KUTVニュース

新型コロナ 高知県内で新たに7人感染確認・1人死亡

新型コロナウイルスをめぐって、高知県内では新たに7人の感染が確認されました。また、入院中だった患者1人が脳梗塞で死亡しました。

新たに感染が確認されたのは高知市の60代女性職員1人を含む20代から80代までの男女7人です。このうち6人が高知市在住で、1人は香川県から帰省していました。症状の程度は20代から70代までの6人が軽症、80代の女性が酸素投与が必要な中等症だということです。また、7人中6人については一部、家族内での感染の可能性があるものの、感染経路は「不明」です。新たに死亡が発表されたのは高知市在住の60代の男性です。男性は先月21日に濃厚接触者としてPCR検査を行い陽性が判明しましたが、無症状だったことや本人の希望から自宅で待機していました。その後、咳などの症状が出て先月26日に入院。今年に入ってからPCR検査で陰性が確認されましたが、退院前に脳梗塞を発症しきのう午後亡くなりました。県は「直接的な死因は脳梗塞だが、新型コロナとの関与が一定あると推測される」としています。新型コロナをめぐる県内の死者はこれで10人となりました。感染確認は合わせて696人となり、入院が必要な患者は82人、重症患者は5人、中等症患者は13人です。

新型コロナをめぐってはあさって7日に東京都など1都3県に緊急事態宣言が出される見通しで、全国的に感染拡大に歯止めがかからない状況です。


高知県内で高齢者の死亡・重体事故相次ぐ

高知県内ではきょう、高知市と安芸市で交通事故が相次ぎ、1人が死亡、1人が意識不明の重体となっています。県内での死亡事故は今年に入って初めてです。

きょう昼前、安芸市穴内乙の国道55号で安芸市中心部に向かっていた軽乗用車と、芸西村方面に向かっていたトラックが正面衝突しました。この事故で、軽乗用車を運転していた室戸市元甲の久保茂さん(70)が、高知市内の医療機関に搬送されましたが、およそ4時間後に外傷性ショックで死亡しました。トラックを運転していた香川県の30代男性は首を捻挫するけがをしました。軽乗用車の後ろを走っていた車の運転手は、事故直後、「前の車が対向車線にはみ出してトラックと正面衝突した」と警察に通報していて、警察が事故の詳しい原因を調べています。

また、そのおよそ40分後の午後0時半過ぎ、高知市潮見台の市道で原付バイクに乗っていた篠原博章さん(69)が転倒し、意識不明の重体となっています。


高知市卸売市場 初競りに活気

高知市の卸売市場で今年の初競りが行われました。新型コロナの感染拡大が社会経済活動に大きな影響を与える中、参加した事業者は、コロナ禍でも前を向こうと新たな年を歩み始めました。

高知市卸売市場は市場の商売繁盛を祈り、毎年1月5日に初市を行っています。セレモニーでは岡﨑誠也高知市長が、コロナ禍で暮らす市場関係者と事業者にエールを送りました。午前5時半ごろ。高知や沖縄沖で獲れたマグロを目利きの仲買人らが買い求め、場内は活気に溢れました。去年は漁師の数が減少したことに加え、新型コロナ感染拡大の影響で鮮魚の売り上げが大幅に下がったといいます。

「結構安く買えた。ホテル業界はだめだった。今年のマグロは脂が乗って最高だと思う。(Q.今年の目標は?)おいしい魚を売りたい。」(仲買人)

きょうの初市で競りにかけられたマグロはおよそ1トン。外国産のマグロが入荷しなかったため、去年と比べて数が減ったといいます。最も高い値がついたのは高知沖で獲れたキハダマグロで、例年並みの1キロ当たり2100円で競り落とされました。

「初市は鮮魚だけではありません。青果でも開かれているんです。野菜や果物を前にせり人たちの威勢の良い掛け声が飛び交っています。」(中元アナウンサー)

青果の競りでは、旬のいちごやトマトなど色鮮やかな食材が並びました。去年の青果の売り上げは、例年と比べてそれほど下がっていないということですが、競りに参加した事業者にとっては打撃が大きかったといいます。

「いちごとみかんを買った。買い控え、人が出てこない。明るい年にしたい。マスクなしで気楽に生活したい。」
「七草がゆを買った。コロナで野菜が動いていないので負けないように売っていきたい。」(仲買人ら)

事業者たちは去年から新型コロナの影響を受け続けていますが、産業の復興を祈り、前向きに新たな年をスタートさせました。


技研製作所 今年はグローバル化加速へ

高知市の建設関連機器メーカーが、今年の初荷として主力商品を出荷しました。海外での取引が好調で、さらなるグローバル化を目指したい考えです。

初荷のセレモニーを行ったのは高知市の技研製作所です。初荷となったのは環境負荷や工期などを大幅に低減する主力商品「サイレントパイラー」4台で、去年11月に就任した森部慎之助社長は「『科学に裏付けられた確かな建築』という変わらない核を元に、コロナ禍の社会の変化に柔軟に対応する」とあいさつしました。技研グループは5月から、オランダ・アムステルダムにある世界遺産の運河で、護岸改修工事の試験施工を行います。売上の7割を海外でという長期的なビジョンを掲げていて、2021年は、目標達成に向けた大きなあしがかりとなりそうです。

技研製作所は8月までの今期、271億円の売り上げを見込んでいます。およそ2割が海外での売り上げとなる見込みで、引き続き、グローバル化を目指す考えです。