KUTVニュース

高知市老人クラブ連合会で横領か

高知市老人クラブ連合会の女性事務局員が連合会の資金から現金を着服していたことがわかり、連合会は女性事務局員を懲戒解雇としました。会計上の残高不足額はおよそ700万円にのぼり、事務局員は少なくとも600万円近い着服を認めているということです。

懲戒解雇となったのは高知市老人クラブ連合会に勤務していた49歳の女性事務局員です。連合会によりますと今年8月、銀行口座を確認したところ、残高が大幅に減っていることがわかり、経理を一人で担当していた事務局員に事情を聴いたところ、着服を認めたということです。確認された着服額はおよそ600万円で、さらにおよそ100万円の不明金も発生しています。

連合会の資金は1961年の結成以降、クラブの会費やバザーの売り上げなどを貯めた自主財源と、高知市からの委託料でまかなわれています。不明金の700万円は自主財源のおよそ7割にあたるということです。

事務局員は着服した現金を生活費などに充てていたとみられ、連合会はきのう付けで事務局員を懲戒解雇。今後、業務上横領の疑いで警察に告訴する方針です。


みんなで作り上げた花火大会 高知・日高村

インターネット上で資金を集めた新しい形の花火大会が昨夜、高知県日高村で開かれました。花火の様子はインターネットで生配信され、みんなで作り上げた心温まる大会となりました。

日高村の仁淀川河川敷で開かれた花火大会。高知市で美容師として働く小笠原和也さん(25)が企画しました。

「よさこいの中止だったり色んなイベントが中止になったときに、なんかブルーな投稿をSNSで見るようになったので、自分にみんなが元気になれることができないかと思って思いついたのが夏といえばやっぱり花火かなと思って、花火大会をやろうと思いました。」(小笠原和也さん)

花火大会はインターネット上で資金を集めて開かれ、目標の130万円は20日で達成。最終的には2か月あまりで180万円以上が高知を中心に全国から集まりました。昨夜は合わせて360発が打ち上げられ、特典として出資者がデザインしたおよそ80発の花火も夜空を彩りました。

打ち上げの様子はインターネットで配信され、花火と共に10チームのよさこい演舞の動画も披露。盛り上がる高知の夏がインターネット上で再現されました。

「いつもだったら花火が上がってきれいだなっていうところで終わっちゃうんですけど、今回は自分たちも参加したっていうところが今までの花火大会と違って、コロナだからこそ人とのつながりを感じられたような気がしてすごくいいイベントだったなと思います。」(出資した人)

「本当に色々なつながりがあってこの企画ができたので本当につながりでしかないですね。この企画が色々な人の、高知だけじゃなくて高知の人もそうだし県外の人でも高知を思ってくれる人が、そのみんなで作った企画なのでもう本当に嬉しいです。本当にやってよかったです。」(小笠原さん)

これまでになかった「みんなで作り上げる」花火大会。大勢の人がつながるきっかけとなりました。


高齢者のインフルエンザ予防接種無料に

きょうからインフルエンザの予防接種が始まりました。今年は新型コロナとインフルエンザが同時に流行する可能性があることを受け、高知県は、高齢者を対象に無料で予防接種ができるよう助成しています。

毎年、10月1日から始まるインフルエンザの予防接種。今年は新型コロナとインフルエンザが同時に流行する可能性があることから、県は、特に重症化しやすい高齢者を対象に、予防接種の費用を助成することとしました。これにより、去年までは最大1100円の自己負担金が必要でしたが、今年は65歳以上の高齢者は無料で予防接種を受けることができます。

高知市にある潮江高橋病院では、高齢者のワクチン接種が例年より増えると見込み、例年の1.5倍にあたるワクチンを用意しました。きょうは、さっそく予防接種を受けに来た人の姿が見られました。

「(予防接種により重症化を防げることは)えいことよね」
「できる予防を最大限やっておいたほうがいいと思う。リスク軽減が一番。周りの人を守る意味でも受けるべき。」(70代の女性と付き添いの姪)

「同時流行が懸念される中、インフルの重症化防ぎ入館患者減らすための対策。ワクチン接種は重症化の予防期待されるのでリスク高い高齢者には接種していただければ。」(潮江高橋病院 髙橋重信医師)

高齢者が無料で予防接種を受けられるのは12月31日までです。


GoToトラベル東京追加・地域クーポンも利用開始

政府の観光振興策「GoToトラベル」キャンペーンにきょうから東京が追加されたほか、旅行先などで使える「地域共通クーポン」も、利用できるようになりました。キャンペーンの参加店舗は期待を膨らませながらも、感染防止策を徹底したいと話しています。

「GoToトラベル」キャンペーンは、東京を除外して7月末に始まりましたが、きょうから東京を発着する旅行も加わり、対象地域は全国となりました。

高知龍馬空港には、「観光で東京行く」という人はほとんどおらず、大半はビジネス客でした。航空各社によりますと、きょうの東京便の搭乗率は5割ほどで、きのうまでとほとんど変わらないということです。一方で、GoToトラベル東京追加を機に高知に来たという人も・・・

「羽田から来ました。足摺、室戸、高知市も行きます。」
「お金は関係ないがラッキーです。」

「GoToを使って高知でゴルフをしに来ました。非常に良いコースなんで食べ物もおいしいし気に入ってます。1月に来てそれ以来。東京以外に行くことは難しかったので楽しみ。」

日本航空ではあす東京から高知に来る最終便が満席になっているということです。高知市観光協会は、観光客の増加を見込み、空港などでマスクを配布することにしています。

また、「GoToトラベル」キャンペーンで利用できる「地域共通クーポン」の利用もきょうから始まっています。「地域共通クーポン」は旅行代金の15パーセント相当が1000円単位で発行され、旅行先と旅行先に隣接する都道府県の参加店舗で使用できます。

「例えば私が4人で愛知に旅行に行くとして代金が約6万円。15%にあたる9000円分の地域共通クーポンがもらえます。愛知とその近隣の県で使えます。」(尾﨑アナウンサー)

クーポンは紙と電子の2種類があり、土産物店やレストランのほか、タクシーなどでも使うことができます。

高知を代表する観光名所=桂浜です。周辺の土産物店もキャンペーンに参加しています。

「参加店舗は『GoToトラベル』キャンペーンのホームページで確認できます。こちらはマークがあるので利用できますね。」(尾﨑アナウンサー)

店では、午後4時までにクーポンの利用はなかったということですが、クーポンを使えるかどうかの問い合わせが増えているということです。

龍馬の浜茶屋田中誠総支配人「今の時期は修学旅行が多い。客が来てくれないと厳しいので対策施して営業したい。」

こちらの店では、紙と電子両方のクーポンが使えます。店にはきのう、ポスターなどが届いたということです。

「マニュアルを従業員に教えるのが大変。少しでも安心して使ってもらえるよう覚えないといけないなと思う。店に対しての保障よりも経済を循環させるほうが大事。保障があってもそれだけで店の維持は難しいので売り上げにつながる施策は助かる。」(お好み焼きはこべ 小林紀一郎取締役)

参加店舗はキャンペーンに期待しつつも、増加する人の往来が感染拡大を生まないよう防止対策につとめたいとしています。