新型コロナの終息を願い、高知市の商店街で書初めパフォーマンスが行われました。
このイベントははりまや橋商店街振興組合が商店街を元気にしようと、毎年開いています。書初めを行ったのは高知市出身の書道家=高野奇峭さんです。
集まった人たちは生き生きとした筆遣いに、見入っていました。高野さんが書いたのは「桜華満笑」。「桜が満開になったら皆で笑顔で花見をして、明るい未来へつなげたい」という思いが込められています。
「なかなかコロナが収まらない。願いを込めて書いたことを感謝しています。」(書初めを見た人)
作品は、あすから今月末まで飾られる予定です。
高知市で、新年最初の日曜市が開かれました。
2021年最初の日曜市。訪れた人たちは、いも天や旬の干し柿などを買い求めていましたが、いつもの賑わいは見られませんでした。
「人が少なく出店数も例年より少ない感じがする。まず店の者が感染しないように気を付けたい。暗い世の中なので明るく商売したい。」(出店者)
高知市によりますとコロナ禍に加え、三が日中の開催ということもあり、店を休む人が多く、去年と比べて出店数が大幅に減少したということです。
毎年、この時期は満車になるという周辺の駐車場も空きが目立ちました。
去年から続く新型コロナの影響で、今年の日曜市は静かにスタートしました。
高知県内で新たに一人が新型コロナで死亡し、死者は9人となりました。感染が確認されたのは11人です。
死亡したのは高知市の70代の男性です。先月22日の入院当初から中等症の状態で、治療を続けていましたが、昨夜、死亡したということです。県内での新型コロナの死者は9人となりました。また、県内では新たに11人の感染が確認されました。帰省中に感染が確認されたケースもあり、11人はいずれも軽症です。
県内では、96人が入院が必要な状態で6人が重症、13人が酸素吸入が必要な中等症となっています。