KUTVニュース

新型コロナ 高知県内で新たに6人の感染確認

新型コロナをめぐり、12日に高知県内で新たに6人の感染が確認されました。このうち4人の感染経路がわかっていません。

新たに感染が確認されたのは、高知市などに住む10代から40代の男女6人で、全員、症状は軽いということです。感染経路が分かっていないのは4人で、このうち中央西福祉保健所管内の40代の女性は、今月7日に発熱や咳などの症状があり、10日、陽性と判明しました。この女性と仕事で接触があった5人が濃厚接触者として検査を受けています。また、感染が確認された高知市の20代の男性はすでに感染が確認されている同僚と一緒に昼食を取っていました。現在、県内で入院が必要な患者は72人、このうち4人が重症、6人が酸素投与が必要な中等症となっています。

これまでに県内で感染が確認された人はあわせて740人となり、県は引き続き感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。


高知県の営業時短要請終了 飲食店対応分かれる

先月16日から出されていた飲食店などへの営業時間短縮要請が、11日で終了しました。高知市の飲食店では通常営業を始めた店がある一方、時短営業を続ける店もあり、対応が分かれています。

県の営業時間短縮要請が11日で終了したことを受けて、高知市のこちらの居酒屋では12日から通常営業を再開。昼過ぎから仕込み作業にあたりました。店では営業時短要請を受けて先月16日から午後8時までの時短営業を開始。感染拡大の影響で大みそかから臨時休業したため、12日が今年最初の営業です。忘年会や新年会のシーズンで年末年始はかき入れ時ですが、今年は予約がほぼない状態に。先月後半の売り上げは営業時短要請が出る前の先月前半と比べ、半分ほどにまで落ち込みました。店の営業は午後5時からですが、開店前からさっそく常連客が訪れていました。店にとってようやく迎えた“年明け”ですが、店主は「まだ気を抜けない」と話します。一方、高知市の観光名所=ひろめ市場は、県の営業時短要請終了後も、今月15日まで独自に午後8時までの時短営業を続けることにしています。県外からの観光客が大勢訪れるひろめ市場。首都圏の1都3県を対象に出された緊急事態宣言や、関西圏での急速な感染拡大の影響を踏まえての対応です。

「望むところではないが、仕方がない。コロナが終息とはいかないまでも、もう少し落ち着いたらいいが。今時点では仕方がない。」(飲食店従業員)

「どうしても県外の感染者の数が多くなっているので、そこはひろめ市場としてはちょっと様子を見た方がいいんじゃないかという所から、金曜日までですけど時短営業を延長しようということに。」(ひろめ市場 浜田泰伸 企画営業部長)

ひろめ市場では「今後の感染状況によってはさらに営業時間の短縮を続ける可能性もある」 ということです。


高知県知事が県民と座談会 都市部の県政課題探る

地域住民との意見交換で高知県の県政課題を探る座談会「濵田が参りました」が高知市で開かれました。防災や性的少数者の人たちを取り巻く現状など、様々な意見が交わされました。

県民座談会「濵田が参りました」は去年6月にスタートし、12日開催の高知市が26か所目です。8人の参加者が、観光振興や情報通信教育、地域での福祉など様々な現状と課題を濵田知事に伝えました。このうち種崎地区の自主防災組織のリーダーは、お年寄りや障がいがある人たちなど、津波からの避難に支援が必要な人たちの個別避難計画の作成状況を説明。災害時だけでなく日ごろからの関係づくりが重要と述べました。

「大切なのは発生時だけでなく日常生活での交流、顔の見える関係作り助け合える地域に」(種崎地区津波防災検討会 黒田則男会長)

また、性的少数者の人たちを支えるNPO団体の代表は、「正しい知識に基づく理解がないと、差別や偏見はなくならない」と述べ、県に教育現場をはじめ、社会全体で考えるための後押しをしてほしいと訴えました。

座談会はまだ県内の市町村を一巡していませんが、濵田知事は今後、さらに踏み込んだ県政課題を探るため、現場の視察なども行っていきたい考えです。


盗撮動画販売で2000万円以上売り上げか

去年、高知県内で女性を盗撮した疑いで逮捕された男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。検察官は冒頭陳述で男は過去にも盗撮で摘発され、その動画をネット販売し、2000万円以上を売り上げていたと指摘しました。

高知県迷惑防止条例違反の罪に問われているのは、土佐市新居の無職、川村真気被告(38)です。起訴内容によりますと、川村被告は去年10月、県内で小型カメラを使って3回にわたり、女性を盗撮した罪に問われています。これまでの調べで川村被告は、カメラを仕込んだトートバッグを盗撮に使用していて、カメラはスマートフォンで操作し、録画できる仕組みになっていたということです。また、バッグの持ち手部分のスイッチを押すとカメラの横のライトが点灯するなど、巧妙に改造されていました。きょうの初公判で川村被告は起訴内容について「違いありません」と全面的に認めました。初公判の中で検察官は、・犯行当日のSDカードに盗撮と思われる画像・動画が77本残っていたこと、・被告は過去にも5回盗撮で摘発されていて、撮影した動画をインターネットで販売し2000万円以上を売り上げていたことなどを指摘しました。

次回の公判は来月4日(木)に開かれる予定です。


現代社会を表現した個展

宿毛市出身の作家による現代美術の個展が高知市のギャラリーで開かれています。情報があふれる現代社会を独自の手法で表現しています。

高知市のギャラリーファウストで開かれているのは、現代美術の作家=SEIGOさんの個展です。宿毛市出身のSEIGOさんはアメリカの大学で美術を学び、現在は国内・海外で展示会を開いています。アクリル絵の具で描かれた絵画には、背景に混乱する現代社会を表現。その中に通る一本の線で希望や夢を表しています。去年制作されたこちらの作品。壁一面におよそ1000枚のCDが張り付けられています。CDは表面がガスバーナーであぶられていて、情報があふれる社会の中で活用されずに捨てられてしまった情報の行く末が表現されています。

「パンデミックな状況で、今僕たちが置かれている状況ってどんなものなのかってことが非常に気になってて、それをアーティストの立場からちょっと見せてみようと。」(SEIGOさん)

個展は今月18日(月)まで高知市のギャラリーファウストで開かれています。