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新堀川 石垣からわかる身近な歴史

高知市の新堀川では都市計画道路の整備のため護岸の発掘調査が行われています。きょうは調査の中で新たに分かった石垣の構造についての説明会が行われました。

高知市の新堀川では都市計画道路「はりまや町一宮線」の工事に伴って、護岸の石垣の構造や出土品に関する調査が2年前から行われています。調査を担当する県立埋蔵文化財センターは、毎年、調査結果の説明会を一般の参加者を集めて行っています。新堀川の石垣は、江戸時代から明治時代にかけて修復が繰り返されていて、それぞれの時代で石の積み方や材料に違いが見られます。参加した人は調査員による解説を聞きながら、普段は見ることのできない石垣の裏側を見学していました。また、これまでの調査では陶磁器の皿や小瓶のほか、碁石やメンコなど生活用品も見つかっていて、江戸時代後期から明治時代にかけてのものと見られています。

「昔の人の技術はすごいなと思った。(出土品は)よくきれいに残ってるなと思いました」(参加者した人)

「石垣の構造で分かってきたことがあったので市民や県民の方々に見てもらおうと思い開催した。この地域の水運の歴史などが護岸によって分かってくるので石垣を見てもらうことによって、目的や石垣を作った人の気持ちを分かってほしい」(高知県立埋蔵文化財センター 調査員)

石垣の調査は来年3月まで続けられる予定です。