。そして安全が確認できたら通報をしてほしいと呼びかけています。


高校生へ選挙の啓発授業

高校生や若い世代の人たちに選挙に関心を持ってもらおうと、高知市の高校で出前授業が行われました。

高知県選挙管理委員会などは投票率が低い若い世代の人たちにもっと選挙について関心を持ってもらおうと、学校での出前授業を行っています。今年度はこれまでに6つの高校で出前授業を開催しています。きょうは高知市の土佐女子高校で行われ、3年生およそ180人が参加しました。県選挙管理委員会によりますとおととし行われた参議院議員選挙での県内10代の投票率は22.05%で、70代の投票率の半分以下でした。授業では県選挙管理委員会の職員が若者の投票率を上げることで、政治に意見が反映されやすくなることを説明。生徒たちに投票に行くよう呼び掛けました。

生徒たちは投票用紙に触れたり、選挙についてのクイズに答えたりしながら選挙について関心を深めていました。

「若者の投票率が下がっておりまして、やっぱり政治と距離があるところが一つの要因かなと思います。今の時代、インターネット等で情報はたくさんありますので、距離を縮めて頂けたらなと思います。」(高知県選挙管理委員会 加用航祥 主査)

県内では今年秋に衆議院議員選挙が行われるほか、7つの自治体で市町村長選挙が予定されています。


ワクチン接種「高齢者以外の供給計画」要望 全国市長会

全国の市などのトップが国への要望について意見を交わす全国市長会がオンラインで開かれました。高齢者以外のワクチン接種について、複数の自治体から「今後の供給のスケジュールを示してほしい」といった声が上がりました。

オンラインで開かれた全国市長会には、高知市の岡﨑誠也市長をはじめ全国の市長らが参加しました。会では菅総理のビデオメッセージが流され、高齢者へのワクチン接種は順調に進んでいるとした上で「高齢者接種の見通しがついた自治体から高齢者以外の人も順次、接種を開始する」と述べました。その後、複数の市長らから、「国の方針に従い、高齢者の接種を進めてきた。」、「現在、高齢者以外への接種体制を整えているが、国のワクチン供給が追いついていない。今後の供給の具体的なスケジュールを示してほしい」といった意見が出ました。

この点について高知市の岡﨑市長は。

「次の年代に入る時期なんですが、64歳以下のワクチンの供給計画が立っていないので、全国市長会からも強く要請する」(高知市 岡﨑誠也市長)

このほか全国市長会は、新型コロナ対策のほか、参議院議員選挙の合区を解消するよう選挙制度の改革を求める案など、9つの決議案が採択されました。