KUTVニュース

考える力の伸ばす幼児教育プログラム 高知・南国市

自ら考える力を身につける幼児教育プログラムが、高知県南国市の認定こども園で導入されています。

配られたカードで、野菜や果物、動物といったグループ分けをする子どもたち。南国市の認定こども園ひまわりで園児たちが取り組んでいるのが、「ピグマリオン教育」という幼児教育プログラムです。大阪の幼児教育研究者が考案した教育法で、子どもたちが教えられた通りにできる能力ではなく、自ら学び、考え、課題を解決する力を育てます。ひまわりでは子どもたちに、遊びを通して日本語により親しみを持ってもらおうと、先月、このプログラムを導入しました。高知でこの教育法を推奨している学習教室「ピグマリオンノブレス」が、週に1回、園を訪れていて、きょうは歌や写真を通して、子どもたちが楽しみながら学び、積極的に発言していました、

「楽しかった。動物のやつ」
「面白かった」(子ども)

「どんどん新しいことに関心・興味を持ったり、自分の頭の中で作っていったり、いろんなことを考えたり・・・そういう風にして世の中に貢献できる人になってほしい。」(ピグマリオンノブレス高知教室 足立将一教室長)

ひまわりは「プログラムを通して、イメージを膨らませる力や語彙力を高めてほしい」としています。


「怒り」をコントロールする図書の展示

新年度に入り1か月余りが経ちました。新たな環境で人間関係に悩む人、コロナ禍でのストレスから感情を思わず周りにぶつけてしまったという人もいるのではないでしょうか?こうした中、自分の感情と上手に向き合い、人間関係をより良くするヒントとなる本を集めた展示会が高知市で開かれています。

オーテピア高知図書館では怒りの感情を上手にコントロールする「アンガーマネジメント」をテーマにしたおよそ70冊の本が展示されています。

展示が始まった今月1日からわずか1週間で、およそ20冊の貸し出しがあったということです。展示ブースには職場などで円滑な人間関係を築くための具体的なアンガーマネジメントの方法も紹介されています。

例えば「怒り」の感情を認識した時、6秒間ぐっとこらえること。こうすることで客観的に自分を見ることができ、相手に感情をぶつけることの回避につながると言います。

職場の人間関係において「叱ること」は決して悪いことではなく、相手を信じて向き合い、具体的にどうしたら良いかを伝えることなどが大切です。

「春は新しい人間関係がそれぞれの職場ではじまる季節ですので、現実と自分のこうあるべきというギャップがたくさん生まれてそれが落胆、悲しみ、その感情が実は『怒り』なので、それを上手にマネジメントして、あたたかい人間関係ができるような職場づくりに寄与できればという思いで今回展示をしました。みんなが生き生きと働ける高知県になっていってほしいと感じます。」

「アンガーマネジメント展」はオーテピア高知図書館で今月30日まで開かれています。自分の感情と向き合い、よりよい人間関係を築くヒントとなる本に出会えるかもしれません。


川の水産資源を守ろう 新荘川でアユの放流 高知・須崎市

川の水産資源を守ろうと高知県須崎市の小学生らが新荘川に稚アユを放流しました。体験を通して児童たちは環境への学びを深めていました。

「小雨が降っていますが児童たちは何のその。元気いっぱいアユを放流しています。」(中元アナウンサー)

この取り組みは須崎市と新荘川漁業協同組合が川の水産資源を守ろうと毎年行っています。きょうは須崎市のマスコットキャラクターしんじょう君が見守る中、新荘小学校と上分小学校の1、2年生33人が、新荘川に稚アユ1万2000匹を放流しました。

「元気でいてね」(児童)

(Q.漁協にとってアユとは)
「命そのもの。おらんなったら存続がむずかしい。子供達がアユを放流して帰って来たときに新荘川で遊んでみよかという気持ちになってくれたらうれしい。」(新荘川漁業協働組合 乾 亨組合長)

新荘川ではアユ漁が盛んですが、河鵜に食べられてしまうといった課題があります。稚アユの放流を通して子どもたちは環境への理解を深めていました。

「大きくなって元気に育ってほしい。」(児童)

「アユの気持ちを考えて流した。川や海に汚いものを捨てないようにする。」(児童)

きょうはほかの場所でも漁協が単独で放流を行い、きょう1日で約2万4000匹の稚アユが川に放たれたということです。新荘川では今月11日にも津野町のかわうそ自然公園で稚アユが放流され、今月15日には四万十川上流域とともにアユ漁の第一陣が解禁されます。


高知県が社会福祉法人の申請書を紛失

高知県が社会福祉法人の事業変更に伴う申請書類を紛失していたことが分かりました。書類には議事録を作成した理事の個人名が押印されていたため、県は、個人情報を紛失したとして謝罪しました。

県によりますと紛失したのは社会福祉法人の事業変更に伴って必要となる定款変更の許可申請書です。申請書は去年6月に提出されていましたが担当の男性職員は処理が進んでいないまま、長期休暇に入ったということです。社会福祉法人からは、2回にわたって進捗状況の問い合わせがありましたが確認が出来ない期間が続き、先月になって、男性職員が申請書を紛失していたことが明らかになりました。申請書には理事会などの議事録を作成した社会福祉法人の理事の個人名が押印されていたということです。

県は再発防止策として受理した書類を職員全体が見られるように管理することや休暇中の問い合わせへの対応を見直すことにしています。


高知県警 高齢者事故防止の啓発へ

高齢者が犠牲になる交通死亡事故が多発していることを踏まえ高知県警は、高齢者への啓発活動に一層取り組む方針を確認しました。

県警の調べによりますと、県内では今年に入ってきのうまでに16人が交通事故で命を失っています。このうち13人の高齢者が犠牲となっていて昨年の同じ時期に比べて4人増えています。県警は、きょう交通部長や各警察署の交通課長らによる幹部会議を開催。熊坂隆本部長が、今年度の「高齢者の交通事故抑止対策の推進」について訓示しました。具体的には、高齢者に対する交通安全教育、また夜間の外出時は反射材や明るい服を着用することなど啓発活動に一層力を入れるよう指示しました。

また県警は、ドライバーへの指導取り締まりに向けて今年3月から導入した移動式オービスを活用することや業務のデジタル化を推し進めることを確認しました。