KUTVニュース

秋分の日 高知は「真夏日」

22日は二十四節気の一つで、残暑も弱まるとされる「秋分」です。ところが高知県内では22日、真夏日を観測。仁淀川では川遊びをする家族が連休最終日を楽しんでいました。

22日は二十四節気の一つ「秋分」です。秋の彼岸の中日で残暑も弱まるころとされています。

県内各地の最高気温は高知で30.5℃、安芸で30.0℃、後免で29.7℃県内2カ所で真夏日を観測し9月上旬の暑さになりました。

この暑さの中、キャンプの定番スポット=いの町の仁淀川では川遊びをする家族連れらが訪れ、4連休の最終日を満喫していました。

県内は23日から24日にかけて台風12号の接近による強風と前線による雨で天気が崩れる見通しです。


黒岩の「新高梨」今週初出荷へ

新高梨がおいしいことで知られる高知県佐川町では、今シーズンの初出荷が24日に迫りました。

佐川町にある黒岩地区では、19軒の農家が新高梨を作っています。その1人が、毎年5万個を育てている横畠宏幸さんです。今シーズンの初出荷が24日に迫りました。

この夏の猛暑で収穫量が半減してしまった産地があるということですが、黒岩地区は山間で、他の産地よりも気温が低いため、例年通りの量が実りました。

順調に、大きく育った新高梨。半分に割ってみると。

今年は、量のみならず味も順調で、例年通りのおいしさに仕上がったということです。

黒岩地区の出荷は24日の予定で、県内の量販店に並びます。


「車いす避難」を学ぶ

災害から避難する際、高齢者らの命をいかに守るべきか。車いすを用いた避難を支援する人々を養成しようという講座が21日に高知市で開かれました。

徳島文理大学では、災害時に車いすを使った避難を促す支援者を養成しようと講座を開いています。大学によりますと、寝たきりなど、重度の介護を必要としている高齢者らと暮らす家族を対象にしたアンケートで61.5%が、「1人では助けられない」ことを理由に「避難しない・できない」と答えています。このため大学側は、車いす避難に関する知識を地域で広めることが重要だととらえています。21日の講座では、瓦礫の上を通る場合、前輪を浮かしながら、なるべく複数の人々で協力しながら持ち上げるなどしないと避難が困難だと説明しました。

大学は今後、各地で講座を開き、地域防災力を高めたいと話しています。


いまが一番危ない!スズメバチ駆除

スズメバチへの注意が必要な時期を迎えています。刺されると死に至ることもあるスズメバチを駆除する「ハンター」に密着し、駆除の様子から身を守る方法などを取材しました。

民家の軒先に作られた大きな巣。厳しい暑さがやわらぐこれからの時期は、スズメバチが狂暴になるため特に注意が必要です。

刺されると死に至ることもあるスズメバチ。危険なスズメバチを駆除する「ハンター」に密着しました。

高知県南国市の害虫駆除業者「サンノック」。代表の乾登貴さんはこの道20年以上のベテランで、毎年この時期には150件ほどの駆除依頼があり特に忙しいといいます。

ただ今年は梅雨が長く雨の量も多かったため、水に弱いスズメバチの巣は大きくはならず、小さめの傾向があるといいます。

しかし、この日駆除の依頼があった民家の軒先には大きな巣が。

巣の主はキイロスズメバチで、巣に近づいただけで攻撃してくるほど狂暴です。乾さんによりますと、こちらの巣は「今シーズン最大のサイズ」で、巣の中には1000匹のハチがいることもあるといいます。

慎重に駆除し、巣を持ってくるのも一苦労です。

乾さんが次にやってきたのは、JR後免駅。ここにスズメバチの巣があるということですが…

そう言いながら、駅に隣接する駐輪場を進んでいきます。しばらく歩くと…

駐輪場の横の茂みの中。よーく目を凝らして見ると…ありました、コガタスズメバチの巣です!こんな所にも巣を作ります。

コガタスズメバチは攻撃性が低いため巣の存在に気付かないことが多く、うっかり巣に近づいて刺激を与えてしまうと一斉に攻撃してくるといいます。

こちらも、さっそく駆除。大勢の人たちが利用する駐輪場のすぐそばにあり、いつ誰が刺されてもおかしくない状況でした。

ハチの毒針に刺されると「アナフィラキーショック」を引き起こし、呼吸困難や心肺停止に陥ることもあります。厚生労働省によりますと、毎年全国で20人前後がハチに刺されて死亡しています。

危険なスズメバチに遭遇してしまった時は、「手で払わない」ことが重要だということです。

乾さんは、「最近では秋になっても気温が下がらずハチの活動が活発で、11月に入っても駆除の依頼がある」と話します。狂暴なスズメバチに対して、これからしばらくは注意が必要です。