KUTVニュース

高知城天守でひっかき傷見つかる

国の重要文化財に指定されている高知城の天守などに、合わせて27か所のひっかき傷があることが確認されました。警察は文化財保護法違反などの疑いで捜査をしています。

「こちらは高知城の廊下門です。壁にひっかき傷のようなものがつけられています。このひっかき傷は何か所にもつけられていて痛ましい状態となっています。」(清谷記者)

高知県文化財課と高知警察署によりますと、先月25日から今月3日までの間に、高知城の天守や懐徳館、三ノ丸の男子トイレなどに固いもので彫ったような引っかき傷が合わせて27か所確認されました。先月25日、夜間の警備員が3階と6階の天守に6か所のひっかき傷を発見。その後も、次々と同様のひっかき傷が見つかったということです。

「得するものがいないいたずら、特にお城は取り換えがきかないものなので絶対にやめてほしい。見回りや確認を増やすことはできても、やる方はそこの合間をぬってくるので、なかなかいたちごっこなので難しいとは思うがやれることをやるしかない。」(高知城管理事務所 一圓玄一郎所長代理)

県は「たまたま出来た傷ではなく、故意に付けられたもの」と判断し、きょう警察に通報しました。警察は、文化財保護法違反などの疑いで捜査する方針です。


高知市役所に氷彫刻の白鳥

高知市役所にきょう限定で白鳥の氷の彫刻がお目見えし、訪れた人たちを楽しませました。今年が明るい1年になってほしいという願いを込めて市役所にあるレストランの料理長が制作しました。

制作したのは、現代の名工・島田和幸シェフ。市役所内のレストラン「せんだんの木」の料理長を務めています。氷の重さはおよそ130キロ。水道の水を丸2日かけて凍らせたもので、固くて溶けにくく、透明感があるのが特徴です。島田料理長は氷の溶け方やバランスを考えながらノミやチェンソーを使って切れ込みや模様を入れ、作品の台座になるパーツを形作っていきます。その後、市役所の正面玄関に運び込み、昨夜制作した頭と尾のパーツを組み合わせると白鳥の氷の彫刻が完成。高さ1メートル20センチ、横1メートルの大作で、下からライトアップされることで透き通った氷がより一層、煌めいていました。きょうは岡﨑市長も見学に訪れたほか、写真に収めて楽しむ人の姿も見られました。

「去年はコロナ禍で皆さん大変だったので、今年はいい年になるように気合を入れて彫った。明るい年にスワンをイメージして皆が羽ばたいて元気な1年になるように思いをこめた。」(せんだんの木 島田和幸料理長)

作品はきょう限定の展示でしたが、島田料理長は今後も機会があれば氷の彫刻を行いたいと話していました。


水道管の凍結に注意を

氷点下の厳しい冷え込みが予想されるのに伴い、水道管の凍結や破裂に注意が必要です。

高知市上下水道局によりますと、水道管の水が凍結しやすくなる目安の気温は氷点下4度以下ということです。水道管が凍らないよう、予防策を取ってください。主な予防策は2点です。1点目は就寝前に、蛇口からごく少量の水を出してください。起床時まで出し続けて、気温や水道管の状況を確認してください。2点目は、水道管に保温材を巻いてください。

高知市のホームセンターでは、水道管に簡単に巻ける保温材=保温チューブを販売しています。

「これが保温チューブ、ここにパイプを入れる寒さ、風対策になるこれを使わないと、パイプの中の水が凍って水の逃げ場がなくなって折れてしまうことがある。」(ハマート薊野店 岡本茂樹さん)

チューブは太さによって300円から600円ほどで販売されていて、自宅の水道管の長さに合わせてカットし巻きつけます。一方、タオルなどの布を巻くという方法もありますが、店はチューブの使用をすすめています。

「布でやるよりかは、規格としてつくられたもののほうが簡単なのでおすすめです。」(ハマート薊野店 岡本茂樹さん)

店によりますと、水道管が凍結する可能性が高いのは、「日当たりの悪い場所」、「風通しの良い場所」だということで、こういった場所に水道管がある家庭は注意が必要です。

きょう紹介した商品についての問い合わせは、ハマート薊野店0120-037-437までお願いします。万が一、水道管が破裂した場合は、高知市上下水道局管路管理課水道修繕係まで連絡してください。電話番号は088-821-9237です。

また西日本高速道路によりますと、あすから9日土曜日ごろにかけて、西日本の広い範囲で暴風雪や大雪による通行止めの可能性があります。不要不急の利用は控えてください。やむを得ず高速道路を利用するときは、冬用タイヤを装着しタイヤチェーンを携帯してください。ノーマルタイヤでの雪道の走行は、大変危険です。


この冬一番の寒気襲来 山間部中心に大雪のおそれ

高知県内ではあす朝から9日土曜日にかけて山地を中心に大雪のおそれがあります。平地でも積雪となるところがある見込みで、気象台は雪を伴った強風に注意・警戒するよう呼びかけています。

あすから9日にかけて上空およそ1500メートルに氷点下12度以下のこの冬一番の寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となる見込みです。このため県内ではあす朝から昼過ぎにかけてと、あさってから9日土曜日にかけて、山地を中心に大雪となり、平地でも積雪のおそれがあります。

上空の寒気が予想以上に強まった場合、室戸ではあす雪を伴った暴風となる可能性があります。予想される降雪量は、あす夕方6時までの24時間に平地で2センチ、山地で15センチ、その後、あさって夕方6時までの24時間に平地で1センチから5センチ、山地で5センチから10センチ、あさって午後6時からの24時間に平地で5センチから10センチ、山地で10センチから20センチとなっています。

気象台は雪を伴った強風に注意・警戒するよう呼びかけています。また、8日と9日の予想最低気温は高知市で氷点下3℃となっていて、厳しい冷え込みとなる見込みです。