KUTVニュース

来年度開校 高知国際高校で体験入学

来年度開校する高知国際高校で先週、進学を希望する中学3年生を対象にした体験入学が行われました。高知県内全域から340人ほどが参加し、特色ある学びを体験しました。

高知国際高校は高知西高校と高知南高校が統合し、来年4月に高知市に開校する新しい学校です。先週、2日間の日程で体験入学が行われ、県内全域の65の中学校から合わせて340人ほどが参加しました。はじめに森本民之助校長が「郷土を大切にし、地球という舞台で活躍できる人材を育てたい」と教育方針を語りました。その後、生徒は教科に分かれて授業を体験。高知国際高校は「学び方を学ぶ」学校をコンセプトに掲げています。与えられた課題の答えを出すだけではなく、その過程を重要視しています。理科の授業では実験を通して「人と協働するスキル」を養う訓練が行われました。

「みんながこぼしたりしたときに雑巾を渡したりして助け合いができたと思います。」
「中学校でしていない細かいところまで教えてくれるので、好きだったものにもっと興味が深まるかなと思ったので 期待しています。」(生徒)

高知国際高校は普通科・グローバル科があり来年4月には1期生280人が入学する予定です。


高知県黒潮町長選挙 新人2人が立候補

前町長の任期途中の辞職に伴う高知県黒潮町長選挙がきょう告示され、新人2人が立候補しました。

黒潮町長選挙に立候補したのは届け出順に町の元情報防災課長 松本敏郎候補(64)と中土佐町の会社社長 小田々豊候補(65)のいずれも無所属の新人2人です。

松本候補は南海トラフ地震や新型コロナ対策など、危機管理に力を入れるとし、町民と一緒に災害に強い町づくりを進め、産業の振興や地域福祉の充実を図るなどと訴えています。

小田々候補は人口を増やす政策やIT技術を活用した産業振興、また、自主財源を増やすといった財政改革を掲げていて、黒潮町を日本一元気な町にしたいなどと訴えています。

立候補の届け出は午後5時で締め切られ、新人2人による一騎打ちの選挙戦が決まりました。投票は来月4日に行われ、即日開票されます。


高速バスのコロナ対策を公開

高知発着の高速バスなどを運行するジェイアール四国バスが、新型コロナウイルス感染防止のため今月から新たな取り組みを始め、きょう報道陣に車内を公開しました。

ジェイアール四国バスは高知と岡山、京阪神などを結ぶ高速バス6路線を運行していますが、新型コロナウイルスの影響で4月から一部の路線を運休。乗客数も通常の3割程度と厳しい状況が続いています。そんな中、これからの行楽シーズンに大勢の人たちに安心してバスを利用してほしいと、これまで実施していた車内での手指消毒やマスク着用などに加え、今月から新たな取り組みを始めました。座席の間には抗菌加工された飛沫防止カーテンを設置したほか、床や天井は、数年間効果が持続するといわれる抗菌剤でコーティング。ウイルスを殺菌する効果が期待できる機器を設置したり、乗客が直接ふれる車内の手すりなどは毎回アルコールで除菌したりするなど感染防止対策を徹底します。乗降口には乗車券の回収箱を設置していて、乗務員と客が接触する機会を減らす工夫も施されています。

「少しでも安心して利用してもらえるように(対策に)力をいれたので、ぜひ利用してもらえれば」(ジェイアール四国バス安全推進部 宮武賢一車両課長)

ジェイアール四国バスではGo Toトラベルキャンペーンにより、旅行代金が実質半額になる日帰りバスツアーを企画しているほか、西日本エリアの高速バスが9800円で5日間乗り放題になるきっぷを来月1日から1500枚限定で販売する予定で、利用客の増加につなげたい考えです。


飲酒運転の危険性を疑似体験

高知県内ではことし飲酒運転が絡む事故が後を絶たない状況で、きのうまでに4人が犠牲になっています。きょう高知市で飲酒運転の危険性を学ぶ講習会が開かれ、参加したドライバーは、安全運転の大切さを改めて感じていました。

この講習会は、県内のドライバーの安全意識と運転能力の向上を目的に、高知南警察署が開きました。参加者は、時速40キロで走行中に急ブレーキを踏む実験を行い、車が停止するまでにどれくらいの距離が必要なのかを体験。危険を感じたら、早めにブレーキを踏む必要があることを学んでいました。

また追突防止のための自動ブレーキ装置が搭載された車への試乗や、追突事故の衝撃を体験する実験も行われました。

そして、県内で後を絶たない飲酒運転の危険性を学ぶ実験です。酒に酔っている時の視界を再現したゴーグルを着用し、車を運転します。視野が狭くなり、平衡感覚が鈍ったような感じになります。

「夜間の泥酔状態を再現したゴーグルで車を運転します。車内のものとの距離感が普段と全く違いますね。シフトレバーは…ここですね。レバー横の文字も見えない」(尾﨑アナウンサー)

この状態で、一般的な国道とほぼ同じ幅のコースを走ります。

「アルコールを飲むことで運転の基本である認知・判断・操作ができなくなる」(松倉交通課長)

「コーンに当たりそうなのかどうかもわからなくて怖い」(尾﨑アナウンサー)

そして、バックでの駐車です。

「後ろも全く見えませんね。感覚で運転している状態…」(尾﨑アナウンサー)

「あっ!」(松倉交通課長)

コーンに衝突してしまいました。もう一度、停め直します。

「私の感覚では問題ないはずですが…」(尾﨑アナウンサー)

「見てもらえばわかるが、まっすぐ停められていない。」(松倉交通課長)

距離の感覚をつかめていないことがわかります。

「何も見えない中、感覚だけで運転する危険な状態。酒が入れば判断力もより鈍ってさらに危険だと思う。」(尾﨑アナウンサー)

参加者も飲酒運転を疑似体験し、その恐ろしさを感じていました。

「駐車は距離感が全くわからない。何とか入ったが実際 思ったところと位置も違った。横で警察官が言ってくれるので何とか走りましたが1人ならぶつかっている。乗れるもんじゃない絶対だめ。」(参加者)

飲酒運転をめぐり、県内では今年13件の人身事故が発生、4人が死亡、16人がけがをしています。去年の同じ時期と比べても件数・死者ともに増加。県警は新型コロナの影響で自宅で酒を飲む機会が増えたことが原因のひとつと考えています。

「飲酒運転は運転手が厳しく罰せられるだけでなく、車の提供者、同乗者、酒の提供者も罰せられる。それだけでなく被害者・家族の人生を大きく狂わせることになる。飲酒運転は絶対にダメです。県民1人1人がしないさせない ことを徹底して撲滅を目指す」(高知南警察署交通課 松倉由典課長)

これから酒を飲む機会が増える年末に向けて県警は飲酒運転の取り締まりをより強化する方針です。


土佐塾中・高校に学びの新コース

来年4月、土佐塾中・高校に新しい学びのコースが誕生します。新たなコースでは世界で活躍できる人材の育成を目指し実践的な国際教育も行われます。その開設を前に実際に行われる授業を体験できる国際交流イベントが行われました。

来年4月、土佐塾中・高校に開設される「まなび創造コース」はSTEAM教育を中心に生徒1人ひとりに合わせた学習環境が提供されます。STEAMとは科学、技術、工学、芸術、数学の5つの頭文字を組み合わせた造語で、様々な分野を横断しながら自ら解決する力を持った人材の育成を目指します。

「先生が前に立って教える、それを覚えていく、というのではなくて、自分たちでテーマを見つけたりとかして失敗もしつつ、そこで少しづつ前進して、成長していける授業をしたい。」(土佐塾中・高等学校 草鹿広副校長)

新コースでは、実践的な国際教育も行われます。先週土曜には小学生と保護者を招き実際に行われる授業を体験できるイベントが行われました。

「日本では焼き餃子の食べ方が多いです。中国は、焼き餃子以外に色々な食べ方があります。」(中国からの留学生)

プレゼンテーション形式で授業を行ったのは龍馬学園 国際デザイン・ビューティカレッジで日本語を学ぶ留学生です。留学生たちは衣装や料理、観光名所などそれぞれの国の特色を写真やイラストを交え紹介していました。

「発表は緊張しました。でも良かったです。」
「色々なことを話して、子どもたちの話もよく聞けて面白かったです。」(留学生たち)

体験した小学生は、留学生とのふれあいを通して新しい学びの形に興味を持った様子でした。

「このコースの、自分で自由に勉強ができるところに興味を持ちました。」(小学生)
(Q.新しいコースに入りたいと思う?)「思いました。」

新しい学びを求めて、県外から参加した人も。

「偏差値がどうとか有名大学がどうとか、そういう教育はもう古いかなと思っているので、自分で考えて自分で行動できるよう力をつけてほしい。」(徳島から参加した親)

一方で、新しい学習のあり方に期待を寄せながらも、不安を抱く保護者もいます。

「少し、新しいコースなのでその辺がちょっと不安なところもあるんですけど、期待もあります。」(佐川から参加した親)

「これからの生徒たちに求めることを、私たち自身も、不安ももちろんあるんですけど、不安もありながらも、そこのチャレンジを楽しむというか、やりながら一緒に作っていくっていう、そういう所で示していければと考えています。(草鹿副校長)

「まなび創造コース」の入学試験は来年2月に行われます。試験内容は動画の作成とオンライン面接で県内初のオンライン入試となります。