KUTVニュース

空き家リノベーションで活用へ

高知県内3つの企業が空き家のリノベーションを行いました。高知県は、空き家率が全国一位で、活用に向けた今後のモデルケースとして期待されています。

2018年の国の調査によりますと、県内には39万戸の住宅があり、このうち12.8%が空き家だということです。全国で最も高い割合で、災害による倒壊の恐れなどが課題となっています。さらに、高齢化や人口流出などで年々増加しているのが現状です。

こうした中、空き家活用のモデルケースになればと県内企業の「ダイセイ」と「フタガミグループ」、「高知ハウス」は、共同で築60年以上が経った空き家をリノベーションしました。ダイセイが清掃、フタガミグループが設計と施工、高知ハウスが管理と賃貸を担当。それぞれの専門性が生かされていて、もともとの柱や壁も利用し、解放感のある空間に生まれ変わりました。

新型コロナの影響で、東京などの都市部では、地方への関心が高まっています。3社は今後も、空き家をリノベーションして、移住者に貸し、活用を進めていく方針です。

今月11日には、リノベーションされた住宅の見学会が行われます。


高知県内4件が「グッドデザイン賞」

世界4大デザイン賞の一つともいわれる「グッドデザイン賞」。今年度の発表が今月1日に行われ、高知県内では4件が受賞しました。それぞれの評価ポイントを取材しました。

グッドデザイン賞は日本デザイン振興会が優れた製品や建築、サービスなど生活を取り巻く様々な物事に贈る賞です。今年度は全国でおよそ1400件が選ばれ、そのうち、県内では4件が受賞しました。

まずは、越知町で去年6月にオープンした複合型観光拠点「スノーピークかわの駅おち」。自然に溶け込む建物のデザインや、町の魅力を発信する拠点となっていることが総合的に評価されました。

地域の特産品を買い求めたり目の前を流れる仁淀川でカヌーが体験できたりするほか、世界的建築家の隈研吾さんがデザインした「住箱-JYUBAKO-」で宿泊することもできます。

県外から訪れた観光客は。

運営している、アウトドアブランドスノーピークの反応は。

四万十市では、商店街の活性化のために設けられたオープンテラス、「はれのば」が受賞しました。空き地だった場所を活用して飲食店5店が設けられていて、地域の人たちの憩いの場となっています。

災害を巡って県内の建設コンサルタント会社がデザインに携わった「堤防」も評価されました。2012年7月に発生した九州北部豪雨で被害を受けた熊本県で、環境に配慮し、自然の石を用いた堤防を設置。住民が日常的に川に触れ合うことができる河川空間が整備されています。

最後にご紹介するのは、ホームセンターや住宅建築事業を行う南国市の「フタガミ」本社オフィスです。こちらは、もともと建築用の木材を加工する工場でしたが、去年9月にリノベーション。工場の外枠をそのまま残し、中に新しいオフィスをつくるというユニークな手法で建てられていて、およそ50人が勤務しています。

社屋をデザインしたクリエイティブディレクターの間城さんにこだわりのポイントを聞きました。

社員がDIYで仕上げた壁や休憩室のキッチンのほか、木材から椅子、机、ボールペンに至るまで使われているもののほとんどが自社製品です。

仕事に集中するため一言も話しかけてはいけないというルールのもと、壁に囲まれたスペースも設けました。工夫が盛りだくさんです。

古さと新しさ、自然との調和が評価された建築物。高知が世界に誇る「グッドデザイン」となりました。


高知市で釣り人が行方不明

高知市の海岸で釣りをしていたとみられる男性がおとといから行方不明になっています。警察と消防が捜索活動を続けていますが男性はまだ見つかっていません。

行方が分からなくなっているのは高知市長浜の瀬戸直樹さん(41)です。高知南警察署によりますと瀬戸さんは、おととい午後6時半ごろ家族に「釣りに行く」と伝え、乗用車で自宅を出発。夜になっても戻らなかったことからきのう未明、家族が警察に届け出ました。

瀬戸さんは、身長160センチくらいの中肉の体型で、黒髪のスポーツ刈り、黒っぽい服装にジーンズを履いていたということです。現在も警察と消防が捜索を続けていますが、瀬戸さんはまだみつかっていません。

台風14号はあすの夜からあさって未明に県内に最接近する見込みで、警察と消防は状況をみながら慎重に捜索活動を続ける方針です。


KUTV「ろくろう」コラボアイテムは?

高知県出身のフィギュアイラストレーター・デハラユキノリさんと高知市の作業用品販売「ワークウェイ」、テレビ高知は、共同でマスコットキャラクター「ろくろう」をあしらった商品を開発しています。「からふる」では、先月、第一回目の打ち合わせの模様をお伝えしましたが、今回は、アトリエで製作に取り組むデハラさんの表情を取材しました。

キモカワイイ作品で人気のフィギュアイラストレーター、デハラユキノリさん。おしゃれでかっこいい作業用品やユニフォームを販売するワークウェイ。そしてテレビ高知のマスコットキャラクター「ろくろう」の3大コラボ商品開発プロジェクト。Tシャツやパーカー、エコバッグなど、いろんなアイテムを製作することにしていて、きょうは、具体的なデザインについて話し合いました。

一体どんなデザインになるのか、期待が高まります。

クッション的にフィギュアカットカメラがアトリエに入ると、もくもくとデザインのデッサンに取り組むデハラさんの姿が。ははあ。かなり攻めたデザインのろくろうですねー!

取材カメラが気になったようで、その形もデザインのモチーフに。

これまでデハラさんは、「おじさん」をモチーフにしたフィギュアでファンの支持を得てきました。それだけにテレビ高知のマスコットキャラクターでありながら「おじさん」という「ろくろう」をどんな感じのデハラワールドに落とし込むんでしょうか。

頭の中のイメージを一度、形にしようと、紙粘土をこね始めました。

アトリエ取材から1週間が経ちました。デハラさんのイメージが形になったようです。

もうちょっと批判があるかなと思ったんですけどテレビ高知のゆるさがこのノリでいいって言ってくれて安心しました。ここがOKあればこっちも遊べるので楽しみです。

さてさてコラボ商品の開発に向けた取り組みは来月クライマックスを迎えることになりました。いったいどんなアイテムが誕生するのか次回は、そのすべてをお伝えします。


台風14号 暴風と高波に厳重警戒

強い台風14号はあすの夜遅くからあさって未明にかけて高知県内に最接近する見込みです。暴風とうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。

強い台風14号はきょう午後5時には種子島の南東およそ270キロにあって時速15キロで北に進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルです。予報円の中心を通った場合県内にはあすの夜遅くからあさって未明にかけて最も近づく見込みです。

また台風の北上に伴って日本の南にある前線が非常に活発になり、あす夜のはじめごろから非常に激しい雨の降るところがあります。特に室戸市や東洋町で雨量が多くなる見込みです。あす予想される1時間雨量はいずれも多いところで東部で70ミリ中部と西部で50ミリです。あさって午後6時までに予想される24時間雨量はいずれも多いところで東部で200ミリから300ミリ中部と西部で100ミリから200ミリです。

あす以降は海上を中心に非常に強い風が吹く見込みで、あすの最大風速は陸上で18メートルから20メートル、海上で23メートルから25メートルです。台風が遠ざかっても吹き返しの北風が吹くおそれがあり、警戒が必要です。

また波の高さはいずれもうねりを伴って中部で7メートル東部で8メートル西部で9メートル、あさっての波の高さはいずれもうねりを伴って中部で6メートルから8メートル、東部と西部では9メートルの見込みです。

現在県内には、東部と西部に波浪警報が発表されています。気象台はうねりを伴った高波と暴風に厳重に警戒するほか、低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。