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高知市出身の女性 デュオで夢のメジャーデビュー

テレビ高知が開いていた「歌って走ってキャラバンバン」の決勝大会で優勝した経験がある高知市出身の女性が、きょう、デュオとしてメジャーデビューを果たしました。世代を超えて愛されるデュオを目指します。

「あなたとつながる赤い糸。マオとミナミで、マリオネットです。」

まるで人形のような雰囲気を醸し出す2人の女性。きょうメジャーデビューしたその名も「マリオネット」です。埼玉県出身のミナミさん、そして、高知市出身のマオさんによる、新生女性デュオです。昭和歌謡を中心に、ライブや全国のショッピングセンターで活動してきた2人。数々のヒット曲を生み出している、作曲家の浜圭介さんに透明感のあるビジュアルと声の質を見いだされ、総合音楽企業の日本クラウンから満を持してのデビューとなりました。

ミナミさんと出会うまで、シンガーソングライターとして活動していたマオさん。小さいころから、常に音楽と隣り合わせでした。

そんなマオさんの思いは、こういった形でも表れていました。

「夢は、ダンスもできる歌手になること!決勝大会は、夢へのステップです。」

なんと、テレビ高知が開いていた「歌って走ってキャラバンバン」決勝大会で、小学生のころ優勝した経験があるんです!

運命的に出会い、晴れてメジャーデビューを果たした「マリオネット」のデビュー曲「マリオネットの恋」。運命の赤い糸に絡まった2人の女性が、ドキドキしながら恋に翻弄されるという曲です。目で見て、耳で聞いて楽しめる、新世代の歌謡曲となっています。

コロナ禍でのデビューとなった2人。配信や無観客でのライブも珍しくなく、アーティストとファンの距離や接し方に変化がみられる中、2人はライブではできない自分たちの良さをSNSなども活用しながら発信したいと話します。


やなせたかし記念館でなじみのある絵本の原画展

「オズのまほうつかい」や「シンデレラ」などなじみのある絵本作品の原画展が「やなせたかし記念館」の詩とメルヘン絵本館で開かれています。

この原画展は、「ひきだしのなかの名作」展と名付けられていて、子どものころ触れた「オズのまほうつかい」や「シンデレラ」など絵本6作品の原画が展示されています。絵本の原画は目にする機会があまりないことから、貴重な原画展です。どの原画も絵の具だけでなく特殊な技法を使って描かれています。

「絵とセルというシートが組み合わされていて、さらにコラージュで柄のある紙とか色紙とかが貼り合わされていて、複数の層になってできた作品です。」(奥野雅子 学芸員)

こちらの原画は、紙ではなく板に描いています。

「木の板にウッドバーニングという技法を使い、電熱ペンで焦がして線を描いている。木目を生かした部分もあるし、絵の具で着色した部分もあって独特の表現になっている。」(奥野雅子 学芸員)

どの原画も作品に寄せる画家の強い思いがしっかり伝わってきます。

「それぞれの作家がさまざまな技法で描いているので、大人も新鮮に楽しめる作品展となっている。」(奥野雅子 学芸員)

「ひきだしのなかの名作展」は高知県香美市の「やなせたかし記念館・詩とメルヘン館」で7月11日まで開かれています。


小学校長恐喝の罪 父親に懲役1年6ヵ月求刑

娘が通う学校の校長に因縁をつけ現金を脅し取ったとして、恐喝の罪に問われている父親の初公判が開かれました。父親は起訴内容を認め、検察官が懲役1年6か月を求刑し、裁判は即日結審しました。

恐喝の罪に問われているのは高知市に住む41歳の父親です。起訴内容によりますと父親は去年11月、娘2人が通う高知市の小学校の校長に子どもへの対応を巡って因縁をつけ、現金4万8000円を脅し取った罪に問われています。

この事件では共謀した元妻も同じ罪に問われていて、元妻は先月の裁判で懲役1年2か月が求刑されています。きょうの初公判で父親は起訴内容を全面的に認めました。検察官は、「およそ2か月にわたり何度も学校に押しかけ怒鳴ったりスリッパを投げつけたりした」と指摘。「被害者が怖がっていることに乗じて金銭を脅し取った執拗かつ悪質な犯行」として、懲役1年6か月を求刑しました。

一方で弁護人は「被告は罪を認めて反省し、被害者への弁償も済ませている。今後は『学校に立ち入らない』『被害を受けた教員らと接触しない』という誓約を高知市教育委員会と交わしている」などと主張し、執行猶予付きの判決を求めました。判決は今月25日(火)に言い渡されます。


人形型ロボットで新しい観光体験

コロナ禍を逆手に取った観光振興の新しいアイディアが生まれています。高知県外にいながらロボットを操作して、実際に高知を旅した気分が味わえる新しい体験企画が行われました。

県観光政策課は、遠方からでも高知観光を体験してもらおうと、去年からデジタル技術を活用した企画を行っています。

きょうはその一環として、忍者をモチーフにした「NIN-NIN」という新しいロボットが登場しました。「NIN-NIN」は人の肩に載せる人形型のロボットです。遠隔操作ができるため、例えば県外に暮らす人がNIN-NINの目が映し出した高知の景色を手元のタブレットに表示したり、NIN-NINを肩に乗せた人と会話が楽しめたりします。

「きょうは仁淀川ですが『よさこい一緒に踊ったらどう?』という提案もあって、ちょっとブレが心配なんですけどそんなのがあっても楽しいですよね。」(職員)

「楽しそうですね!」(参加者)

きょうは、大阪から県出身のペンネーム「マイ」さんが、ガイド役の県職員とやりとりしながら仁淀川の景色を楽しみました。この様子はインスタグラムで生配信され、30分でおよそ700人が視聴。多くのコメントが寄せられました。

「天気が心配だったが、とてもきれいに映像が見られてよかった。友達と一緒に現地を歩いている感じで」(マイさん)

「いろいろな可能性があるのを感じた。高知の景色だけじゃなくて人の温かさにも触れてもらって、機会があれば高知にもきてほしい。」(県観光政策課 藤田直チーフ)

県は今後、「NIN-NIN」を使って個人のニーズに合わせた観光企画に取り組んでいきたいとしています。


人形に感謝 高知市で供養祭

家の中で子どもたちの成長を見届けてきた人形を供養する神事が高知市で執り行われました。

人形供養祭は県内の若手神職でつくる「県神道青年会」が毎年行っています。供養祭には勇ましい5月人形や色鮮やかなひな人形、それにぬいぐるみなど500体が県内から寄せられました。神事では、人形の魂をぬいたあと竹で組まれた炉で焚き上げていきました。子どもの成長を見とどけてきた人形にはその子どもの身代わりをする役目があるといわれていて、役目を終えたあとはそのまま家庭に置かれていることが多いということです。

きょうは、人形店に勤める人も参加し、感謝と慰労を込めて供養していました。供養に寄せられた浄財は県内8つの児童養護施設に寄付されるということです。