KUTVニュース

新型コロナ 高知県で12日ぶりに感染確認

高知県内ではきょう12日ぶりに新たに新型コロナの感染が確認されました。県は「市中感染が広まっているような状態ではない」としながらも、感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。

新たに感染が確認されたのは、高知市の60代から90代までの女性3人です。このうち80代の女性は、高知市内にある2つの高齢者福祉施設のデイサービスとショートステイサービスの利用者で、先月23日に下痢の症状があり、27日に発熱。きのう、陽性と判明しました。また90代の女性は80代の女性と同じデイサービスの利用者、60代の女性は90代の女性と同居している娘だということです。3人はいずれも酸素投与が必要な中等症で、入院しています。感染確認を受け、県は、2つの高齢者福祉施設の利用者と職員あわせておよそ30人の検査を進めています。

県内ではきのうまでの11日間に新たな感染確認はなく、県はきのう、対応の目安を「感染観察」に引き下げていました。3人の感染確認を受け、県は、「県内で市中感染が広がっている状態ではない」としながらも、引き続き3密を避け、マスクを着用するなど感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。


児童が描く地球33番地の未来

令和3年3月3日は、3並びの桃の節句ですね。この日にちなんで、3が12個並ぶことで知られる高知市の地点「地球33番地」を、広く知ってもらおうと、児童たちの絵画展が始まりました。

高知市江ノ口川のなかにある「地球33番地」は東経や北緯に「3」が12個並ぶ、世界唯一の地点です。明日の3月3日を前に、珍しい地点を広く知ってもらおうと、近くの昭和小学校と江陽小学校に通う3年生が描いた絵画展がきょうからイオンモール高知で始まりました。「地球33番地を世界に発信!」をテーマにした146点の作品には、児童たちの環境に対するメッセージがこもっています。美しくなった川ではカワセミも生息できるようになり、魚が悠々と泳いでいます。3333年3月3日、未来の江ノ口川では緑に囲まれて釣りを楽しむ光景が。こちらは、一枚の中にいまと未来で、見違えるほど川がきれいになった様子が収められています。このほか33番地に遊園地ができる夢の構想が描かれたものもあって、児童たちの江ノ口川に寄せる思いが詰まっています。

この絵画展は今月13日(土)まで開かれています。


「つなぐ、つながる」高知市・災害時の早期復旧支援へ協定

高知市と協定を結んだのは、埼玉県に本社を置く物流大手の丸和運輸機関の関連会社「AZ-COM丸和・支援ネットワーク」と「中四国丸和ロジスティクス」です。

高知市では南海トラフ地震が発生した場合、およそ26万人が250ほどの避難所に避難すると想定されています。このため高知市は2019年度に「物資配送計画」を策定し、国や県、ボランティアから送られてくる支援物資を拠点となる避難所に円滑に届けるための体制づくりをしています。災害時の物資の県内輸送をめぐっては、県と高知県トラック協会が協定を結んでいますが、被災状況によってはトラックやドライバーが不足します。こうしたことから全国規模の物流会社と初めて協定を結ぶことで、より実効性の高い支援が期待できます。

高知市は今後、訓練を重ね、支援体制の強化を図っていく方針です。


「つなぐ、つながる」消防士の使命

栃木県足利市では、先月21日に山火事が発生。これまでに、およそ106万平方メートルが焼けました。火事の発生から9日経ったきのう、足利市は、延焼の可能性がないことを示す「鎮圧」を宣言しています。こうした中、きょう高知市で、高知市南消防署や、地元の消防団による山火事を想定した消火訓練が行われました。住宅街から150メートルほど高い場所にある山林で火が出たという想定です。

「訓練が行われている山には乾燥した落ち葉がたくさん落ちていて、きょうのように風の強い日には一気に燃え広がるおそれもあります。」(尾﨑アナウンサー)

火が出ている場所から貯水槽までは距離があるため、訓練では、複数のポンプを使って水をくみ上げ、消火していきました。

「確実な放水が重要。きょうも少しトラブルがあったが、慌てることなく放水することが大事。」(高知市南消防署 岩井司署長)

また岩井署長は、東日本大震災から10年が経つのを前に、災害時の消防士の使命を力強く語りました。

「高知でも南海トラフ地震が来ることが想定されている。しっかり備えて、できるだけ被害を少なくすることが使命」(高知市南消防署 岩井司署長)

県消防政策課によりますと、県内では今年に入ってから雨があまり降らず空気の乾燥した状態が続き、1月末までに、去年の同じ時期を大きく上回る36件の火事が発生しています。高知市消防局では、あすも筆山で、山火事を想定した消火訓練を行う予定です。


コロナ禍労働に関する無料相談

新型コロナウイルスの影響などで働くことに悩みを抱えている人に応じる高知県労働組合連合会の無料相談窓口が設けられました。

県労連は、雇用契約の節目となるこの時期に無料の「労働相談ホットライン」を開設しています。去年3月には新型コロナによる事業者の休業を受けて「休業手当は支払われるのか」などといった相談が多かったということです。また、去年一年間で雇い止め、賃金や残業代の未払い、ハラスメントなど合わせて200件近くの相談が寄せられたということです。

相談受付は今夜までとなっています。