KUTVニュース

中土佐町で見つけた秋の味覚

本格的な「食欲の秋」の訪れです。この季節にぴったりな秋の味覚を高知県中土佐町で探してきました。

まず訪れたのは久礼大正町市場です。市場に入ってすぐの青果店には、梨やぶどう、松茸の仲間の早松など、秋の味覚がずらりと並んでいます。

「きのうおとついから生え始めた早松、地元の早松と、やっぱりこの水晶文旦、それから新高梨がちょっと遅れているので、あと1週間から10日くらいしたら新高梨に変わります、これがうちの一番売れどころ。」(松沢青果店 松沢章夫さん)

その中には栗も並んでいます。今年は長雨や台風の影響でとれる量が少ないといいます。

「今年は栗がちょっと少ない。農家さんに聞いたらぽたぽた木から落ちたと。量は去年からいうと少ない。味は満点。」(松沢青果店 松沢章夫さん)

久礼大正町市場には、新鮮な魚を求めて県内外から大勢の人が訪れます。きょうもシーズンが終わりに近づいたメジカの新子を食べようと、鮮魚店には行列ができていました。

鮮魚店の店主によりますと、今はメジカの新子と戻りガツオの両方が楽しめる時期だということです。

「戻りガツオも今年は順調に、1週間くらい前から取れ始めてまだシーズンの入り口だからこれから油がどんどん乗り始めていくところだけど量は安定してます。」(田中鮮魚店 田中隆博社長)

また、今年ならではの思わぬ影響もあるといいます。

続いてはスイーツです。道の駅なかとさにあるこちらのカフェでは、秋の味覚をふんだんに使ったケーキが販売されています。中でもこちらの「秋のごろごろタルト」は、栗やサツマイモ、カボチャが「ごろっと」入っていて、ほくほくとした食感が楽しめます。季節限定のケーキは11月ごろまで販売される予定です。

中土佐町では、秋に久礼八幡宮で祭りが開かれ、大勢の人が訪れます。中でも巨大な松明を運ぶ行事が有名ですが、今年は新型コロナのため中止に。祭りは境内の中での神事を中心に行われ、粛々とした秋になりそうです。


高知ユナイテッドSC 宿毛市にファン850人

JFL“日本フットボールリーグ”の「高知ユナイテッドSC」は、きのう初めて宿毛市でホーム戦を行いました。スタンドには、地元の子どもたちをはじめ850人のファンが詰め掛けましたが、今シーズン悲願の初勝利とは、なりませんでした。

汗ばむような暑さとなったきのうの宿毛市。今季からJFLに戦いの場を移している高知ユナイテッドSCは、宿毛市総合運動公園の陸上競技場で初めてとなるホーム戦に臨みました。この競技場は5000人余りの観客を収容できる施設です。通常、無料となっている小学生以下の子どもたちに加え、幡多地域の中学と高校、合わせて34校の生徒も無料で招待され、スタンドには850人の観客が詰め掛けました。

「高知ユナイテッドSC」は三重県鈴鹿市の「鈴鹿ポイントゲッターズ」と対戦。試合は、後半、ユナイテッドの赤星が先行してゴールを奪いましたがすぐさま追いつかれ、同点に。その後、緊張感溢れる展開が続く中、ユナイテッドが均衡を破ります。4番松本のコーナーキック。はじかれたボールを田口から横竹がワンタッチ。そして藤崎。

今シーズン初の勝利を誰もが信じていたところ試合終了直前にまさかの展開が。「鈴鹿」に同点ゴールを決られます。その直後、無情にもゲームセットのホイッスルが鳴り響き、ユナイテッドの初勝利は、またもや持越しとなりました。

先制ゴールを決めた赤星選手に笑顔はありませんでした。


南海トラフ地震想定で合同訓練

南海トラフ地震による津波で、長期浸水が想定されている高知市。迅速な救助・救出活動を行うため警察や自衛隊、消防などによる大規模訓練が行われました。

南海トラフ地震の津波を想定し合同訓練を行ったのは、高知県警と香川県警、高知市消防局、高知海上保安部、陸上自衛隊、およそ120人です。合同訓練は、東日本大震災をきっかけに行われています。高知市は、最大およそ16メートルの津波による長期浸水で、およそ2万8千人の救助救出が想定されています。今日の訓練は、今年策定された「高知市救助救出計画」に沿って、実施。およそ200メートル離れた島を津波避難タワーに見立て、地震発生から4日後、タワーを含めた周辺に35人の要救助者が孤立しているという想定で行われました。

まず、高知県警のヘリコプターがタワーに近づき、情報収集を行います。その映像で現場の状況を指揮班が確認し、ヘリやボートによる救助計画を立て、現場に伝えます。

また、今回は津波避難タワーに、新型コロナウイルスの感染の疑いがある要救助者がいることが想定されました。今年初めて、県外からの参加となった香川県警は防護服やゴーグルを装着した救助隊員がヘリからつり上げ救助を行いました。

指揮班は、無線から次々に飛び込んでくる情報を把握するとともに、ヘリからの映像も確認したうえで迅速に救助活動ができるよう情報を整理しました。

訓練で得た課題は、参加機関や行政と共有し、今後に生かしていきたいとしています。


直七チューハイ 今年も全国へ

高知県宿毛市特産のすだちの一種「直七」の果汁を使った缶チューハイが来月から全国で販売されることになりました。

宿毛市特産の「直七」は「幻のかんきつ」ともいわれるすだちの一種で、アサヒビールは、直七の果汁を使った缶チューハイを3年前から毎年冬に全国で販売しています。今年は直七の旬の時期に合わせ、来月から販売することになり、アサヒビールの担当者と直七の生産者がきょう濵田知事に完成を報告しました。

生産者の三松義高さんによりますと、今年は夏場の気温が高く雨が少なかったため実の生育が遅れたものの、品質は例年通りに仕上がっているということです。また缶チューハイには、搾ってから24時間以内の果汁を使っていて、直七本来のさわやかな香りとまろやかな酸味を楽しむことができます。

直七の缶チューハイは来月6日から、期間限定で年内いっぱいをめどに全国の量販店や酒店で販売されます。